看護師の退職理由について厚生労働省と神奈川県のデータをまとめているページです。
2010年では、看護師の退職理由は「出産・育児のため退職」「結婚のため退職」となっていますが、2017年に神奈川県が行った調査によると、「転職のため退職」「体調不良での退職」が上位を占める結果となっております。
2017年のデータは神奈川県のものであり、比較できるものではありませんが、看護師不足、ハードな職場環境が顕著になった結果となっております。
他の都道府県に勤務する看護師も同じような状況になっていることが考えられます。
2020年現在は、新型コロナウイルス感染症の影響により、転職や体調不良、看護師職以外に転職が今後増えてくることが推測されます。
以下、集計に利用したデータをまとめています。
2017年看護職員就業実態調査(神奈川県)
神奈川県で行われた、県内の病院に勤務する看護職員の就業状況を2017年4月1日から2018年3月31日までの集計結果が発表されました。
2017年の看護職員就業実態調査(神奈川県)では、1位が「転職のため退職」、2位が「体調不良での退職」、3位が「結婚のため退職」という結果となりました。
【調査方法】
- 調査元:神奈川県(看護職員就業状況等実態調査)
- 日時:2017年4月1日~2018年3月31日
- 回答数:5,509人
2010年の看護職員就業状況等実態調査
厚生労働省医政局看護課が行った2010年(平成22年度)の看護職員就業状況等実態調査では、以下のような退職理由調査が出ています。
看護師は職業柄、女性の比率が多く、1位は「出産・育児のため退職」となり、2位は「結婚のため退職」、3位は「他施設への興味のため退職」となっています。
【調査方法】
- 調査元:厚生労働省(看護職員就業状況等実態調査)
- 日時:2010年12月1日
- 回答数:11,999人