救命救急センター(3次救急)・救急外来で働く看護師の仕事内容と転職注意点
救命救急センターや高度救命救急センターは、救急指定病院の中でも3次救急となり、24時間体制で最も高度な救命救急医療を提供する看護師の職場です。
このページでは、看護師転職前に知りたい救急指定病院と救命救急センターについて、働く看護師の仕事内容、転職する看護師のメリット・デメリット、救命救急センター(3次救急)・救急外来に向いている看護師、救命救急センター(3次救急)への看護師転職での確認・注意点を説明していきます。
執筆・監修当サイトを運営する株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。国家資格であるキャリアコンサルタント資格も取得。
- エリア:大阪府在住
- 保有資格:看護師
- 施設経験:府立病院、クリニック、総合病院
- 専門分野:消化器外科、脳外科、泌尿器科、代謝内科、ER(救急外来)
済生会系列の病院で3年、その後クリニックで2年勤務しながら派遣看護師として企業検診・デイなどの施設をメインに活動。現在はERに6年勤務しながら、看護師ライターとして活動中。また、ママ看護師として働きやすい職場環境についてなどリアルな意見を記載していきます。
看護師転職前に知りたい救急指定病院と救命救急センター
看護師が転職前に知っておきたい救急指定病院(1次救急・2次救急・3次救急)と救命救急センターについて解説していきます。
救急指定病院(1次救急・2次救急・3次救急)とは?
救急指定病院とは、消防法2条9項による「救急病院等を定める省令」で定められている病院となります。
また、都道府県ごとに作成される医療計画書に基づき、上画像のように3段階の医療体制に分かれており「1次救急(初期救急)」「2次救急」「3次救急」となり、3次救急に行くほど、患者の症状は重くなり、緊急性が高くなります。
3次救急 | 24時間体制で最も高度な救命救急医療を提供 (例:救急医療センター、高度救命救急センター 等) |
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2次救急 | 入院や手術を要する重症患者に24時間体制で対応 (例:病院群輪番制、共同利用型病院方式 等) |
1次救急(初期救急) | 入院や手術を伴わない医療・軽症患者の外来診療 (例:かかりつけ医、休日・夜間救急診療所 等) |
1次救急、2次救急、3次救急の違いは、「受け入れ患者の症状の度合い、緊急性」「来院方法」「受け入れ医療機関」「対応している診療」などが異なります。
以下でさらに詳しく説明していきます。
救急指定病院の認定・指定要件救急指定病院の認定・指定要件について
救急指定病院の認定には、開設者が都道府県知事に対して救急業務に協力する旨を申し出た医療機関の中で、医療法第30条の4第1項に規定する「医療計画の内容」「医療機関の所在地域における救急業務の対象となる傷病者の発生状況等」を踏まえて決められます。
救急指定病院は具体的に、以下の指定要件が決められています。
- 救急医療について相当の知識及び経験を有する医師が常時診療に従事していること
- エックス線装置、心電計、輸血及び輸液のための設備その他救急医療を行うために必要な施設及び設備を有すること
- 救急隊による傷病者の搬送に容易な場所に所在し、かつ、傷病者の搬入に適した構造設備を有すること
- 救急医療を要する傷病者のための専用病床又は当該傷病者のために優先的に使用される病床を有すること
1次救急(初期救急):入院や手術を伴わない医療・軽症患者の外来診療
受け入れ患者の症状 | 軽症患者 |
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受け入れ患者の緊急性 | 低い |
体制 | 休日対応 (診療時間が決められている) |
来院方法 | 患者自身で来院 |
医療機関 配置 | ・在宅当番制 ・休日・夜間救急診療所、休日夜間患者センター等 |
1次救急は初期救急とも言い、軽症で緊急性が低い、入院の必要がない帰宅可能な軽症患者に対して行う救急医療であり、患者自身で来院します。
患者の容態や必要に応じて2次救急以上の医療機関の案内も行います。
都道府県に設置されている「休日・夜間救急診療所」や「休日夜間患者センター」、「救急指定を受けている地域の開業医」又は「病院」などが在宅当番制で対応します。
2次救急:入院や手術を要する重症患者に24時間体制で対応
受け入れ患者の症状 | 重症患者 |
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受け入れ患者の緊急性 | 高い |
体制 | 24時間・365日体制 |
来院方法 | 救急車での搬送 |
医療機関 配置 | 2次救急の指定病院での「共同利用型病院方式」又は「病院群輪番制」 |
2次救急は24時間・365日体制で救急患者の受け入れが可能であり、手術や入院が必要な重症患者に対応する救急医療となります。
そのため、救急患者のための専用病床があり、手術治療が可能な入院設備や救急医療の知識・経験豊富な医師が常駐していることが特徴です。
2次救急指定病院は、以下の方法等で救急患者の対応・受け入れを行います。
- 共同利用型病院方式
地域の拠点病院等が施設の一部を開放し、医師が出向いて患者の診療を行う方法 - 病院群輪番制
2次救急指定を受けた複数の病院が当番制で救急患者の対応・受け入れ・診療を行う方法
そのため、2次救急指定病院へ転職を希望する場合は、「病院群輪番制」を行っている病院の方が、看護師としては医師が変わらないため働きやすいと言えるでしょう。
3次救急:24時間体制で最も高度な救命救急医療を提供
受け入れ患者の症状 | 重症・重篤患者 |
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受け入れ患者の緊急性 | とても高い |
体制 | 24時間・365日体制 |
来院方法 | 救急車、ドクターヘリ、ドクターカーなどの受け入れ |
医療機関 配置 | 救命救急センター、高度救命救急センター |
その他 | 救急医療の教育機関としての役割もある |
3次救急は2次救急では対応することができない重症・重篤患者の受け入れを行い、24時間体制で、より高度な救命救急医療を提供しています。
また、3次救急に指定されている病院は「救命救急センター又は、高度救命救急センター」が設けられています。
全ての医療機関のかなで最も高度な救急医療であり、合わせて、医療従事者が救急救命を学ぶ「救急医療の教育機関」としての役割も担います。
3次救急の指定要件3次救急の指定要件
- 施設:救命救急センターの責任者が直接管理する概ね20床以上の専用病床を有すること
※地域救命救急センターは専用病床10床以上20床未満- 施設:救命救急センターの責任者が直接管理する専用病床及び専用の集中治療室(ICU)を適当数有すること
- 施設:専用の診察室(救急蘇生室)、緊急検査室、放射線撮影室及び手術室等を設けること
- 施設:診療に必要な施設は耐震構造であること(併設病院を含む。)
- 設備:救命救急センターとして必要な医療機器及び重傷熱傷患者用備品等を備えること
- 設備:必要に応じて、以下のものを確保する
(ヘリポート、ドクターカー、急性期の重篤な心臓病、脳卒中の救急患者等の治療に必要な専用医療機器、心電図受信装置)
3次救急(救命救急センター)の役割
3次救急(救命救急センター)の役割については、厚生労働省は以下のように定義しています。
- 重症及び複数の診療科領域にわたる、すべての重篤な救急患者を、原則として24時間体制で必ず受け入れる
※高度救命救急センターは、広範囲熱傷、指肢切断、急性中毒等の特殊疾病患者も受け入れる- 初期救急医療施設及び第二次救急医療施設の後方病院として救急搬送患者を受け入れる
- 医学生、臨床研修医等に対する救急医療の臨床教育を行う
また、救命救急センターは、内科、外科、循環器科、脳神経外科、心臓血管外科、整形外科、小児科、眼科、耳鼻科、麻酔科及び精神科等の医師が在籍していることも特徴となります。
救命救急センター(3次救急)の部署(救急外来・救急病棟・ICU)
救命救急センターは、救急指定病院の中でも、3次救急となり、24時間体制で2次救急よりさらに高度な救急医療体制を提供する病院の部署です。
さらに、高度救命救急センターでは広範囲熱傷、指肢切断、急性中毒等の特殊疾病患者も受け入れている病院となります。
各病院により異なりますが、以下の3つの部署に分かれているケースが多く、救命救急センターで働きたい、転職を考えている看護師の方は、仕事内容が異なるため注意しておきましょう。
- 救急外来(ER・救命救急室)
- 救急病棟(救急科)
- ICU(集中治療室)(又はCCU・GCUなど)
このページでは、主に救命救急センターの「救急外来(ER・救命救急室)」で働く看護師の仕事内容や、転職する注意点を説明していきます。
救急病棟(救急科)で働く看護師について救急病棟(救急科)で働く看護師の仕事内容等
救急病棟(又は救急科)では、病院により異なりますが、看護配置は「1対1看護」又は「1対2看護」となることが一般的で、一人の患者を一人の看護師が対応するため、観察力や判断力が求められる職場となります。
多くの場合、2チーム以上の編成となり、1チームごとに同じチームの患者を把握しチーム全体でフォローし看護を行っていきます。
以下は実際に救急病棟で働いた経験がある看護師1日のスケジュール例です。
8:45~ | 全体の申し送り |
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9:00~ | チームの申し送り |
9:15~ | 夜勤と交代し、患者のベッドへ訪室 (バイタル測定・モニターチェック・呼吸器チャック・ドレーン類のチェック・創部のチェック・全身状態の観察・点滴の管理・ポンプの管理) |
9:30~ | 主治医による処置(ガーゼ交換など)、OPE出し、検査 |
10:30~ | 清拭・更衣・オムツ交換・体位変換 |
11:00~ | 患者のベッドへ訪室 |
11:30~ | 交代で休憩、経過栄養のセット、口腔ケア・食事介助 |
13:00~ | 患者のベッドへ訪室 |
14:00~ | チームカンファレンス |
15:00~ | 患者のベッドへ訪室 |
16:00~ | インアウトバランスのチェック、電子カルテ入力 |
16:45~ | 申し送り |
看護師の日勤勤務は上記のようになっており、このスケジュールをこなしながら、緊急手術への出室、他科の医師の診察、入院の対応なども行います。
さらに、緊急で手術室が空いていない場合には、初療で手術することもあるため、手術対応も行います。
受け持ちする患者は少ないですが一般病棟とは大きく異なる職場となります。
救命救急センターで働く看護師の仕事内容(救急外来・ER編)
救命救急センターの救急外来(ER)では、研修医と看護師だけで対応する場合や、内科当直の医師が兼任している場合、非常勤医師が対応する場合など、病院により異なり様々ですが、働く看護師の仕事内容に差はあまりなく「救急患者に対して多岐にわたる様々な処置」を行います。
以下は、実際に救命救急センターの救急外来(ER)で働いた看護師の1日のスケジュール(2交代制)となります。
日勤:8:45~ |
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9:00~ |
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11:30~13:30 |
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13:30~ |
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16:00~ |
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16:30~ |
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夜勤:17:00~ |
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※救急外来は24時間忙しい場合も多く、3交代制で行っている救命救急センターも多いです。
※救命救急センターの救急外来(ER)の夜勤は、ゆっくりできる時間は少なく、翌朝9時までの合間に食事・仮眠が取りますが、救急隊より急患の連絡があれば対応します。
以下で詳しく救急外来(ER)の看護師の仕事内容詳細を説明していきます。
患者のトリアージ
救急外来(ER)の看護師にとって一番大切な仕事内容は、トリアージ(手当ての緊急度に従って患者に優先順をつけること)です。
来院した患者とファーストコンタクトを行う看護師は、バイタルサイン・全身状態を的確に判断することが求められ、大切な役割となります。
例えば、独歩で来院したからといって決して軽症であるとは限らず、むしろ救急車で来院した患者より重症かつ緊急性が高いこともあります。
また、重症度が中等度~低い患者でも急変する可能性があり、看護師は常に心電図モニターを気にしておき、異常の有無を確認しなくてはなりません。
心電図を撮り医師への報告
救急外来(ER)では、心電図を撮るのは看護師の仕事になります。
そのため、心房細動(AF)、発作性上室性頻拍(PSVT)、重症度の高い心室細動(VF)、心室頻拍(VT)などの波形を覚えておくことが必要になります。
救急外来(ER)に勤務してから必要になりますが、異常時すぐに医師に報告できるように覚えることを一般的に求められます。
採血・ルート取り
どの診療科でも採血は看護師の仕事内容となりますが、救急外来(ER)では、
- 幼児の採血・点滴(新生児は医師が採血)
- 血管が細くなっている高齢者
等、広い年齢層の採血を行うため、採血は欠かせないスキルとなり、看護師の重要な仕事内容になります。
救急外来(ER)で働く看護師は、「ルート取り」のスキルがなければ仕事にならないため、採血が苦手な看護師の方は注意が必要だと言えるでしょう。
各種検査・処置の準備
緊急の場合、日中であれば各診療科で検査しますが、夜間では救急外来(ER)の看護師で対応を行う場合がほとんどです。
そのため看護師は、検査・処置の準備が仕事内容となります。
例えば、胃カメラをするために、点滴確保・胃洗浄・術衣の着用や、心臓カテーテル・MRI・縫合など検査や処置の準備なども看護師が行う場合があります。
看護師の体験事例
看護師の体験事例
医師は、来院する患者を次から次へと診察をしているため、検査中の患者にまで気が回りません。
そのため、看護師が検査データを確認し、結果を見た際にある程度疾患の予測をして、アセスメントしておくことが大切な看護師の仕事でした。
レントゲン・CTの画像異常確認
救急外来(ER)に来院する患者は、
- 腹痛の場合「レントゲン撮影」
- 頭痛の場合「CTを撮影」
など、半数程度は何らかの画像による診断を行います。
患者の画像撮影に同行する看護師は画像の異常を見つけることが必要となります。
レントゲン・CTで明らかに異常がある場合には、すぐ医師に報告することも看護師の仕事となります。
手術時の準備や介助
重症度が高い3次救急(救命救急センター)では、手術室が使用中の場合や、緊急性が高い場合など初療で手術することもあります。
そのため、看護師の仕事内容は手術に必要な準備や手術の介助(オペ看)を行います。
看護師の体験事例
看護師の体験事例
私は、外科系の病棟から救急外来(ER)へ転職したため、手術の介助や準備など分からない事ばかりでしたが、先輩看護師に教えてもらいながら自己学習しました。
毎日多くの患者が来院するため症例数も多く、知らない事も次から次へと出てくるため勉強することは必須でした。
物品確認と物品補充、機材の動作確認
救急外来(ER)の看護師は、(どの出勤時間帯でも)出勤後に物品確認、物品補充と機材の作動確認を行うことが仕事です。
物品、機材の確認が終了してから、日勤・夜勤の看護師と申し送りとミーティングとなります。
救命救急センターへ転職する看護師のメリット・デメリット
救命救急センターへ看護師として転職する場合の一般的なメリット・デメリットを看護師の体験事例も含めて説明していきます。
すべての疾患や看護スキルを学ぶことができる
救命救急センターで働く看護師は、小児科・産婦人科・循環器・脳神経内科などすべての疾患を学べる場所であり、多種多様な看護スキルも勉強することができ、看護師としての幅広い知識は、将来的にどの診療科へ配属や転職しても役立つでしょう。
また、生死を左右する緊迫した状況にもなる現場のため、緊迫した状況でも慌てず処置できる看護の基本が身に付きます。
看護師の体験事例
看護師の体験事例
私が勤務していた救命救急センター(3次救急)では、交通外傷・墜落・心停止等、重症度の高い患者の対応も行いました。
そのため、初療で手術や心肺蘇生なども行う等、手術室とは違った多種多様な看護スキルを学べることは、救急外来(ER)で働くメリットでした。
看護師の体験事例
救命救急センターの救急外来に勤務して良かったと感じることは、看護師としての視野が広がったことです。
救急外来というと外科系のイメージがありますが、内科、小児科、脳神経外科、外科、耳鼻科などあらゆる疾患に触れることができます。そのため、知識も技術も幅広くなりますし、自分が興味のある診療科に気づくきっかけもできました。
また、もうひとつは医師との関わりが増えることです。正直、自分の関わる診療科以外の医師は知らないくらいでしたが、救急外来は院内のほとんどの医師との関わりがあります。医師に声をかけやすいのは看護師としても働きやすいです。
看護師の仕事が忙しい
救命救急センター(3次救急)の救急外来では看護配置が「1対1看護」又は「1対2看護」で患者のケアを一般的に行っており、患者は重症度が高く、一歩間違えれば亡くなってしまうくらいの状態となります。
そのため、働く看護師は、常に緊張感を持ち看護を行う必要があり、受け持ちの間バイタルチェックはもちろんですが、全身状態の把握、排泄管理、症状に伴う処置(牽引やガーゼ交換など)、ドレーン類の管理、呼吸器の管理、検査など多くの業務を行わなくてならず、とても仕事が忙しい職場と言えます。
また、患者の重症度が高いため常にチーム内で患者を把握するために、カンファレンスも行われ、いくつもの病態に伴う処置や観察項目、検査、看護業務があります。
看護師の体験事例
看護師の体験事例
勤務する病院によっても違いますが、救命救急センターではモチベーションが高い看護師、フットワークが軽い看護師、救急の勉強を極めたい看護師などが勤務していました。
そのため、私は戦力になるまでは張り詰めた空気の中仕事をしており、医師から注意される(怒鳴られる)ことも多々ありました。
しかし、高いモチベーションを持っていれば、働く上では楽しいと私は思います。
看護師の体験事例
私は救急外来に勤務していましたが、仕事も他の診療科よりは忙しく、患者が途切れることなく来院する時ため、食事や休憩を取ることも難しい事もありました。
忙しい日は休憩も取ることができずに1日中走り回ることもありました。
さらに世間が休日の時ほど救急外来は忙しいのが難点です。近隣のクリニックや医院などが休日な分その患者が来院するので、患者は途切れることなく来院します。
看護師の体験事例
私が勤務した救命救急センターの救急外来では、残業が比較的少ない印象でした。
理由としては、患者の申し送りが最低限ですむこと、早くから出勤して情報収集することがないことなどが、残業にならなかった理由だと思います。
しかし、物品が不足または紛失している場合、前確認者(看護師)に責任が問われ、勤務終了後も紛失物を探すこととなり、すぐに帰宅できないこともありました。
看護師の精神的な負担が大きい
救命救急センターでは、重症度の高い患者が多く、交通外傷や自殺企図の患者も多く、リアリティショック(現実と理想のギャップに衝撃を受けること)で退職や移動する看護師も多いことは事実です。
さらに、重症度の高い患者が多いため、死に一番近い場所でもあり、関わる看護師の精神的ストレスも必然と大きくなります。
また、病気や事故で突然亡くなった患者の家族とも関わる救急外来は、看護師として精神的負荷が大きい職場と言えます。
看護師の体験事例
看護師の体験事例
私は転職で救命救急センターにやる気を持って入職しましたが、最初の数週間は、何もできずに棒立ちしてしまうことにストレスを感じました。
他のスタッフと同じように動けるようになってからは、医師の不機嫌さや理不尽な対応にイライラすることや、思うように動けずに注意されるたびに「こんなはずではなかった、もう辞めたい」と思っていました。
その積み重ねがストレスになっていき、乗り切ることに時間が掛かりました。
看護師として勉強しなければ仕事についていけない
救命救急センターでは、日々違う症例の患者が来院するため、常に看護師として分からないことが出てくるため、勉強しなければ仕事についていけなくなります。
もちろん、勤務中に勉強することは難しいため、帰宅してからも勉強する時間が増えます。
看護師として経験を積むことで、簡単な勉強を行うだけで理解できるようになりますが、中途採用などで転職した場合は勉強が必須と言えるでしょう。
また、救急外来、救急病棟では転職して1年間は一般的に新人看護師と同じ扱いをされ、勉強量は多く、関連図の作成や症例発表などもしないといけない病院もあります。
看護師の体験事例
看護師の体験事例
私は中途採用で救命救急センターに転職しましたが、初めは必死に勉強しなければ仕事についていけませんでした。
また、勉強する疾患なども幅が広く、1つの疾患に対して深く学習することが難しかった印象です。
看護師の体験事例
最初のうちは先輩の動きを見ることが何よりもの勉強でした。今まで勤務していた経験からも、ある程度の疾患、外傷の知識は持っているつもりでした。
しかし、緊急性の高い患者さんの前では、その知識は全く通用しませんでした。
まさに、考えると同時に手と体が動いていなければならないのです。医師に「ルート取りますか?」「CT連絡しますか?」なんて聞いていたらそれだけで時間のロスになるのです。ルートが必要だと思ったら「私ルート取ります!」と言いながらもう患者さんに駆血帯を巻きます。
画像が必要だと思えば、聞く前に、指示される前に「先生CT連絡しますね!」と言わなければならない環境でした。
このような医師との連携が取れるように、先輩の動きを見て真似していくことが一番の勉強でした。
だんだん慣れてくると医師との信頼関係もでき、医師の動きに合わせて自分も動けるようになっていきました。
看護師の体験事例
私は救命救急センターに入職後、疾患の病態や対処、検査内容などの勉強をしました。
最初は、よくある疾患、検査など参考書を使って一通り学んで、自分なりにまとめたミニノートをポケットに忍ばせていました。
時間に余裕があるときはひたすらそのミニノートに目を通しました。
ただ、救急外来に来る患者さんは参考書通りにはいかないこともよくあり、イレギュラーな状況があったときは、忘れないうちに付箋に書いて、ミニノートに貼っていました。
救命救急センター(3次救急)・救急外来に向いている看護師とは?
救命救急センター(3次救急)や救急外来(又は救急病棟)に向いている看護師を、体験事例も含めながら解説していきます。
実際に職場で働いた看護師の多くは「患者を救いたい気持ちがあれば、誰でも挑戦できる」ということを伝えており、あくまで一般論として確認しておきましょう。
病棟経験があり知識や技術を習得している方
救命救急センター(3次救急)・救急外来は一般病棟よりも緊急的な処置や特殊な検査が多いため、どんな状況にも臨機応変に対応できて様々な知識や技術を習得している、病棟経験のある看護師が向いているといえます。
実際に救急外来では、様々な場面で素早い判断能力が必要となる場面があるため、病棟での看護師経験を活かして、迅速な判断のもと必要なケアを行います。
また、救命救急センター(3次救急)で看護師として働くためには、専門的な知識や経験(ICU経験など)があった方がスムーズに働くことが可能だと言えます。
看護師の体験事例
看護師の体験事例
私はICU(集中治療室)で今まで勤務しており、育児を終え、復帰先として救命救急センター(3次救急)を選択し転職しました。
今までも重症度が高く閉鎖された空間で働いていたため、毎日多くの症例を学ぶことができてICUの時より勉強になると働いてみて感じました。
ICUの経験があったため、継続的に勤務することが可能でした。
看護師の体験事例
私は以前の職場では消化器内科病棟で勤務していましたが、救命救急センター(3次救急)で学びたいという思いで転職を決意しました。
入職してからは覚えることがとても多く、苦労しかありませんでした。
憧れて入職したものの、毎日ハードな勤務、周りから求められる知識、覚えることが多く、思っていたイメージとのギャップがあり、続けることができませんでした。
結果、1ヶ月後に、部署異動の希望を出し、内科病棟で働くことにしました。
私は途中でリタイアしてしましたが、憧れだけで転職したことは後悔していませんし、とても良い経験が出来たとも感じています。
向いている、向いていないは自分で働いてみて判断した方が、後悔なく看護師を続けていけると思います。
どのような状況下でも冷静に対処できる方
救命救急センター(3次救急)の救急外来へ運び込まれる患者は、事故や自殺、突然発症などの疾患で亡くなるため、家族がその死に対して認識できていないことが多いのも特徴です。
時には、患者の家族から「泣き叫ばれる」ことや、「なぜ助けてくれなかったのか医療者に訴えかける」ことはよくあります。
そのため、基本的な性格が冷静に仕事に取り組み対処できる看護師が向いていると言えます。
もちろん、看護師として経験値を積むことで慣れることは可能ですが、どのような状況下でも冷静に、新しく運び込まれた患者を対処することが必要になります。
向上心があり努力と勉強が苦にならない方
救命救急センター(3次救急)・救急外来の看護師は、看護技術や病態、緊急処置・検査介助だけではなく、多くの医療機器の操作方法やアラームの対処方法などを熟知しなくてはいけないため、努力と勉強が苦にならない向上心のある看護師が向いていると言えます。
なぜなら、救急外来・救急病棟の場合ほとんどの患者が、
- 人工呼吸器
- 心電図モニター
- 輸液ポンプ
- シリンジポンプ
等、様々な医療機器を常に使用して生命を維持しているからです。
また、モニター心電図を使用している患者の場合、看護師は常にモニター画面を注視し、看護師は異常の早期発見に努めなければなりません。
強い精神力と体力に自信がある方
救命救急センター(3次救急)・救急外来という特殊な部署では、患者は生命の危機にさらされているため普段から多々怒号が飛び交い、一刻を争う場面では、普段は温厚な医師であっても声を荒げることはよくあります。
患者が生命の危機に陥っている場では、何よりも優先されるのは患者の治療のため、看護師としても強い精神力が問われ、自信がある方に向いていると言えます。
また、「看護師は体力勝負」と、よく言いますが、それは救命救急センター(3次救急)でも一緒です。
忙しい日は、全力で走り抜けるように1日が終わるため、体力はもちろんですが普段からの看護師自身の体調管理が必要となる職場です。
看護師の体験事例
看護師の体験事例
自身の経験ですが、どんなに頑張って治療しても亡くなる患者や、や自殺未遂の患者を助けても「なぜ助けたのか」と言われる場合も多く、看護師として無力感や虚無感などに襲われることもしばしばあります。
そのため、「仕事だから」と割り切れるような考え方の看護師が救命救急センター(3次救急)に向いていると思います。
また、無力感や虚無感に耐えられる強い精神力が必要だと私は感じます。
看護師の体験事例
救命救急センターに運び込まれる患者は、小児科から高齢者までおり、疾患だけでなく交通外傷・自殺未遂なども多いため、働く看護師の精神的負荷も大きいと思います。
これらに耐えられず辞めていく看護師は毎年多くおり、その中でも精神的にも肉体的にも耐えられる看護師が残っていきます。
効率的に働くことができる方
救命救急センター(3次救急)・救急外来では一分一秒を争う職場であり、看護師として判断能力と俊敏性が必要で、いかに看護師として効率的に動けるかを考え仕事を行える方に向いていると言えます。
運び込まれる患者の重症度は高く、
- 初療で手術をしたばかりの患者
- いくつもの疾患を併発している患者
- いつ心停止してもおかしくない状態の患者
など、多種多様な患者を診なくてはいけません。
医師が常にセンター内に常駐していますが、多くの患者を診ており、全ての把握は困難です。
そのため、患者の一番近くにいる看護師が異常を察知し医師に報告することが重要となり、看護師としての観察力も必要になります。
看護師の体験事例
看護師の体験事例
救命救急センター(3次救急)や救急外来で働く看護師は、医師に臆することなく報告や意見を述べることも時には必要だと私は感じています。
少しでも看護師が患者の異変に気付かないと状態が悪化して死に直結する恐れがあるため、ただ業務をこなすだけではなく、知識を深く持ち「おかしいな」と気づき伝えることが重要な仕事となるためです。
そのため、テキパキ動き自分の意見をはっきり言える看護師は、より救命救急センターに向いていると感じます。
看護師の体験事例
私は決して救急外来に向いている看護師ではないと感じています。
理由は普段はのんびりしていて、テキパキ動けるわけでもなく疾患に非常に詳しいというわけでもありません。
ただ、私は患者さんのために努力することはできます。
ない頭で少しでも早く動きを覚えよう努力したり、先輩に付き合ってもらって物品の準備や医師に渡すなどの流れをシュミレーションしてみたり、医師一人一人をよく観察して特徴をつかみ、医師に合わせたサポートができるように努めています。
このような努力は、先輩のようになりたい、そして患者さんのために動ける看護師になりたいという思いからくるものです。
向き不向きはあると思いますが、その気持ちと、救急外来への興味があるのであればぜひ挑戦してほしいと思います。
チームワークを大切にできる方
救命救急センター(3次救急)や救急外来では、1人の患者に医師・研修医・看護師・理学療法士など多くの業種の人が関わることから、チームワークがとても大切なため、重要度を理解し、他の業種と団結できる看護師は向いていると言えます。
また、看護師としては、的確な連携を行うためにも「自分が今何をしているか」「これから何をしなくてはいけないか」を声に出してアピールすることも必要となります。
基本的に看護師は自分のペースで仕事を行うことは不可能であり、周囲のスピードに合わせることが重要となります。
看護師の体験事例
看護師の体験事例
救命救急センター(3次救急)に入った新人看護師が、うまく先輩看護師に報告できず連携についていけない時がありました。
その結果、患者のケアと他科の医師の診察が重なってしまい、医師が10分程度待つ事になり、後に大変怒られていました。
たとえ10分でも決められた時間の中で働いているため、チームワークを乱すような動きはできず、しっかりと連携を取ることが必要だと、後輩看護師を見て再確認できた出来事でした。
救命救急センター(3次救急)への看護師転職での確認・注意点
看護師が救命救急センター(3次救急)へ転職を考える場合、確認しておきたい事項や注意点をまとめています。
救急未経験の場合は2次救急からがおすすめ
救急外来や救急科、救急病棟、ICUの経験がない看護師の場合、救命救急センター(3次救急)ではなく、2次救急指定病院への転職も合わせて検討しておきましょう。
理由として、救命救急センター(3次救急)の場合、大学病院や国立病院機構、大規模な病院などが転職先に含まれ、(地域によっては)未経験での中途採用は受かりにくい可能性があると言えます。
また、救急経験がない場合、「職場の雰囲気に慣れること」や「救急を経験し、長く続けていけるか確認すること」が必要なため、2次救急である、中規模な病院を転職候補に入れておくことをおすすめします。
他の病院への転職と同様に、病院見学は転職決定前に必ず行っておきましょう。
高給与・高時給の求人は注意し調査する
救命救急センター(3次救急)や、2次救急指定病院、救急外来、救急病棟など、求人募集時の給与、パート・アルバイトであれば時給が高額な場合があります。
忙しい職場のため、給与や時給が高いことは良いことですが、以下の可能性に注意しながら求人を調査しておきましょう。
- 看護師と医師の2人対応など、スタッフが不十分な職場ではないか
- 救急外来以外に、他の病棟のフォローをしないといけない職場ではないか
(2つの部署を兼任する職場ではないか) - 忙しすぎて患者が途切れない職場ではないか
- 何か問題があり他の看護師が続かない職場ではないか
高額な給与には様々な理由がある場合もあり、「なぜ給与が他の病院より高いのか」を面接時に確認してみると良いでしょう。
また、給与だけに目を取られずに、福利厚生やその他の待遇、手当、看護師としての働きやすさなども確認しておきましょう。
来院数・入院数・看護師数・離職率は把握しておくこと
救命救急センター(3次救急)は、特殊な領域のため看護師の定着率は他の病棟に比べて低い傾向にあることが実情です。
そのため、以下の病院データは転職前に把握し、どれぐらいの忙しさなのかを確認すると良いでしょう。
- 1日・1週間・1ヶ月の来院数・入院数の確認
- センターで働く看護師数の確認
- 看護師の離職率の確認
また、離職率が低い場合でも部署異動を行っている可能性も高いことが特徴であり、面接時に合わせて確認すると良いでしょう。
スタッフが一定数に達していない場合は、基本的に看護師が不足している状態となり、満足に教育を受けられないまま、マンパワーで働くこととなる可能性があるでしょう。
救急病棟か救急外来かを確認すること
救命救急センター(3次救急)へ転職する多くの場合、救急病棟・救急外来・ICU(集中治療室)などの3つの部署から成り立っている場合が多いと言えます。
そのため、転職を決定する前に、どの部署に配属されるのか、自分の希望はどの部署なのかをはっきりしておくことが重要です。
例え、募集時には救急外来で出されていても、人の入れ替わりも激しいため、入職後にICUや救急病棟に配属される場合もあるため、注意しておきましょう。
救急経験がある看護師がパート求人を探す場合、以下の内容を確認しておきましょう。
教育体制の確認を行う
看護師として中途採用で救命救急センター(3次救急)に配属される場合、基本的に未経験であれば、どの病院でも新人看護師として一般的に扱われます。
例えば、救急病棟の場合は、中途採用の看護師でもプリセプターが付くなどの教育方針を取っている場合があります。
救命救急センター(3次救急)へ転職を考える看護師の場合、ある程度の経験を積んでいる方も多いため、入職後の教育体制の確認は必ず行っておきましょう。
看護師としての経験年数が10年あった場合でも、一度の多種多様の疾患や怪我などを看る必要があるため、指導してくれる方が仕事に早く慣れやすいと言えます。
在籍している護認定看護師の数を確認する
救命救急センター(3次救急)に在籍している認定看護師は、以下の分野が多いと言えます。
- 救急看護認定看護師
- 集中ケア認定看護師
(又は、新生児集中ケア認定看護師)
認定看護師が多く在籍している救命救急センターは、以下のことが考えられます。
- 救命救急センターに長く勤めている認定看護師が多い可能性があること
- 有能な看護師が長く勤めている場合は、働きやすい可能性があること
- 入職後のロールモデルとなりやすく、目指す方向性(キャリアアップ)がしっかりとしていること
なるべく認定看護師が多い職場を選択することを視野に入れることがおすすめです。
DMATやフライトナースの活動も調べておこう!
救命救急センター(3次救急)に看護師転職する場合、看護師としてスキルアップや経験値を得たい方が多いと言えます。
そのため、DMAT(ディーマット/災害派遣治療チーム)や、フライトナース(ドクターヘリで現場へ行って屋外での現場活動が主な仕事になる看護師)等の活動を確認しておきましょう。
※DMATやフライトナース(ドクターヘリ)の活動は病院ホームページやSNSにもよく掲載されているため、しっかりと情報収集しましょう。
救急看護の経験が3年、5年以上積むことで、自信のキャリアアップを行える職場かどうかの確認も大切です。
2交代制か3交代制か確認する
救命救急センター(3次救急)で看護師として働く場合、2交代制か3交代制かの選択は、看護師として冷静に対処するためや、体力的、精神的に疲弊しないようにするため、とても重要です。
一般的なメリット・デメリットは以下の通りです。
2交替勤務 | 3交替勤務 | |
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勤務時間 |
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夜勤回数 | 約4回~5回 | 約7回~8回(準夜勤・深夜勤) |
メリット |
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デメリット |
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(さらに詳しくは「看護師転職するなら2交代制と3交代制どっちが良い?」を確認してください。)
2交代制か3交代制はどちらが良い・悪いではありませんが、2交代制の場合は「夜勤は16時間」となり、かなり忙しい場合は大変です。
そのため、残業があった場合でも3交代制勤務の方が、救命救急センターで働く場合はおすすめしますが、個人の好みとなるため、しっかりと検討しておきましょう。
救命救急センター・救急外来の求人が多い看護師転職サイト
救命救急センター(3次救急)や、救急外来、救急病棟、2次救急指定病院等への看護師転職を考える場合、以下の理由から看護師転職サイト(看護師転職エージェント)の利用は必須と言えるでしょう。
- 救命救急センターや救急外来の求人が少ないため
- 救急病棟の求人はとても少ないため
- 非公開求人での募集が多いため
- 職場見学念入りに行った方が良いため
- 第三者から職場環境を確認することができるため
- ハローワーク求人も網羅しているため
特に、救命救急センター(3次救急)や2次救急指定病院の看護師求人は、求人を常に募集していると看護師が不足していると思われるため、非公開求人(インターネット上に出てこない、転職エージェントから紹介される求人)となる場合も多いと言えます。
そのため、正職員やパート・アルバイトの求人を取り扱っており、かつ救命救急センター(3次救急)・救急外来・2次救急指定病院の看護師求人が多い看護師転職サイトを厳選してご紹介します。
また、各社違う病院の求人を保有しており、求人数が少ないことから、以下の3つすべてに無料会員登録を行い、まずは自分に合う求人があるかどうか提案を受けましょう。
救急外来求人多数!レバウェル看護
転職相談 | 面接対策 | 条件交渉 | 退職相談 |
---|---|---|---|
サイト名 | レバウェル看護(旧:看護のお仕事) |
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運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
公開求人数 | 140,163件 (2024年12月2日時点) |
非公開求人 | 豊富 |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師 |
対応 雇用形態 | 常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤 |
対応施設 | 総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター |
対応 診療科目 | 内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科 |
対応配属先 | 病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・看護師の転職求人が豊富 ・転職支援サービスが手厚い ・転職の相談から行える ・院内・施設内情報に強い |
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、看護師転職サイトの中でも、一番看護師求人数が多く、救命救急センター(3次救急)や2次救急指定病院の救急外来の求人が豊富です。
また、ハローワーク求人もカバーしている転職サイトのため、良い条件の求人を見逃さずに提案を受けることが可能です。
さらに、利用した看護師にも人気が高く、転職支援サービスも充実しているため、救急外来へ転職を考える看護師は必ず利用しておきましょう。
公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/
救命救急センター豊富!マイナビ看護師
転職相談 | 面接対策 | 条件交渉 | 退職相談 |
---|---|---|---|
サイト名 | マイナビ看護師 |
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運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 82,343件 (2024年12月2日時点) |
非公開求人 | とても豊富(保有求人全体の約40%非公開) |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師、ケアマネジャー |
対応 雇用形態 | 正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他 |
対応 勤務形態 | 常勤(二交替制)、常勤(三交替制) 、夜勤なし、夜勤専従 |
対応施設 | 病院、クリニック・診療所、美容クリニック、施設、訪問看護ステーション、看護師資格・経験を活かせる一般企業、治験関連企業(CRA、CRCなど)、保育施設 、その他 |
対応 診療科目 | 美容外科、小児科、産科、婦人科(レディースクリニック)、整形外科、循環器内科、心療内科、消化器外科、心臓血管外科、スポーツ整形外科、脳神経外科、眼科、形成外科、消化器内科、歯科、精神科、血液内科、外科、内科、神経内科 |
対応配属先 | 病棟、外来、手術室、内視鏡室、ICU、透析、救急外来、訪問看護、管理職の仕事 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・転職の相談から行える ・キャリアアドバイザー親切丁寧 ・退職交渉も可能 ・企業系のレア求人を豊富に保有 |
マイナビ看護師は、救命救急センター(3次救急)に多い、国立病院機構や、大学病院などの大手病院の求人が豊富です。
さらに、マイナビ看護師が保有している求人の約40%は非公開求人となるため、豊富に救急外来や救急病棟の看護師求人を保有している可能性が高いと言えます。
地方の看護師求人も豊富なため、上記で説明したレバウェル看護(旧 看護のお仕事)と併用して利用しておきましょう。
公式サイト:https://kango.mynavi.jp/
キャリアを考えた相談可能!ナースではたらこ
転職相談 | 面接対策 | 条件交渉 | 退職相談 |
---|---|---|---|
サイト名 | ナースではたらこ |
---|---|
運営会社 | ディップ株式会社 |
公開求人数 | 95,367件 (2024年12月2日時点) |
非公開求人 | 豊富 |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師 |
対応 勤務形態 | 常勤、非常勤、日勤のみ、夜勤専従 |
対応施設 | 病院、クリニック、介護施設、デイサービス、訪問看護、企業その他 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・非公開求人が豊富 ・希望条件に合う求人が見つかりやすい ・希望する病院・施設へ転職可能な逆指名転職がある |
ナースではたらこは、看護師の今後のキャリアから相談が可能な転職エージェントです。
また、特徴として、求人募集が出ていない病院へ代行してアプローチしてくれる「逆指名転職サービス」があり、すでに行きたい3次救急、2次救急指定病院がある場合は、必ず利用しておきましょう。
非公開求人も多く、利用した看護師に人気がある看護師転職サイトです。
公式サイト:https://iryo-de-hatarako.net/
まとめ
高度救命救急センター(3次救急)や救急外来に初めて転職を考えている看護師の方は、病院の選定には以下の確認を行うよう心掛けてください。
- 救急外来の種類の選択(1次救急~3次救急)
- 高度救命救急センター(3次救急)なら公立・国立病院機構、又は規模が大きな病院を選択
- 教育体制が整っているかどうかの確認
- 部署異動の有無と、部署異動の時期を確認
(救急外来でも異動があります) - 給与より働きやすい環境か、福利厚生なども確認
- 認定看護師の在籍確認、DMAT・フライトナースの確認
- 離職率や看護師数、患者数などの確認
以上が病院を選ぶ場合に注意したいことであり、看護師の中でもハードな仕事であるため、働きやすさや、教育体制はかなり重視し、転職活動を行いましょう。
高度救命救急センターや救急外来は、人の死に一番近い場所でもあり、安易な気持ちで転職すると辛いですが、多くの症例に出会い、多くの患者の命を助ける場所でもあるため、看護師としてのやりがいがあり、確実にスキルアップできる職場と言えます。
看護師として「多くのことを学び」「多くの命を救いたい」と考えているのであれば、ぜひ高度救命救急センターや救急外来を目指してください。
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所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂3丁目1-16 BIビル6F |
代表取締役 | 辻󠄀 昌彦 |
設立 | 2015年6月 |
資本金 | 14,000,000円 |
事業内容 |
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厚生労働大臣許認可 | 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-314509 (厚生労働省職業安定局: 職業紹介事業詳細) 特定募集情報等提供事業:51-募-000760 |
連絡先 | 03-5324-3939 (受付時間:休日、祝日を除く10:00~17:00) |
お問い合わせ | https://peko.co.jp/inquiry |
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