看護師の雇用形態の種類と転職で知っておきたい勤務形態
昨今、看護師の働く職場は多様化しており、雇用形態や勤務形態も様々な種類があります。
例えば、看護師がよく目にするものとして、常勤や日勤常勤、非常勤の勤務形態の他に、正社員・契約社員・嘱託社員・派遣社員などの雇用形態などがあります。
このページでは、看護師の雇用形態と勤務形態の違い、看護師の勤務形態と種類、看護師の雇用形態と種類、その他の看護師の働き方について説明していきます。
執筆・監修当サイトを運営する株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。国家資格であるキャリアコンサルタント資格も取得。
看護師の雇用形態と勤務形態の違い
看護師として転職活動を行う上で、雇用形態と勤務形態の違いについて、理解しておきましょう。
雇用形態 | 雇用形態とは、看護師が働く病院・施設で締結する雇用契約の種別を指します。 例:正社員、契約社員、パート・アルバイトなど |
---|---|
勤務形態 | 勤務形態とは、看護師の働き方や「勤務態様」のことを指します。 例:常勤、非常勤など |
病院・施設等で働く看護師の雇用形態と勤務形態の違いについては、雇用形態は「雇用契約の種別」を指し、勤務形態は「看護師の働き方」を指します。
そのため例えば、「看護師として常勤(働き方)として働いているけど、契約社員(雇用契約)である」という場合などがあります。
以下で詳しく、看護師の勤務形態と雇用形態について説明していきます。
看護師の勤務形態と種類
先ほど説明したように、勤務形態は、看護師の働き方や「勤務態様」のことを指します。一般的に看護師には、以下のような勤務形態の種類があります。
勤務形態 | 説明 |
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常勤 | 定められた一定期間、常にその職務に従事する勤務形態でフルタイムとも呼ばれる。 |
常勤(夜勤あり) | 定められた一定期間、常にその職務に従事し、職務の一つとして夜間勤務がある勤務形態。 |
日勤常勤・日勤のみ | 毎日出勤し、昼間に勤務しながら、定められた一定期間、常にその職務に従事する勤務形態。 |
夜勤専従 | 日勤ではなく夜勤を専門にして働く看護師の勤務形態。 |
非常勤 | 常勤(例:1日8時間で週5日など)の看護師とは、勤務時間(労働時間)が違う働き方をする勤務形態。 |
在宅ワーク・在宅勤務 | 自宅で仕事をする勤務形態の一つ |
以下でさらに詳しく、看護師の勤務形態と種類について説明していきます。
常勤(夜勤あり)
看護師の「常勤(夜勤あり)」とは、定められた一定期間、常にその職務に従事し、職務の一つとして夜間勤務がある勤務形態を指します。
また、常勤のことを「フルタイム」とも言い、法律上、通常の労働者を指します。
特に、常勤(夜勤あり)は、病院で利用される看護師の働き方です。説明が不要な内容ではありますが、「常勤(夜勤あり)」は勤務形態であり、雇用形態ではないため注意が必要です。
主な看護師の雇用形態としては、正社員が圧倒的に多いですが、正社員と同様の時間や職務を行う場合、契約社員やパート・アルバイトの雇用形態でも「常勤(夜勤あり)」の場合があります。
日勤常勤(日勤のみ)
日勤常勤(日勤のみ)とは、毎日出勤し、昼間に勤務しながら、定められた一定期間、常にその職務に従事する勤務形態を指します。
また、「日勤のみ」「常勤(夜勤なし)」などの記載も「日勤常勤」と同じ意味となります。
こちらも、勤務形態を指し、雇用形態ではないため注意が必要です。
主な看護師の雇用形態としては、正社員、パート・アルバイト、契約社員などがあります。
夜勤専従
夜勤専従とは、日勤ではなく夜勤を専門にして働く看護師の勤務形態を指し、夜勤専従看護師とも呼ばれます。
また、雇用形態が正社員の場合「夜勤専従常勤」と呼ぶ場合や、パート・アルバイトの場合は「夜勤専従パート」とも呼ばれます。
「夜勤専従」のみの場合の雇用形態は、正社員、契約社員、パート・アルバイトなど様々です。
転職を希望する看護師の方は「夜勤専従看護師の働き方と転職するメリット・デメリット・職場の選び方」を参照しておきましょう。
非常勤
看護師の非常勤とは、常勤(例:1日8時間で週5日など)の看護師とは、勤務時間(労働時間)が違う働き方をする看護師を指し、常勤ではないことを意味する勤務形態です。
そのため、パート・アルバイトなどで看護師と勤務した場合、常勤(フルタイム)の看護師よりも勤務時間が短くなるため、「非常勤=パート・アルバイト(稀に委託契約)」の意味で利用される場合も多いと言えるでしょう。
また、非常勤の看護師は、常勤と比較するために使われるため、働く時間が一定ではない非常勤看護師の雇用形態が、正社員になることはないと言えるでしょう。
転職を希望する看護師の方は「非常勤(パート)看護師で働く注意点7つとメリット・デメリット」を参照しておきましょう。
在宅ワーク・在宅勤務・テレワーク
在宅ワークとは、自宅で仕事をする勤務形態の一つであり、在宅勤務とも言います。
一方、テレワークとは、情報通信技術を活用した働く場所にとらわれない柔軟な働き方のことを言います。
また、テレワークは、企業に所属し、「自宅、モバイルワーク、サテライトオフィス」で仕事を行うテレワークと、所属していない自営型テレワークが存在します。
昨今、働き方として注目されている働き方ですが、看護師の主な職場である、病院・クリニック(診療所)・介護施設等では、難しい場合が多いと言えるでしょう。
補足:2交代制と3交代制について
主に病院勤務の看護師の場合、2交代制や3交代制も「勤務形態」と呼ぶ場合もあります。
今回は、2交代制・3交代制の説明は省きますが、詳しく知りたい方は「看護師転職するなら2交代制と3交代制どっちが良い?給与は変わる?」を参照してください。
看護師の雇用形態と種類
働く看護師が該当する雇用形態の種類は以下の通りです。
雇用形態 | 説明 |
---|---|
正社員 | 継続して働く期間に定めがない無期労働契約となる雇用形態。(正規雇用) |
契約社員 | 働く期間が決まっている雇用契約・有期労働契約。(非正規雇用・非正社員) |
嘱託社員 | 定年退職した看護師が再び病院・施設等に雇われる形での雇用契約。契約社員(有期労働契約)の一つ。(非正規雇用・非正社員) |
パート・アルバイト | 正社員と比べ、1週間の所定労働時間が短い労働者。(非正規雇用・非正社員) |
準社員 | 労働基準法等による明確な定義はなく、非正社員(正規雇用ではない社員)。 |
派遣 | 労働者と人材派遣会社と労働契約を結び、人材派遣会社が労働者を派遣し、その派遣先施設で働く雇用形態。(間接雇用) |
短時間正社員 | 正社員と比較し、1週間の所定労働時間が短い正規雇用であり、正社員と同様の待遇をもつ労働者 |
以下で一つひとつ詳しく看護師の雇用形態について説明していきます。
正社員(無期労働契約)
正社員とは、継続して働く期間に定めがない無期労働契約となる、看護師の雇用形態のことをいいます。正社員やフルタイムとも呼ばれ、就業規則で定められた所定労働時間の上限で勤務をします。
(労働期間について定年制は別となるため注意しましょう。)
看護師が働く場合、勤務形態としては、「常勤(夜勤あり)」「日勤常勤または、常勤(夜勤なし)」「夜勤専従常勤」等での働き方が多いといえるでしょう。
定年退職や年齢についての補足定年退職や年齢についての補足
正社員は、働く期間に定めがないものの、定年制の導入により、定年年齢が決められている場合があります。(定年制を導入していない場合もあります。)
定年退職は、あらかじめ決められた年齢を過ぎたときに退職することを言い、病院、施設、企業は基本的に、「60歳まで」「65歳まで」と定年年齢を定めています。
しかし、高年齢者雇用安定法第9条により、定年年齢を65歳未満にしている場合、現在では「定年年齢の引き上げ」「継続雇用制度の導入」「定年制の廃止」などが平成25年4月1日から改正され見直されました。
つまり、看護師としては同じ職場に在籍している場合、「65歳までは働くことが可能になる」または、「継続雇用制度により再雇用される」ことになります。
さらに詳しくは「嘱託看護師とは?今後の給与はどうなりますか、何歳まで働けますか?」を参照してください。
契約社員(有期労働契約)
契約社員とは、働く期間が決まっている雇用契約(有期労働契約)で働く看護師のことを言います。
看護師が契約社員として働く職場にもよりますが、正社員との違いとして、以下のことが挙げられます。
- 働く期間が決まっており、長期間働くことができないこと
- 退職金・賞与・福利厚生などが正社員と違う場合があること
(勤務する病院・施設等によって異なる)
契約社員の労働契約の内容については、契約期間や退職に関して以外、法律上も概念がないため、勤務する職場により、看護師の待遇等が大きく異なるため注意しましょう。
さらに詳しくは「看護師が契約社員・契約職員として働く前に!メリット・デメリットとは?」を確認しておきましょう。
また、看護師が勤務する病院等の場合、契約社員でも、正社員でも仕事が変わらないことが多いです。そのため、看護師の転職時では、契約社員の雇用形態をあまり見かけることがありません。
しかし、応援ナース(トラベルナース)や、一部の病院・施設、一般企業の看護師として働く場合には、契約社員の求人もあり、1年間~2年間の契約社員を経て、正社員として改めて雇用契約を結ぶ場合もあります。
看護師が知っておきたい契約社員のルール看護師が知っておきたい契約社員のルール
看護師が契約社員として転職を希望数場合、以下のことは最低限、知っておきましょう。
- 契約期間:基本的に最長3年間(※1)
- 勤務時間:雇用契約内容で異なる
- 待遇:雇用契約内容で異なる
- 転勤:勤務地が定められている場合、転勤はない
- 昇給・昇進:基本的になし
- 社会保険:適用されるが勤務時間等によって変わる
(※1)契約期間は、60歳以上や専門性が高い場合は6年間で契約することも可能ですが、病院、施設、企業から提示されるもので、看護師が決定することはできません。
そのため、契約社員の場合、1年から3年間の契約が多いといえるでしょう。
また、契約期間が5年を超えた場合、無期契約に変更する(更新の必要がなくなるだけで正社員ではない)ことが可能になります。
嘱託社員
嘱託社員とは、定年退職した看護師が再び病院・施設等に雇われる形での雇用契約となり、契約社員(有期労働契約)の一つとなります。
正社員で説明した、「定年退職や年齢についての補足」も合わせて確認しておきましょう。
看護師が勤務する病院、施設によって様々な条件が提案されるため、再雇用契約を結ぶ場合は、内容は必ず確認しましょう。
さらに詳しくは「嘱託看護師とは?今後の給与はどうなりますか、何歳まで働けますか?」を確認しておきましょう。
パート・アルバイト(パートタイム労働者)
パート・アルバイト(パートタイム労働者)とは、同じ病院、施設、企業等に雇用されている正社員の看護師と比べ、1週間の所定労働時間が短い看護師(労働者)のことを言います。こちらは、厚生労働省で定義されています。
そのため、パート看護師、バイト、非常勤看護師、単発バイトなど様々な呼び方はありますが、上記に該当すれば「パートタイム労働者(パート・アルバイト)」となります。
主な看護師の勤務形態については、職場によっても異なりますが、「日勤常勤または、常勤(夜勤なし)」「夜勤専従常勤」「非常勤」などが該当します。また、夜勤専従常勤の場合、「夜勤専従パート」などと呼ぶこともあります。
パート・アルバイトのルールについてパート・アルバイトのルールについて
パート看護師は、なじみがある雇用形態ではありますが、こちらも細かい規定が決められており、パート看護師として転職する希望がある方は、詳細は以下、厚生労働省のサイトも参考にしてください。
出典:厚生労働省(人を雇うときのルール/労働条件・職場環境に関するルール)
準社員
準社員は、正社員とパート・アルバイトの中間にある雇用形態として使われる場合がありますが、労働基準法等による明確な定義はなく、非正社員(正規雇用ではない社員)となります。
そのため、職場によっては「契約社員(有期労働契約)」と同様である場合や「パート・アルバイト(有期・無期)」と同様の場合など様々です。
いずれにせよ、病院・施設・企業等で自由に決めることができるため、雇用契約の内容はチェックしておきましょう。
看護師として働く職場では準社員であるケースは少ないと言えます。
派遣(派遣労働者)
派遣(派遣労働者)とは、看護師(労働者)と人材派遣会社と労働契約を結び、人材派遣会社が看護師(労働者)を派遣し、その派遣先施設で働く雇用形態で、間接雇用の一つです。
そのため、派遣先施設から給与を受け取るのではなく、人材派遣会社から給与を受け取り、指揮命令関係は、派遣先施設の指示に従います。
派遣(派遣労働者)は、1つの職場に対して働ける期間は基本的に3年間と決められており、昨今、細かいルールが設定されています。
(詳しくは「派遣社員の基礎知識【派遣社員の種類】(リクルート)」を確認してください。)
派遣看護師と正社員看護師の違い派遣看護師と正社員看護師の違い
派遣看護師 | 正社員看護師 | |
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雇用主 | 派遣会社 | 勤務先施設 |
雇用期間 | 有期雇用 (期間が決められている雇用) | 無期雇用 (期間が決められてない雇用) |
給与形態 | 時給制 | 月給制、又は年俸制 |
勤務時間 | 希望時間、希望日数で働ける | フルタイム(例:1日8時間・週5日勤務) |
仕事内容 | 担当業務以外の業務はあまり行わない場合が多い (職場により教育や重要な仕事は行わない場合がある、又は職場により正社員と変わらない場合もある) | 勤務先の指示により仕事内容が決まり、部署異動もある |
福利厚生 | 社会保険などの最低限の福利厚生となり、充実はしていない場合が多い | 派遣看護師と比べて充実している |
採用・転職 | 経験やスキルが優先され、勤務期間など派遣先とマッチしているかどうかで決まる | 勤務先で働き続けることが出来るかどうか、総合的に判断される |
派遣看護師の4つの種類と派遣期間
一般派遣 (登録型派遣) | ★派遣期間:1ヶ月~最大3年間 ・派遣会社との雇用契約を結び、看護師派遣で一番多い派遣 |
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産休代行派遣 | ★派遣期間:1年程度が多く明確に期間が決められている ・派遣会社との雇用契約を結び、産前産後休業や育児休業中看護師の代替として勤務する |
単発派遣 | ★派遣期間:1日~3日程度で派遣先を変更する ・派遣会社との雇用契約を結び、31日以上、週20時間以上の労働時間が必要 |
紹介予定派遣 | ★派遣期間:最長6ヶ月 ・派遣会社との雇用契約を結び、派遣先の施設と直接雇用契約を結ぶ目的で行う派遣 |
- ※一般職の派遣の場合は「常用型派遣(特定派遣:企業等に出向する派遣で就労していないときも賃金が発生する)」もありますが、看護師の派遣では行われていない場合が多いです。
- 労働者派遣法(「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」)で、日払い派遣(雇用期間が30日以内)は禁止されています。
- 単発派遣とは、雇用期間が31日以上である派遣、又は派遣先は1日~3日程度の単発ですが、派遣会社との雇用契約を31日以上結ぶ場合(週20時間以上の労働時間が必要)です。
- 出典:看護師の派遣会社9つの選び方!単発・長期も可能な派遣会社おすすめベスト5
短時間正社員
短時間正社員とは、正社員と比較し、1週間の所定労働時間が短い正規雇用(期間の定めのない労働契約を結んでいる)であり、正社員と同様の待遇(※1)をもつ看護師(労働者)のことを言います。
(※1)同様の待遇とは、時間あたりの基本給および賞与・退職金などの算定方法などが同じ病院・施設・企業に雇用される同種のフルタイムの正社員と同等であることを言います。
つまり、「短時間正社員は、短い時間だけ働く正職員のようなもの」と考えていれば良いでしょう。
また、短時間正社員を制度化したものを、短時間正社員制度と呼び、取り入れている病院などが増えています。(参照:短時間正社員制度を取り入れている企業例(多様な働き方の実現応援サイト:厚生労働省))
勤務する施設によって条件が多少異なるため、さらに詳しく知りたい方は「ママ看護師のため時短勤務(短時間正社員制度)で働ける職場へ転職したい」を転職前に確認しておきましょう。
その他の看護師の働き方(個人事業主)
その他の看護師の働き方の中で「個人事業主(法人を設立せずに個人で事業を営んでいる看護師)」という働き方があります。以下で2つご紹介します。
フリーランス(業務委託契約)
業務委託契約とは、病院・施設、企業などが企業や個人に委託する場合に行う契約のことをいいます。業務委託契約には「請負契約」と「委任・準委任契約」等があります。
請負契約 | 成果物(納品物)に対して報酬を支払い、委託先に瑕疵担保責任がある (例:医療記事の作成など) |
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委任・準委任契約 | 労働に対して報酬が支払われ、瑕疵担保責任はない (例:施設等で実際に看護師として働くなど) |
看護師は個人で委託を受ける場合が多いですが、雇用関係を結ぶことなく対等な立場で業務を遂行していくため、業務委託契約は雇用契約ではありません。
また、業務委託契約を結び、仕事を行っている看護師のことを「フリーランス看護師」と呼ぶ場合もあります。
さらに詳しくは「フリーランス看護師になるには?給料や体験談!募集が多い転職サイト」を確認してください。
自営型テレワーク
自営型テレワークとは、注文者から委託を受け、情報通信機器を活用して主として自宅又は自宅に準じた自ら選択した場所において、成果物の作成及び役務の提供を行う就労をいいます。(法人形態により行っている場合や、他人を使用している場合等は除きます。)
出典:厚生労働省 HOME WORKERS WEB
「看護師ライター」や「メディカルコピーライター」など看護師資格を活かし、パソコンなどの通信機器を使い、自宅で仕事を行う人を一般的に指します。
在宅勤務や在宅ワーカーと違い、フリーランス看護師と同様に、業務委託契約を個別に結ぶため、働く看護師は個人事業主となります。
雇用形態・勤務形態が豊富な看護師転職サイト
看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)は、看護師の希望条件に合わせて、条件面が合う求人をピックアップして紹介、その後の転職も完全無料で支援してくれる転職支援サービスです。
以下でご紹介する看護師転職サイトは、その中でも看護師の雇用形態や勤務形態が豊富であり、看護師求人数が多い会社をご紹介します。
特に、正社員以外で看護師求人を探している場合は、以下の3社すべてに登録を行い、条件面などを比較しながら転職活動を進めていきましょう。
パート・アルバイト・派遣が豊富!レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
転職相談 | 面接対策 | 条件交渉 | 退職相談 |
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サイト名 | レバウェル看護(旧:看護のお仕事) |
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運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
公開求人数 | 140,163件 (2024年12月2日時点) |
非公開求人 | 豊富 |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師 |
対応 雇用形態 | 常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤 |
対応施設 | 総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター |
対応 診療科目 | 内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科 |
対応配属先 | 病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・看護師の転職求人が豊富 ・転職支援サービスが手厚い ・転職の相談から行える ・院内・施設内情報に強い |
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、看護師の正社員、派遣、パート・アルバイトなどをカバーする看護師転職サイトです。
さらに、看護師求人数はどの看護師転職サイトよりも豊富であり、雇用形態や勤務形態を選択したいと考えた場合、必ず利用しておくべき転職サイトです。
また、利用する看護師の評判も良く、転職支援サービスも充実しているため、転職での利用は必須でしょう。
公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/
契約社員が豊富!マイナビ看護師
転職相談 | 面接対策 | 条件交渉 | 退職相談 |
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サイト名 | マイナビ看護師 |
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運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 82,343件 (2024年12月2日時点) |
非公開求人 | とても豊富(保有求人全体の約40%非公開) |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師、ケアマネジャー |
対応 雇用形態 | 正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他 |
対応 勤務形態 | 常勤(二交替制)、常勤(三交替制) 、夜勤なし、夜勤専従 |
対応施設 | 病院、クリニック・診療所、美容クリニック、施設、訪問看護ステーション、看護師資格・経験を活かせる一般企業、治験関連企業(CRA、CRCなど)、保育施設 、その他 |
対応 診療科目 | 美容外科、小児科、産科、婦人科(レディースクリニック)、整形外科、循環器内科、心療内科、消化器外科、心臓血管外科、スポーツ整形外科、脳神経外科、眼科、形成外科、消化器内科、歯科、精神科、血液内科、外科、内科、神経内科 |
対応配属先 | 病棟、外来、手術室、内視鏡室、ICU、透析、救急外来、訪問看護、管理職の仕事 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・転職の相談から行える ・キャリアアドバイザー親切丁寧 ・退職交渉も可能 ・企業系のレア求人を豊富に保有 |
マイナビ看護師は、正社員、パート・アルバイトの看護師求人の他に、契約社員の看護師求人が一番豊富な転職サイトです。
そのため、上記で説明したレバウェル看護(旧 看護のお仕事)と一緒に利用しながら、契約社員を希望する場合は、必ず活用しておきましょう。
マイナビ看護師の担当者は、丁寧で的確なアドバイスをもらえることから、利用する看護師に定評があります。
公式サイト:https://kango.mynavi.jp/
派遣が豊富!MCナースネット
転職相談 | 面接対策 | 条件交渉 | 退職相談 |
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サイト名 | MCナースネット |
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運営会社 | 株式会社メディカル・コンシェルジュ |
公開求人数 | 19,149件 (2024年12月2日時点) |
非公開求人 | とても豊富 |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師 |
対応 雇用形態 | 常勤、派遣、非常勤・パート、委託 |
対応施設 | 病院、クリニック、訪問看護、デイサービス、訪問入浴、介護施設、企業、コールセンター、ツアーナース、巡回健診、学校・保育園、行政、イベント、薬局、その他 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・全国26拠点 ・派遣と常勤(正社員)求人に強い ・全国の求人が豊富 ・基本的にほとんどが非公開求人 |
看護師の派遣、単発派遣などを考えたときは、MCナースネットの利用がおすすめです。
派遣したその日に給与をもらうことが可能な先払いシステムなどが充実しており、派遣看護師として働く場合は必ず利用しておきましょう。
全国各地に拠点があるため、どのエリアでも利用しやすいことがメリットです。
公式サイト:https://mc-nurse.net/
まとめ
看護師の勤務形態や雇用形態は、言葉の意味を正確に説明しているものが少ないです。そのため、是非、看護師転職を考える上で改めて参考にしてみてください。
「常勤(夜勤あり)」と求人を見れば、勝手に正社員だとイメージしてしまうかもしれませんが、大切なことは雇用形態を確認し、本当に正社員だけかどうか内容を確認することです。
また、正社員以外の派遣やパート・アルバイトの雇用形態でも、看護師として働く上で様々なルールが存在し、雇用される看護師としても知っておきたい情報が多々あります。
自分が希望する雇用形態は何なのか確認することで、今の自分にあった雇用形態を改めて考えることができます。その結果、無理なく働ける職場環境や働き方を選択できるようになり、看護師の資格を活かして長く働くことができるでしょう。看護師として転職する前に、今一度確認しておきましょう。
参考資料
- 参考資料:厚生労働省「さまざまな雇用形態」
このサイトの運営者情報
運営会社 | 株式会社peko |
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会社ホームページ | https://peko.co.jp/ |
所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂3丁目1-16 BIビル6F |
代表取締役 | 辻󠄀 昌彦 |
設立 | 2015年6月 |
資本金 | 14,000,000円 |
事業内容 |
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厚生労働大臣許認可 | 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-314509 (厚生労働省職業安定局: 職業紹介事業詳細) 特定募集情報等提供事業:51-募-000760 |
連絡先 | 03-5324-3939 (受付時間:休日、祝日を除く10:00~17:00) |
お問い合わせ | https://peko.co.jp/inquiry |
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