40代の看護師転職成功へのコツ!転職事情とおすすめの転職先
看護師転職において40代という状況をネガティブにとらえてしまう方は多いと思います。
しかし、40代での転職は、一般的に厳しい年代と言われますが看護師の仕事では、転職先も豊富にあり、年齢をそこまで気にする必要はありません。
もちろん、年齢が採用に関係する側面も職場によってはありますが、40代の看護師だからこそできる仕事があり、40代の看護師だからこそ見えてくるものがあります。
そのため、40代の看護師転職はライフ・ワーク・バランスをうまく取れる職場や求人を探しながら、年齢を言い訳にせず、全力を尽くせることが転職を成功する秘訣とも言えます。
このページでは、40代看護師の転職事情や、おすすめの転職先、転職活動で準備することや40代の看護師転職成功へのコツをご紹介していきます。
執筆・監修当サイトを運営する株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。国家資格であるキャリアコンサルタント資格も取得。
- エリア:群馬県在住
- 保有資格:看護師
看護学校卒業後、某有名企業が運営する病院へ就職。その後地元へUターン。結婚・妊娠・出産・離婚という怒涛のような20代をおくり、転職ラッシュな30代を走り抜け、ようやく安定の40代を迎えることができました。総合病院で勤務する傍ら、現在は執筆活動に邁進中。看護師歴20年の知識と経験・私の失敗を活かしつつ、伝えていきたいと思っております。
- エリア:香川県在住
- 保有資格:看護師
- 職務経験:総合病院、クリニック、有料老人ホーム
- 診療科経験:手術室、眼科
総合病院の手術室勤務を3年ほど経験した後、主に眼科クリニックで看護師としての経験を20年以上積んでまいりました。けっして順風満帆とはいえない失敗や挫折だらけの看護師人生でしたが、悩んだり辛い思いをしたりしている看護師さんたちを笑顔にする記事を提供できるよう頑張りたいと思います。
40代看護師の転職事情
40代の看護師は、まだまだ転職可能な年齢と言えます。
40代看護師の転職事情について説明していきますので、検討している方は一度確認しておきましょう。
40代看護師の良くある転職理由とは?
40代の看護師に転職を決意させる理由とは何なのでしょうか。
以下では40代看護師に良くある転職理由を「自分自身の限界を感じて仕事をセーブするため」、「現状に不満があり環境を変えるため」の2つの視点でご紹介します。
一般的な看護師の転職理由については「病院に勤務する看護師の退職理由の本音」を確認してください。また、ブランク明けで看護師に復帰する場合は「ブランク明けの看護師の復職マニュアル!準備やおすすめの職場」を確認しましょう。
自分自身の限界を感じて仕事をセーブするため
- 体力的な限界を感じたため
年齢を重ねたことにより、夜勤やオンコール、長時間の残業やハードな勤務自体に対応できないと感じて転職する40代看護師も少なくありません。また、40代になると大病を患ったことをきっかけに働き方を見なおし、転職を検討するケースもあります。 - 能力に限界を感じたため
40代という年齢において新たなことに適応する能力や記憶力などが低下することは避けられません。自分自身の変化により限界を感じる場合もあれば、職場の新しいシステムの導入などに伴い限界を感じる場合もあるでしょう。
現状に不満があり環境を変えるため
- 人間関係に不満を感じたため
一般的な不満以外にも「管理職としての重圧」や「指導者ならではのトラブル」などが40代の看護師転職理由となります。職場での地位が高くなり、それに伴う人間関係に疲れ果ててという看護師も少なくありません。 - 給与などの待遇に不満を感じたため
特に病院に勤務している40代の看護師は、仕事の量が増えるだけでなく、責任は重くなりストレスがたまる場合が多いといえます。そのような職場で新規採用者とほとんど変わらない給与や待遇だったことが判明し、転職を決意する看護師も多いと言えます。 - プライベートの充実をはかるため
40代の看護師は、一般的に出産や子育てからは解放される時期となりますが、介護などの問題に直面する時期でもあり、プライベートの時間が多く必要となります。また、これまでは単身赴任だった夫(パートナー)と今後は一緒に暮らしたいなどという理由で転職を決意するケースもあります。
40代の看護師転職は雇用側にどう見られるのか?
40代の看護師転職は、雇用側に期待されることもあれば、不安視されることもあります。
雇用側に以下で説明するようなイメージを抱かせてしまうことは避けられず、面接などで「不安視されること」に確信を持たれてしまうことで、不採用に直結する可能性があるため注意が必要となります。
一般的に40代の看護師は雇用側にどのように見られているかを説明していきます。
40代看護師が雇用側に期待されること
- 指導者として有望なのではないか
40代の看護師は、経験が豊富だと思われることから、他のスタッフのよき指導者となることを期待される場合もあります。また、管理職の経験があれば、より期待値は高くなるでしょう。 - 職場の人間関係を改善してくれるのではないか
40代の看護師だからこその「冷静沈着さ」「包容力」などにより人間関係によるトラブルを改善してくれるのではと、雇用側に期待されることがあります。 - 急な休職や退職の心配がない
20代や30代の看護師の場合、結婚や出産の他、子供の成長に伴うイベントや行事などによって、短期あるいは長期的に休職する機会が一般的に多くなります。しかし、40代の看護師になると、そのような可能性が低くなるため休職の心配がないと雇用側は考えます。 - 条件が悪くても頑張ってくれるのではないか
40代の人材の場合、人生経験が豊富であり忍耐力が培われている看護師が多いと考える雇用主もいます。そのため、多少雇用条件や環境が悪くてもお願いすれば働いてくれるのではないかと雇用主は考えます。
40代看護師が雇用側に不安視されること
- 仕事についていけないのではないか
体力、適応力、記憶力などの衰えにより仕事についていけないのではないかと懸念されます。 - 他のスタッフとなじめないのではないか
年齢的に若いスタッフが多い場合、採用してもなじめないのではないかと勘繰られてしまいます。 - 自己主張が強く扱いにくいのではないか
年齢が高いことにより、自己主張が強かったり協調性が無かったりするのでないかと想像する雇用者も少なくありません。 - 以前の職場でトラブルがあったのではないか
40代にして転職を決意するのには、それなりの覚悟が必要となり、前職でなにかトラブルがあり、やむを得ず転職したのではないかなどと考える雇用者もいます。
40代看護師の平均年収とは?
2021年度発表(厚生労働省:令和2年賃金構造基本統計調査)では、看護師全体の平均年収は4,918,300円となり、平均年齢は41.2歳と、40代が一番看護師の中では多いです。
さらに、年齢別で平均年収を確認すると以下の通りです。
40代前半の看護師 | 平均年収:4,915,300円 |
---|---|
平均月収:328,800円 | |
平均賞与:969,700円 | |
40代後半の看護師 | 平均年収:5,285,800円 |
平均月収:353,000円 | |
平均賞与:1,049,800円 |
(平均年収の計算方法:「所定内の給与金額×12+年間賞与・その他特別給与額」)
40代前半の場合、看護師全体の平均年収より少し低くなり、40代後半では約30万円高くなります。看護師の年収のピークとしては、50代前半が一番高く、平均年収が5,661,600円となります。
この平均年収を見ても、他の年代よりも年収も多くもらっている場合が多く、40代の看護師は病院・施設で需要があることが分かります。
40代の看護師転職割合は年代の中で一番多い!
平成30年のナースセンターが出している「看護職の求職・求人・就職に関する分析報告書」では以下のような結果が出ています。
24歳以下 | 3.6%(2,439人) |
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25~29歳 | 10.2%(6,878人) |
30~34歳 | 10.4%(7,013人) |
35~39歳 | 12.9%(8,692人) |
40~44歳 | 15.7%(10,591人) |
45~49歳 | 14.9%(10,083人) |
50~54歳 | 12.9%(8,722人) |
55~59歳 | 8.8%(5,966人) |
60歳以上 | 10.7%(7,213人) |
40代の看護師は、子育てが落ち着いて就職する場合や、さらなるキャリアアップや管理職として転職する場合、プライベートを充実させるために転職する場合が多いため、他の年代よりも転職する割合が高くなっています。
そのため、40代の看護師転職をネガティブに考えている方は、世の中では40代の看護師転職も多いという事実を前向きにとらえ、チャレンジしていきましょう。
40代の看護師転職成功の体験事例
40代前半、40代後半の看護師が転職を成功した体験事例を2つご紹介します。
事例1:42歳で一般病院へ転職
私は42歳の時に人生2度目となる転職をしました。転職の理由を一言で表すならば「仕事の重圧」です。
年齢を重ねるにつれ、仕事に行ってもリーダーばかりで患者と関わる時間はほんのわずか、むしろ医師のお世話係のような毎日でした。そんな毎日に嫌気がさしていたところへ主任へのキャリアアップの話が来ました。
年齢/資格 | 42歳/看護師 |
---|---|
転職理由 | 仕事の重圧のため |
転職回数 | 2回目 |
職場 | 総合病院から一般病院へ転職 |
キャリアアップと言えば聞こえはいいですが、私が勤務していた病院の「主任」はスタッフの受け持ち表作成や勉強会開催、委員会での責任者的な立場を一手に引き受けなければならないという、それこそ看護部の中の便利屋扱いで残業の日々が確実になります。
仕事に楽しさを感じられず、キャリアアップからも身を引いたことで仕事に対してさらにやる気が失せてしまっている自分に嫌気がさしていました。
そもそも主任になる気はなかったのですが、転職を考える切っ掛けになったのが事実で、私が転職をしたのはそれから半年ほどしてからです。
現実では42歳になって転職することには多くの不安がありました。
私は看護師として働き始めてから3交代の夜勤しか経験がなかったため、この年齢で2交代のような長時間勤務に耐えられるのか、体に染みついた3交代のサイクルから離れられるのか、などが不安の種でした。
新しい診療科へ飛び込むことにはそれほど不安を感じることはありませんでしたが生活リズムの変化に耐えられるかが一番不安でした。
そして、色々悩み考えた結果、2交代の一般病院へ転職することを決めました。
転職しても収入が大きく下がることなく、夜勤回数をセーブできることは私には理想的な病院でした。
転職して2年がたちますが、結果的には転職が成功したと思います。
新しい職場で覚えることはたくさんありましたが、それでも今までの経験を生かせることは沢山ありました。
また心配だった2交代の夜勤も行ってみると、私にとっては3交代よりも楽で、拘束時間は長くなりますが、40歳を過ぎて3交代が辛くなってしまった私にはちょうど良く感じました。
一般病院ですが、以前の病院程忙しくないことも幸いしていると思います。
日勤は入退院やオペでバタバタする日もありますが、夜間は緊急入院も少ないため2時間の仮眠もとれます。
42歳を過ぎても自分のライフスタイルに合わせて職場を選べる転職が可能なことが分かり、良い経験になりました。
事例2:47歳でクリニックへ転職
これまで何度か転職を経験してきましたが、47歳で再度転職と言う事態に陥り、さすがに今度こそは定年まで働き続けられる職場を見つけようと心に決めました。
決断するのは、通常の看護師より遅いと感じました。
しかし、40代後半という年齢だからこそ定年というビジョンが現実的になり始めていたため、より一層、長く働ける職場へ転職したい思いが強かったです。
年齢/資格 | 47歳/看護師 |
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転職理由 | 長く働ける職場へ転職したいため |
転職回数 | 5回目 |
職場 | 一般病院からクリニックへ転職 |
私は、まずは職場に求める条件をあげることから始めました。一番重視したのは、夜勤や残業がない体力的に楽な職場であるという条件でした。
40代後半になって体力の衰えを実感し始めていましたので、ここで妥協すると仕事を続けることは難しいと思ったからです。
さらに、これまでの経験を活かせること、やりがいや楽しさを感じられることを重視しました。
ここを押さえておかなければ、根性のない私のことですので再び挫折してしまうかもしれません。
一方、給与や待遇は条件がよいにこしたことはありませんが、先に挙げた条件を最優先とするため必要なら妥協するという方針を決めました。
しかし、この条件、実は看護師にとっては、なかなかの好条件です。
実際、求人を探しても、この条件に当てはまる職場は数えるほどしかありませんでしたし、競争率も高いものばかりでした。
年齢の高い私は明らかに不利でしたし、看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)の担当者にも「条件を変えてみてはどうでしょう」とアドバイスされたほどでした。
「やっぱり無理なのかな」「あきらめたほうがいいのかな」などと思い悩んだもの事実です。
しかし、私はあきらめたくありませんでした。
ここであきらめれば、結局また転職を繰り返す羽目になると思ったからです。
自分を奮い立たせながら、履歴書を何度も書いて送り、面接を受けました。しかし、結果は不採用。正直、落ち込みましたし、いっそ妥協してしまおうかとも思いました。
ただ、とりあえず、やれるだけのことはやってみようと思い、チャンレンジを続けていた矢先、あるクリニックから採用通知を頂くことができたのです。
実は、そのクリニックは一度不採用の通知をいただいたクリニックでした。
思いがけず新たな欠員が出たので、即戦力として経験の豊富な私に白羽の矢が立ったとのことで、私の希望通りの条件である上、給与などの待遇もなかなか良いクリニックでしたので本当に嬉しかったですね。
40代後半での転職を成功したい場合「年齢が高いから」という事実を言い訳にせずに、とりあえず全力で頑張ってみることが大事だと思いました。
最初にあきらめていたら、この幸運に巡り合うこともなかったはずです。
もちろん、どうしても無理なら方向転換をすることも必要ですが、最初からあきらめる必要はないと思います。
40代看護師転職でのおすすめの転職先
40代の看護師転職で働きやすい職場の条件は、一般的に以下の通りです。
- 自分の経験やキャリアが活かせる職場
- 経験のある勤務形態や診療科
- 管理職や管理職候補の看護師を募集している職場
- 同じ40代の看護師が活躍している職場
- 夜勤がない、又は残業が少ない職場
このような転職先がおすすめで、以下で具体的な職場について説明していきます。
経験がある分野の病院・病棟
看護師としてキャリアアップを考える場合には、規模が大きな病院への転職が必須となるはずです。
そのため、経験がある診療科や、経験を積みたい分野などの選択を行いましょう。
認定看護師や専門看護師の資格を検討している場合には、資格支援制度をしっかりと確認して病院を選択してください。
また、キャリアアップではないけれど、40代看護師としてバリバリ働きたい場合は病棟でかつ日勤常勤が最適です。
- 療養型病院や病棟
- 精神科病院や病棟
- 回復期リハビリ病棟
- 緩和ケア病棟
- 病院の外来
以上の選択を考えると良いでしょう。
急変が少ないため、残業が少なく体力的にも負担なく仕事を行うことが可能です。しかし、即戦力の看護師として採用される場合が多いため、注意してください。
経験がある診療科のクリニック
クリニックは40代の看護師転職としておすすめですが、一部診療科によって雇用側が希望する看護師の年代の傾向が変わってきます。
特に、美容外科や美容皮膚科などのクリニックでは、40代でも働いている看護師はいますが、実際には管理者として働いている場合が多く、未経験の場合は難しい可能性が高いです。
また、泌尿器科などは若い看護師だと患者が気を使う患者が多く、年配の看護師を採用する場合も多いです。
クリニックへの看護師の転職では、年齢だけではなく、経験を重視される仕事もあるため、経験がある診療科のクリニックがおすすめです。
40代の看護師は病院とクリニックどちらが良い?
40代の看護師転職を行う場合、病院、クリニックどちらにもメリットとデメリットがあります。
例えば、人間関係においては、どちらかと言えば「病院」よりも「クリニック」のほうが、個人的で密接な関係が多くなり複雑です。
給与は「病院」の方が多く待遇も充実している傾向がありますが、その分仕事もハードな傾向があります。
そのため、夜勤や残業を絶対に避けたいのであれば「クリニック(無床の診療所)」のほうが良いでしょう。
しかし、これまで「病院」でしか働いたことが無い40代看護師の場合は「クリニック」独自の雰囲気やシステムになじみにくいため「病院」のほうが働きやすく感じる可能性があります。
訪問看護ステーション
訪問看護ステーションは、臨床経験が3年以上あれば、医療的な処置が限られています。
慣れてくると訪問看護は看護師1人で行うため、残業も少なく人間関係も気にすることなく働くことが可能で、40代の看護師転職におすすめです。
さらに、病院以外で一度働いてみたいと考える40代の看護師にとっては、新しいチャレンジにも良い職場であるといえます。
また、看護師として培ったコミュニケーション能力も発揮しやすく、患者・家族との信頼関係を築きやすいといえます。
訪問看護についての詳細は「看護師転職時の訪問看護ステーションの選び方!11つの確認項目」を確認しておきましょう。
介護施設
以下のような介護施設も40代の看護師が多く働いており、転職にはおすすめです。
- 特別養護老人ホーム(特養)
- 介護老人保健施設(老健)
- 有料老人ホーム
- サービス付き高齢者住宅
介護分野に興味がある場合や、管理職として転職したい場合などは特別養護老人ホーム又は、介護老人保健施設が特におすすめです。
介護施設といっても看護師の仕事内容が各施設や、職場により違うため、転職する場合は看護師の仕事内容をしっかりと確認しておきましょう。
デイサービス
デイサービスは、以下の理由で40代の看護師にはおすすめの転職先となります。
- ゆっくりと仕事ができること
- 仕事の時間帯が決まっていること
- 残業が少ない又はほとんどないこと
- 職場の雰囲気も明るいこと
- 比較的健康な利用者が多いこと
家庭との両立を考える場合や、体力的に看護師を続けるかどうか悩んでいる場合などはおすすめです。
また、40代の看護師になると採血や点滴、処置などの看護技術がない中にも、利用者を観察して、デイサービス中の生活の安全を見守ることの奥深さも実感してくるようになる場合が多いです。
しかし、バリバリ病棟で働いてきた看護師の方の場合、少し物足りないくらいの仕事内容となるため注意が必要です。
健診センター
健診業務は、病気の患者への看護というよりは、健康な方への検査が主な業務なので、精神的なストレスが少ないことが特徴です。
また、持ち回りで担当が変わる場合が多く、仕事中に人間関係に気を遣うことはあまりありません。
それぞれの検査においていかに正確に機敏に、かつ周りを見ながら健診がスムーズに流れるかを考えて業務を行う必要があるため、40代、50代の看護師も多く働く職場です。
ただし、対象者が患者ではなく、関わる時間も少ないため、仕事内容を一度確認しながら選択しましょう。
さらに詳しくは「健診センターへ転職する看護師のメリット・デメリット!楽な仕事ではない?」を確認しておきましょう。
献血ルームも40代看護師におすすめ
献血ルーム(献血センター)は、日本赤十字社が運営しており、看護師の給与や手当が良いことが特徴で、病棟勤務と同等の場合もあります。
しかし、看護師の求人は少なく、人気も高いため採用されることは非常に難しいので、看護師転職サイトなどの紹介会社を利用することは必須となります。
40代の看護師が働いている場合も多いですが、検討する施設の1つとしておきましょう。
40代看護師転職での5つの準備
40代の看護師は、老後を含めた自分の未来を考える大切な時期でありながらも、育児・家事・介護といった家族との関係も大きく影響する時期でもあります。
自分のスキルアップを中心に活動できた時期は過ぎ、他のスタッフのために、家族のために、自分を抑えて活動することが求められる方も少なくありません。
そのため、40代看護師が、転職を考える前に準備して欲しいポイントについてご説明します。
1.転職する理由や原因を明確にすること
まず、40代の看護師として転職する理由が「家族や周囲のため」なのか「自分のため」なのかを明確にすることが大切です。
さらに、転職したい理由が家族や周囲のための場合、自分の未来を含めて考えた転職なのか、なぜ今の職場を退職し転職したいかという理由を明確にすることが大切です。
そのため、ライフプランと自身のキャリアプランを同時に考える必要があり、40代看護師転職では「転職を繰り返す行為」を避ける必要があるため、一番大切な準備となります。
また、パートナーを含む家族と話し合いを行うことも大切です。
※ライフプランとキャリアプランは年表などを作成し、一覧で見ていくと分かりやすいでしょう。
さらに転職後のライフプランや目標も考えること
看護師が40代で転職する場合、50代・60代を迎える自分や家族の変化に目を向けず、転職を考えることは、とてもリスキーなことです。
また、40代で看護師として色々と見えることや仕事への熟練度が上がっている状態だからこそ、仕事での目標を考えておきましょう。
例えば「50代までに取得したい資格」「60代までに行いたい仕事」などの目標も合わせて考えておきましょう。
看護師として、そして自分らしく過ごすために、50代・60代のライフプランと目標を考え転職先を決定することが大切です。
転職をおすすめできない方
- 辛さだけで自分の未来を考えていない方
- 40代で臨床経験が浅い方
- 転職回数が多い方
以上の看護師の方は、もう一度、転職する理由や原因を明確にし、転職することを検討してください。
「今の仕事が辛い」「家事との両立が辛い」「親の介護がストレス」などの理由で退職を考えた時、あなたにとっての未来は不確かなままです。
40代で転職することは、自分のこれからを考えてこそ選択すべき大きなイベントです。
だからこそ、「辞めたい」という感情だけでなく、自分らしい生き方をするための決断として、ライフプランを含めて自分の社会人としての役割を考えることが大切になります。
40代看護師は、転職を繰り返すことが評価の低下につながりやすい世代なので安易な転職はおすすめできません。
2.40代看護師の転職によるストレスを知っておく
看護師歴が長い40代看護師で転職すると、立場が一変しストレスを感じる方も少なくありません。
そのため、転職の準備として、自分がそのストレスを乗り越えることができるかどうかを考える必要があります。
周囲に溶け込むまでに時間がかかること
40代看護師は、経験値があるため転職先での活躍できると周囲のスタッフに思われ、「どこまでできる看護師なのか」という視点で見られる場合があります。
同時に、経験値から「この方が良いのでは?」と発言すると、「ここではルールだから」と言われてしまうこともあり、転職先で周囲に溶けこむまで時間がかかる場合が多いです。
40代看護師は経験値・知識が高く、これまでの職場ではリーダー的存在だったからこそ、ストレスに感じることが少なくありません。
新人看護師のような気持ちで転職先の仕事に取り組む必要があります。
苦手な業務も行う必要がある
40代看護師が転職をすると、今までの職場では「私、これが苦手だから」で通っていた業務も、行わなければいけないことが確実に増えます。
40代という年齢や経験によって逃れられていた業務が許されなくなる、これがストレスに感じる看護師も多くいます。
今やクリニックも電子カルテが普及し、若いスタッフに新しい業務を教わることになります。それはベテラン看護師でも逃れられませんし、ついていけなければその新しい職場で働くことは困難になるはずです。
3.転職後の収入・支出を考えること
40代の看護師が転職する準備として、まずは現在の給料明細を確認することをおすすめします。(特に手取りだけを見ている場合は確認しておきましょう。)
転職を考えた時、先立つ収入・収支を把握するため、給料明細を確認し、給与天引きされている項目に何があるのかを確認することが大切です。
例えば、以下の内容となります。
- 医療保険等
- 役職手当
- 資格手当
- 住宅手当
- 家族手当
- 年金基金
- 住民税
医療保険など、転職時に「これ、どうする?」と戸惑ってしまうことになりかねません。
また、規模が大きな病院に勤めている看護師は社会保障として年金基金に自動で加入している場合が多く、転職することで将来受け取れる年金の金額に差が出ることもあります。
さらに住民税は、前年の1月から12月までの所得を基準にして計算し、その年の6月に決定され給与天引きされます。
転職によって目減りする手当や天引きされる金額を確認しておかないと、雇用側が提示する条件に沿って働くことになり、転職した後で後悔することにもなりかねません。
4.転職先の情報収集を怠らないこと
転職先の情報収集は、どの年代の看護師転職でも言えることですが、特に40代の看護師転職では、転職を繰り返してしまう行為は希望条件に合う職場で働ける可能性を低くしてしまう原因にもなりかねないためとても重要となります。
そのため、転職先の情報収集には一番時間をかけ、怠らないように心がけましょう。主に以下の情報収集を重点的に行いましょう。
- 働く看護師の待遇
- 福利厚生
- 働く看護師の人間関係
- 仕事内容の詳細
- 病院・施設の方向性や理念
- 教育制度や今後のキャリア
また、第三者の意見を聞くことも重要になり、以下で説明する転職エージェントを利用し、今までの看護師としてのキャリアを活かして、友人や知人に確認することも1つの方法となります。
5.転職エージェントを必ず利用する
40代の看護師転職では、求人数は豊富なものの、採用される職場の数が20代、30代の看護師と比較して少なることが現状です。
そのため、看護師専門の転職エージェント(看護師転職サイト)を必ず利用するように心がけましょう。
看護師転職サイトは、面接の設定や対策、内定手続き代行など転職をスムーズに進めることも可能ですが、利用する一番の理由としては、看護師の希望条件に合わせて雇用側と転職する看護師に合った求人を紹介してくれることです。
そのため、採用される確率も非常に高くなり、条件に合う求人を選び選択することが可能になります。
絶対に転職を失敗したくない40代の看護師転職だからこそ、転職のプロの力を借りて転職活動をすすめましょう。
また結果、利用したが自分で求人を探すことになった場合でも、第三者の意見や自身の市場価値を確認することが出来るため、必ず利用しておきましょう。
40代におすすめの看護師転職サイト
看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)は全国で考えると、運営している会社は100社を超えてきます。
個々にサービスや保有している求人等が違い、以下の条件が整っている看護師転職サイトが40代看護師転職にはおすすめです。
- 40代看護師が選択する求人数保有数が多いこと
- 担当者がコンサルタントであること
(転職斡旋経験が豊富な担当者であること) - 正職員、パートや常勤や非常勤など多彩な働き方が可能なこと
- 転職支援サービスが充実していること
以上のような条件に当てはまる看護師転職サイトを利用しましょう。
以下で3つおすすめをご紹介しますので、3社とも登録しながら提案される求人を比較していくことがおすすめです。
看護師求人数No.1!レバウェル看護
転職相談 | 面接対策 | 条件交渉 | 退職相談 |
---|---|---|---|
サイト名 | レバウェル看護(旧:看護のお仕事) |
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運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
公開求人数 | 140,163件 (2024年12月2日時点) |
非公開求人 | 豊富 |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師 |
対応 雇用形態 | 常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤 |
対応施設 | 総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター |
対応 診療科目 | 内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科 |
対応配属先 | 病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・看護師の転職求人が豊富 ・転職支援サービスが手厚い ・転職の相談から行える ・院内・施設内情報に強い |
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、病院・クリニック・介護施設などの求人がとても豊富で、他の転職サイトよりもかなり数が多いです。
希望条件が多い40代の看護師に特におすすめです。
地域によって担当者が若い場合もあるので、まずは登録して提案される求人を確認してみることをおすすめします。
公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/
キャリアの相談なら!ナースではたらこ
転職相談 | 面接対策 | 条件交渉 | 退職相談 |
---|---|---|---|
サイト名 | ナースではたらこ |
---|---|
運営会社 | ディップ株式会社 |
公開求人数 | 95,367件 (2024年12月2日時点) |
非公開求人 | 豊富 |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師 |
対応 勤務形態 | 常勤、非常勤、日勤のみ、夜勤専従 |
対応施設 | 病院、クリニック、介護施設、デイサービス、訪問看護、企業その他 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・非公開求人が豊富 ・希望条件に合う求人が見つかりやすい ・希望する病院・施設へ転職可能な逆指名転職がある |
ナースではらこは、病院・クリニック・介護施設等の看護師求人が全国的に豊富で、非公開求人もあります。
さらに、キャリアの相談から始める看護師転職を売りにしており、転職への不安や悩みを考える40代の看護師に特におすすめです。
そのため、病院・クリニック・介護施設等を希望する場合や、相談から転職を考える場合は、必ず活用しておきましょう。
公式サイト:https://iryo-de-hatarako.net/
転職のプロ!マイナビ看護師
転職相談 | 面接対策 | 条件交渉 | 退職相談 |
---|---|---|---|
サイト名 | マイナビ看護師 |
---|---|
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 82,343件 (2024年12月2日時点) |
非公開求人 | とても豊富(保有求人全体の約40%非公開) |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師、ケアマネジャー |
対応 雇用形態 | 正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他 |
対応 勤務形態 | 常勤(二交替制)、常勤(三交替制) 、夜勤なし、夜勤専従 |
対応施設 | 病院、クリニック・診療所、美容クリニック、施設、訪問看護ステーション、看護師資格・経験を活かせる一般企業、治験関連企業(CRA、CRCなど)、保育施設 、その他 |
対応 診療科目 | 美容外科、小児科、産科、婦人科(レディースクリニック)、整形外科、循環器内科、心療内科、消化器外科、心臓血管外科、スポーツ整形外科、脳神経外科、眼科、形成外科、消化器内科、歯科、精神科、血液内科、外科、内科、神経内科 |
対応配属先 | 病棟、外来、手術室、内視鏡室、ICU、透析、救急外来、訪問看護、管理職の仕事 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・転職の相談から行える ・キャリアアドバイザー親切丁寧 ・退職交渉も可能 ・企業系のレア求人を豊富に保有 |
マイナビ看護師をおすすめする理由としては、40代の看護師転職を多く行っていることや、担当者の年齢が高く、安心して転職サポートを依頼できることです。
また、どの看護師転職サイトよりも丁寧に説明してくれるため、40代の看護師でもスムーズに利用することが可能です。
公式サイト:https://kango.mynavi.jp/
40代の看護師転職成功へのコツ
最後に、40代の看護師転職を成功させるためのコツをご紹介します。
1.希望条件を明確にし、時間に余裕を持って転職活動する
40代の看護師転職では、以下のような希望条件を明確にしておきましょう。
- 必要だと思う職場の希望条件をすべて出す
- その中で絶対に譲れない希望条件をチェックする
譲れない希望条件をまずは、明確にすることが転職成功へのコツです。
また、希望条件によっては求人がない場合や選択肢が少なくなる可能性もあるため、転職活動の時間は3ヶ月以上~6ヶ月程度、自分に余裕を持った形で行うと良いでしょう。
2.今までの経験を活かせる職場にする
40代の看護師は、即戦力を求められる場合が非常に多いため、「新しい分野や仕事にチャレンジすることが転職理由」でない限りは、今までの経験を活かすことが可能な職場に転職先を絞り込みましょう。
これまで行っていた仕事内容や、同じ診療科・分野での看護業務であれば、40代の看護師でも転職するのはそれほど困難ではありません。
そのため、自分の得意分野で勝負をすることや、経験を活かすことが可能な職場で転職先を検討すれば、採用を行ってくれる病院・施設は複数あり、選択することが可能になります。
また、年齢から考えて人間性が伴っていれば管理職候補として採用される可能性もあります。
転職エージェントから提案も貰おう
希望の職場が見つからない時には、妥協できる点を探って選択肢を広げてみるのも一つの方法です。
また、看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)を利用しておけば、希望条件に合う職場を提案してくれるため、これまで考えなかった職場も提案してくれる可能性があります。
考えていなかった職場でも、仕事を行ってみれば意外とうまくできたり、楽しかったりするものです。
ただし、転職前の事前の準備として仕事内容などの確認は必ず自分で行っておきましょう。
3.40代看護師ならではのメリットをアピールする
「40代看護師が雇用側に期待されること」でも説明したように、40代の看護師で転職する場合の雇用側のメリットをアピールすることも面接時には大切です。
主に、以下の項目に該当すれば、強くアピールしておきましょう。
- 指導者や管理者としての経験値
- 長く勤務したい意志や長く勤務できるという理由
- 転職理由は人間関係ではないこと
以上のいずれか、又は全てを面接時に採用担当者に伝えるように心がけましょう。
また、看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)を利用することで、条件面の交渉は担当者に任せ、自分では行わないようにしましょう。
雇用側にとって40代看護師を採用するメリットとなり、具体的なエピソードなどを交えながら説明しておきましょう。
4.うまくいかなくても落ち込まない
人材が不足している看護師でも、年齢を重ねれば転職が困難になるのは当然のことです。
それでも一般企業に勤める女性に比べると、看護師という資格を所有していることで恵まれていると感じられることは多いはずです。
たとえ今日はうまくいかなくても、資格がある以上、必ず仕事は見つかります。
焦らず・腐らず・あきらめず、おおらかな気持ちで転職活動を乗り切るよう心がけましょう。
5.転職の意思決定は冷静に判断する
40代の看護師転職は失敗すると大きなリスクを伴う可能性があります。
「あなたが抱える問題は転職すれば解決するのか」と、自分に再確認してみることが大切です。
例え看護師転職サイトの担当者から進められたとしても、雇用先からぜひ来てほしいと言われても、働き続けるのはあなたです。
そのため、「これなら前の職場の方がよかったかも、思っていたのと何か違う」とならないように、転職の意思決定や転職先の決定は冷静に判断しましょう。
6.採用後は謙虚に行動しつつ状況の把握に努めよう
転職先が決まり、新しい仕事がスタートしたら、とにかく最初は「謙虚」であることを心がけましょう。
希望条件に合う職場でも、あなたの働き方次第で、転職が失敗となる可能性があることを忘れないでください。
経験豊富な看護師だからこそ「指導方法がなってない」「このやり方は間違っている」などと転職先の欠点が目についてしまうかもしれませんが、その気持ちはぐっと押さえて、とにかく慣れること、現状に適応できることを優先しましょう。
同時に、まわりの状況を観察し自分が新人看護師として何を求められているのか、どう行動すればそれに応えられるのかを考えましょう。
これまでに指導をした経験がある方は、どのような新人が教えやすかったか、行いやすかったかを振り返ってみるのも参考になるかもしれません。
さらに詳しくは「看護師転職で新しい職場で最高のスタートをきるための4つのポイント」も参考にしてください。
まとめ
40代の看護師は、まだまだ転職先が豊富であり、今後の生活をしっかりと見極め転職することが大切な世代です。
しかし、家庭や自分自身などの環境変化に加え、地域によっては30代と比べ採用されることが難しくなる職場も実在します。
そのため、40代で転職を行う場合、50代、60代になっても看護師として働き続けることができるライフプランを考えつつ、自分のための人生も充実させて欲ください。
一生働くことができる看護師という仕事だからこそ、自分も大切にしていきましょう。
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