中途採用の看護師転職面接での逆質問!良いこと・悪いこととは?
看護師として中途採用で面接を受ける場合、この病院・施設等に転職したいと考えている場合は好印象を与える逆質問を行い、ちょっと気になるところがあると考える場合は、働く環境を見抜く逆質問を行うこと良いでしょう。
このページでは、看護師が面接での逆質問するポイント、印象を悪くするダメな逆質問例と対処法、面接官に好印象を与える逆質問例文、働く環境を見抜く逆質問例文を説明していきます。
執筆・監修当サイトを運営する株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。国家資格であるキャリアコンサルタント資格も取得。
- エリア:千葉県在住
- 保有資格:看護師
- 経歴:総合病院、クリニック
- 診療科経験:呼吸器外科・内科、消火器外科・内科、循環器内科、心臓血管外科、婦人科、小児科、眼科
都内の総合病院で約6年、その後クリニックで約5年勤務しました。現在は1児の母として子育て奮闘中ですが機会があればまた働きたいなと思っています。
看護師が面接での逆質問するポイント
看護師として転職する場合や中途採用の面接の場合、面接官から「何か質問はありますか?」と逆質問を求められる場合があります。
看護師が逆質問する場合のポイントとしては、面接官が「はい」「いいえ」で答えられる質問をしないことが大切です。
以下で詳しく説明していきます。
面接官の意図とポイントを知っておこう
逆質問における面接官の意図と、質問する場合の看護師のポイントは以下の通りです。
面接官の意図 | 面接時の説明不足を解消するため |
---|---|
病院・施設との相性を確かめるため | |
コミュニケーションが出来るか確かめるため | |
看護師のポイント | 募集要項に記載されている内容や説明を受けていることを質問しない |
待遇面の質問は「質問がありますか?」と聞かれてから質問する | |
質問内容で好印象を与えることが出来る機会となる | |
質問内容で病院・施設の環境を見抜くことができる | |
特に質問がない場合は無理に質問する必要はない |
質問がない場合には、無理に逆質問する必要はありません。しかし、質問をすることで看護師として働く意欲をアピールすることができます。そのため、3つ~5つ程度の質問は準備しておくと良いでしょう。
逆質問がない場合の対処方法
逆質問がない場合、又は無いことが予想される場合には、「面接中の話を聞く際にメモを取って対応する」ことを行っておきましょう。
このことで、面接官に与える印象が変わり、説明した中で本当に質問がないのだと理解してくれやすくなります。
逆質問がない場合の回答例
- 「説明が分かりやすくて十分納得できました、貴重なお時間をいただいてありがとうございました。」
- 「ご縁がありましたら、是非働きたいと思っております。よろしくお願いします。」
以上のような回答を心がけましょう。
たとえ、面接を受けている病院・施設には転職しないともう自分で決めている場合でも、先方も貴重な時間を割いて面接をしてくれています。そのため、面接の時間をとってくれたことに対し、感謝の気持ちを伝えましょう。
さらに、医療業界は思ったより狭い業界です。失礼な態度をとってしまうと、その情報をどこで誰が知っているか分かりません。そのため、悪い印象を与える回答は今後も含めて避けるようにしましょう。
印象を悪くするダメな逆質問例と対処法
逆質問は内容によっては逆に悪印象を与えてしまうため注意が必要です。
主に印象を悪くする看護師の逆質問としては、以下が該当します。
- 自分で調べれば分かることを聞くこと
- 仕事への興味がない待遇ばかり聞くこと
- スタッフの人間関係について詳しく聞くこと
- 自分に自信がないと思われる質問を聞くこと
例えば、看護師の給与や年収、有給や待遇についてはつい質問したくなる項目ですが、悪い印象を与えてしまう可能性があります。
以下で、給与や待遇について質問することがダメな理由と、「どうしても確認したい場合」の聞き方について詳しく説明していきます。
(1)自分で調べれば分かることを聞くこと
質問する看護師は少ないですが、病院・施設のホームページや採用ページを見れば分かることを質問することは、悪印象を与えます。
例えば、以下のような質問です。
- 御院が目指している看護とは何ですか?
- 経営理念や看護理念は何ですか?
- 御院にはどのような診療科や病棟がありますか?
ただし、記載してある項目で、もっと詳細を確認したい場合は、以下を参照してください。
記載項目で、どうしても質問したい場合
記載項目で、どうしても質問したい場合は以下のように確認を行いましょう。
- 「御院ではこのような(調べたことを説明して)看護を目指しており、このような(調べたことを説明して)ことに取り組んでいると記載してあったのですが、この部分が勉強不足で分かりませんでしたので、具体例があれば教えていただけないでしょうか。」
- (例文)「貴院は訪問看護も行われており、地域に密着した活動もされていると思いますが、利用者数や状況などのどのようなものでしょうか?」
上記例文のように確認すれば、「ホームページを見てくれたのですね。当院は訪問看護にも力を入れています。就職した後に異動があっても可能ですか?」などと聞かれます。
事前に情報をきちんと調べてきたことに対し、さらに質問したい項目があると、ここで働きたいという熱意ややる気をアピールすることができます。
さらに、面接官も「この人は転職後も活躍の場が広い方かもしれない」と思い、好印象を与えることも可能です。
(2)給与や年収、有給、待遇に関することを聞くこと
例えば以下のような質問が悪印象を与えます。
- 看護師の平均年収はどれぐらいですか
- 前年の賞与(ボーナス)実績を教えてください
- 残業はどれぐらいありますか
- 福利厚生はどのような待遇を受けることができますか
- 看護師の年間休日実績を教えてください
- 有給は取りやすいかどうか
悪印象を与える理由としては、「そのことを考えて仕事に取り組むのか」と思われるためです。
病院などでは割とフランクに教えてくれる一方で、クリニックや訪問看護といった運営者が個人である、また運営している人から給与をもらうという場合は、様々な看護師転職サイトのキャリアアドバイザーでさえも個人からの質問は控えておいた方が良いと忠告するほどです。
ただ、実際に子育てしている看護師や、待遇の改善を求めて転職する場合、特にクリニックなどの個人病院への転職の場合に聞きたくなる項目です。そのため、以下で対処方法を説明していきます。
逆質問したい場合の対処方法について
給与や年収、有給、待遇に関することを、どうしても確認したい場合、まず以下で説明する好印象を与える逆質問を1つ行ってから以下の内容で質問することを心がけてください。
年収・給与 | ★対応:聞かない ・調べれば分かる場合が多い ・月給や賞与から後で計算する |
---|---|
賞与実績 | ★対応:聞かない ・調べれば分かる場合が多い ・クリニックなどの場合は大きく変動するため当てにならない ・月給で考えて自分で見極める |
残業時間 | ★対応:工夫して聞く ・調べれば分かる場合もある ・残業時間を知らなければならない個人的な事情を説明して聞く (例)子供を迎えに行く時間など ・働いている看護師にどのような環境の人が多いかを聞く ・働いている看護師に自分と同じ環境の看護師がいるか聞く |
福利厚生 | ★対応:聞かない ・調べれば分かる場合が多い ・記載している内容で転職を判断する |
年間休日 | ★対応:聞かない ・調べれば分かる場合が多い ・聞いても実際に働くと違う場合もある ・働いている看護師の年齢層を聞く (長く続けられる職場か確認する) |
有給 | ★対応:聞かない ・面接で言われなければ取りにくいと判断すべき |
上記の内容が「面接中に説明がない」または、「記載がない」場合は、転職を見合わせても良いかもしれません。(看護師の待遇が不明確なためです。)
質問する場合の注意点として、募集要項に記載がない場合、必ず確認しなければ後々トラブルになる可能性も秘めている項目です。そのため、聞き方を工夫しながら確認しましょう。
看護師が聞くことで悪印象を与えかねない逆質問は、「働く看護師にとって重要な質問であり知りたいこと」です。
そのため、看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)などを利用して、面接前に確認してもらうことや、面接後に、看護師転職サイトのキャリアアドバイザーから採用担当者側に直接聞いてもらうことで、悪い印象を与えず、確認することが可能です。
利用していない方は是非、一度利用してみてください。
(3)スタッフの人間関係について聞くこと
人間関係の不安から、看護師やスタッフの人間関係について聞いてしまう看護師も多いのではないでしょうか。
質問しない方が良い理由として以下のことが挙げられます。
- 面接官は現場にいないことが多いため正確には分からない
- どのように答えて良いか分からないし、具体性がない質問である
- 人間関係は人によって「良い」「悪い」が変わる
- 前の職場で何かあったのかと悪印象を与える可能性がある
逆質問して求める答えも出にくく、良い印象も与えないため、控えておいた方が良いでしょう。
人間関係について確認した場合の対処方法
人間関係について確認したとき、まずは現場の状況をよく確認する必要があります。逆質問の内容としては以下の通りです。
- 子育て中の看護師も多く働かれていますか?
- 働く看護師の年齢はどの年代が一番多いですか?
- 配属される病棟ですが、現在看護師は何名ですか?
- 師長(上司になる人)のお人柄ってどのような方ですか?
- 昇給・昇格などの基準を聞く
(昇給、昇格が明確な場合、働く看護師の満足度も高い傾向にあるため)
など、現場の状況を自分なりに判断できる逆質問を行いましょう。
(4)自分に自信がないと思われる質問を聞くこと
看護師に自信がないと思われる質問は以下のような質問です。
- 看護師として勉強できる環境はありますか?
- どんな研修を受けることが出来ますか?
- 初めての分野ですが入職後に覚えれば大丈夫でしょうか?
面接官にとって看護師は仕事をしてもらうために採用しており、教育するために採用しているわけではありません。
(その職場に勤務することで、結果的に看護スキルを向上させていくという考え方です。)
その質問をしてしまうと、「教えてもらうことが当たり前」「新しい職場だからできなくて当然」と受け身の姿勢なのかなと受け取られ兼ねないため、注意が必要です。
どうしても確認したい場合の対処方法
認定看護師や専門看護師の資格取得を考えている場合などは、以下の質問方法で行いましょう。
- 「現在、認定看護師の資格取得を目指し検討しているのですが、御院での資格取得支援などはありますでしょうか?」
勤務する病院や施設にとってプラスになる・貢献できると思わせるような質問内容にしましょう。
面接官に好印象を与える逆質問例文
面接官に好印象を持ってもらおうと思った場合、質問の仕方(話の言い回し)と順番が大切です。
例えば、以下でお伝えする好印象を与える質問を行う前に、年収や給与、待遇などで分からないことを聞いてしまうと、悪印象を与えかねません。
そのため、自分の待遇などの質問は後回しにし、まずは以下の内容を話の流れの中で逆質問してみてください。
もし採用された場合の仕事の準備を聞く
- 逆質問例文:「知識不足で恐縮ですが、もし貴院で採用された場合、働くまでに勉強しておいた方が良いことや、準備することはありますか?」
- 効果:看護師としてのやる気をアピールできる
入職したいと考えている場合や、未経験の分野に挑戦する場合に好印象を与える逆質問です。
しかし、面接官が採用するイメージがない場合は逆効果となる場合もあるため、面接の雰囲気を確認しながら質問しましょう。
入職を希望した理由を伝え、関わることが出来ないか聞く
- 逆質問例文:「御院が老年看護を積極的に取り組んでいることをホームページで拝見しました。私は老年看護に興味があり、将来的に取り組んで行きたいと考えていますが、私などでも関わることが出来るのでしょうか?」
- 効果:看護師としてのやる気、入職意志がアピールできる
看護師としてのやる気や、なぜその病院(施設など)を選んだのかをアピールすることが可能です。面接官に好印象を与えることができます。
ただ、自分のやりたいことを一方的に質問してしまうと、「希望の部署ではない配属先だと興味がないのか」と思われてしまう可能性があるため、注意しましょう。逆質問の伝え方や言い回しなどは、気を配る必要があります。
現在の看護部(看護師)の課題に思っていることを聞く
- 逆質問例文:「現在、働いている看護師が仕事で感じている課題はありますか?また、その課題に対して行っている取り組みがあれば教えてください。」
- 効果:働く意思があると伝えることができる
比較的規模が大きな病院や施設には有効な逆質問で、一緒に課題に取り組みたいという意志がアピールできます。
小規模の病院やクリニック、施設で質問すると「なぜ、そんなことを聞かれなければならないのか」「課題は山積みだよ」と思われてしまうので、注意しましょう。
看護師長や上司の人柄を聞く
- 逆質問例文:「前職の病院で、私は上司とよくコミュニケーションを取り、病院の理念や看護部としての方向性を理解しながら働けていました。私の上司に付く方のお人柄はどのような方なのでしょうか?」
- 効果:働く意思と協調性をアピールできる
上司になる看護師を知ることもでき、協調性もアピールできるため、好印象を与えることができるでしょう。
他部署との交流や連携をエピソードともに聞く
- 逆質問例文:「私は看護師にとって委員会の仕事が大切だと考えています。また、他部署との交流することも積極的に行っていきたいと考えているのですが、御院ではどのような取り組みを行っていますでしょうか?」
- 効果:協調性をアピールできる
委員会は看護師にとって行いたくない仕事にも挙げられますが、仕事への積極性や協調性をアピールすることが出来ます。
ただ、面接官が委員会の詳細まで把握していない場合もあるので、注意しましょう。
自分に期待されていることを聞く
- 逆質問例文:「御院では現在、私も含め中途採用の看護師を募集していると思うのですが、中途採用の看護師に期待されていることはありますか?」
- 効果:働く意思をアピールできる
すでにキャリアがある看護師や、同じ分野・診療科に転職する場合は有効な逆質問です。
ポイントとしては「中途採用者」に焦点を当てて聞くことであり、自分のことではないというアピールが必要です。
看護師が働く環境を見抜く逆質問例文
残念ながら、面接官の対応によっては「この病院大丈夫かな」「このクリニックは働いて良いのかな」と感じることがあります。
その場合、面接が終了し、内定をもらった際にとても悩んでしまうケースが多いのが実状です。そこの職場に転職するかどうか、悩まずに決められるように、以下の逆質問例を参照して、看護師として働く環境が適切かどうか確認しましょう。
質問の仕方(言い回し)によっては悪印象を与える可能性があるため、なるべく丁寧に質問するように心がけましょう。
また、「面接官が質問に即答できるか」「即答できなくても印象の良い対応をしてくれるか(曖昧に答えない)」などもチェックしましょう。
理由としては以下のことが考えられます。
- 職場では確立されていない事柄である
- 面接官(管理職)が理解・把握していない
そういった状況の職場では、今後一緒に働くにあたり不安要素となりえるので、事前に分かったらラッキーです。
仕事内容の範囲や詳細を聞く
- 逆質問例文:「記載されている仕事内容についてですが、この(記載されている仕事内容の1つ)仕事については経験があり、スムーズに行っていけると思うのですが、その他具体的に看護師(私)が行う仕事はあるのでしょうか。」
- 効果:把握情況を確認できる、トラブルを未然に防げる
特にクリニックの場合などは、質問しておきましょう。
仕事内容欄に「補助業務」「看護師業務」など、大まかにしか仕事内容が記載されていない場合、本当の仕事内容がどういったものなのか不明確です。
そのため、仕事内容の詳細説明が面接時になかった場合、逆質問として聞いておくべきです。
看護師の体験事例:看護関係のことが分からない面接官
看護師の体験事例
ある病院で面接を受けた際は、面接官が若い事務員(名刺もいただけなかったので役職は不明)が一人だけという状況でした。
面接中にこちらから質問しても、看護関係のことはわからない、後日返答するといったばかりで、実際の業務については全く把握できませんでした。
また、面接の一環で病院の中を案内していただきましたが、その中で看護部長や師長にその事務員は声をかけるのですが、私のことを紹介するわけではありませんでした。
あまり転職する病院ではないと感じ、転職することは辞めました。後日知ったのですが、看護師の離職率が高くて有名な病院でした。
具体例を挙げ看護師の教育体制を確認する
- 逆質問例文:「中途採用の教育体制はこのように(具体例)言われていたのですが、具体的にどのような教育を受けるものなのでしょうか」
- 効果:看護師としてのキャリアを確認できる
中規模や小規模病院、クリニックなどの場合で教育体制を確認したいときには質問しましょう。
ポイントとしては、ホームページや募集要項に掲載がある場合もあるため、記載されている具体的な内容について質問しましょう。
勤務形態の詳細を聞く
- 逆質問例文:「シフト制で2交代制勤務だと思うのですが、実際にはどのようなスケジュールで看護師の方はお仕事されているのでしょうか。」
- 効果:働き方が確認できる
この質問は、有給や残業の有無などの質問を避けるための逆質問であり、場合によっては残業時間なども話してもらえる可能性があります。
子育て中の方や、残業時間が気になる方は逆質問しましょう。
中途採用看護師の募集人数を聞く
- 逆質問例文:「今回中途採用で看護師を何名ぐらい募集しているのでしょうか。」
- 効果:転職するか見分ける1つの指標となる
曖昧な答えが返ってくる場合や、リニューアルオープンなどの事情がなく大量の看護師を採用する場合は注意しておきましょう。
面接官にとっては、「私は内定貰えるのかな」という質問に聞こえるため悪い印象は与えません。
看護師の体験事例:看護師の離職率が分かる
看護師の体験事例
私は、中堅都市にある歴史ある病院で、職員数も多い300床以上ある総合病院で面接を受けました。
その病院では、年に2回ほど看護師経験者の中途採用を20~30名とかなり多い人数の採用を行っていました。
私たち地元の看護師仲間では大量に雇い入れを行うが、同じくらい大量に看護師が辞めてしまう病院として有名でした。
夫の転勤や上京など、その土地柄が分からない場合は、看護師の募集人数に注意が必要だと感じます。
面接対策に悩んだら「プロ」に相談しよう
看護師の転職で面接に不安がある場合や、履歴書・職務経歴書に不安がある場合、面接対策は独自で行うのではなく、「プロ」である看護師転職サイトの担当者に相談することをおすすめします。
「看護師転職サイト(看護師専門の転職エージェント)」は求人を紹介してもらうだけの媒体だと思っている看護師も多いのではないでしょうか。
看護師転職サイトでは面接対策の相談も可能です。
面接時の「質疑応答」に関わること以外にも、以下のようなアドバイスをうけることができます。
- 面接時の服装や対応
- 面接時の質問への回答例の対策
- 面接での同行、同席
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 履歴書・職務経歴書に基づく面接対策の実施
- 模擬面接の実施
転職サイトでは病院や施設をマッチングすることが仕事となるため、あらかじめ予想される面接での質問も教えてくれる場合があります。
また、初めての看護師転職で、看護師1人で面接対策を行うのは、基本的に危険な場合が多いです。
その理由は「看護職を追求する看護師は、看護分野の知識はあるものの、一般常識やビジネスマナーを理解せず、面接に挑んでいる可能性が高い」ためです。
新卒の就職面接では多少「常識がないな」と面接官に思われても、「まだ若いから」と、大目に見てもらえる可能性が高いです。
しかし、中途看護師の場合は、そうはいきません。
面接官から「年齢のわりに常識がない」と思われてしまうことは、採用にあたって大きなダメージとなります。
そのため、転職先に入りたい希望があるのであれば「プロ」に相談して、客観的にアドバイスを貰いましょう。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)「履歴書・面接対策が充実!」
履歴書添削 | 模擬面接 | 面接同行 | 退職相談 |
---|---|---|---|
サイト名 | レバウェル看護(旧 看護のお仕事) |
---|---|
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
公開求人数 | 140,163件 (2024年12月2日時点) |
非公開求人 | 豊富 |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師 |
対応 雇用形態 | 常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤、夜勤専従パート、非常勤、派遣、紹介予定派遣 |
対応施設 | 総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター |
対応 診療科目 | 内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科 |
対応配属先 | 病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・看護師の転職求人が豊富 ・転職支援サービスが手厚い ・転職の相談から行える ・院内・施設内情報に強い |
「レバウェル看護(旧 看護のお仕事)」は全国対応で看護師の利用者数が40万人を突破しているため、看護師転職に関するノウハウが豊富で、履歴書・職務経歴書の添削に長けています。
さらに、年間5000を超える病院・施設へのインタビューを実施し院内情報を収集しているため、どのような履歴書や職経歴書がその病院・施設に合っているかアドバイスしてもらうことが可能です。
そのため、病院・施設の面接時の際に面接対策をスムーズに行うことが可能です。
希望する場合、模擬面接の実施や面接同行なども快く受けてくれるので、とても利用がおすすめです。
公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/
マイナビ看護師「丁寧なアドバイス!」
履歴書添削 | 模擬面接 | 面接同行 | 退職相談 |
---|---|---|---|
サイト名 | マイナビ看護師 |
---|---|
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 82,343件 (2024年12月2日時点) |
非公開求人 | とても豊富(保有求人全体の約40%非公開) |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師、ケアマネージャー |
対応 雇用形態 | 正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他 |
対応 勤務形態 | 常勤(二交替制)、常勤(三交替制) 、夜勤なし、夜勤専従 |
対応施設 | 病院、クリニック・診療所、美容クリニック、施設、訪問看護ステーション、看護師資格・経験を活かせる一般企業、治験関連企業(CRA、CRCなど)、保育施設 、その他 |
対応 診療科目 | 美容外科、小児科、産科、婦人科(レディースクリニック)、整形外科、循環器内科、心療内科、消化器外科、心臓血管外科、スポーツ整形外科、脳神経外科、眼科、形成外科、消化器内科、歯科、精神科、血液内科、外科、内科、神経内科 |
対応配属先 | 病棟、外来、手術室、内視鏡室、ICU、透析、救急外来、訪問看護、管理職の仕事 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・転職の相談から行える ・キャリアアドバイザー親切丁寧 ・退職交渉も可能 ・企業系のレア求人を豊富に保有 |
「マイナビ看護師」は、全国対応であり、どのエリアで利用しても担当者が丁寧であり、利用した看護師の評判が良い転職サイトです。
履歴書や職務経歴書の添削・アドバイスはもちろんのこと、転職時には対策を行った上で面接に同行してもらうことも可能です。
また、看護師の方へ情報を提供しながら、希望する病院・施設へ転職するメリット・デメリットも詳しく伝えてくれ、看護師としても面接対策を行いやすいでしょう。
公式サイト:https://kango.mynavi.jp/
逆質問で看護師に良くある質問
看護師面接の場合、逆質問する内容がなければ質問しない選択肢でも構いません。
ただし、働く意欲などをアピールしたい場合は3つから5つ程度の逆質問の準備を行っておきましょう。
- 自分で調べれば分かることを聞くこと
- 仕事への興味がない待遇ばかり聞くこと
- スタッフの人間関係について詳しく聞くこと
- 自分に自信がないと思われる質問を聞くこと
面接官の印象を悪くする可能性のある看護師の逆質問は以下の通りです。
聞き方によっては悪印象を与えかねません。
しかし、看護師が聞くことで悪印象を与えかねない逆質問は、「働く看護師にとって重要な質問であり知りたいこと」です。
そのため、看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)などを利用して、面接前に確認してもらうことや、面接後に、看護師転職サイトのキャリアアドバイザーから採用担当者側に直接聞いてもらうことをおすすめします。
まとめ
看護師が好印象を与えるため、働く環境を見抜くための逆質問について説明してきました。
中途採用の看護師にとって面接は、お互いの相性を確認する場所でもありますが、面接官は看護師として人として、あなたのことを見ています。
特に、人気がある病院やクリニックへ転職したいと考えている方は、面接対策を自分で行う、又は看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)のキャリアアドバイザーと、しっかり対策をしておきましょう。
緊張する方も事前準備を行うことで、比較的にスムーズに面接を乗り切ることができます。
関連コンテンツ
このサイトの運営者情報
運営会社 | 株式会社peko |
---|---|
会社ホームページ | https://peko.co.jp/ |
所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂3丁目1-16 BIビル6F |
代表取締役 | 辻󠄀 昌彦 |
設立 | 2015年6月 |
資本金 | 14,000,000円 |
事業内容 |
|
厚生労働大臣許認可 | 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-314509 (厚生労働省職業安定局: 職業紹介事業詳細) 特定募集情報等提供事業:51-募-000760 |
連絡先 | 03-5324-3939 (受付時間:休日、祝日を除く10:00~17:00) |
お問い合わせ | https://peko.co.jp/inquiry |
監修者情報 | 著作者・監修者情報・コンテンツポリシー |