看護師転職の失敗から学ぶ成功のコツ!転職成功事例集
看護師として転職活動を行う場合には、誰しもが失敗したくないものです。
また、転職での失敗が怖くてなかなか行動に踏み出すことが出来ない看護師の方もいるのではないでしょうか。
実際に看護師が転職時に失敗した事例を確認することで、失敗しないための対策を行うことができ、看護師転職を成功させるためのコツをご紹介していきます。
執筆・監修
当サイトを運営する株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。国家資格であるキャリアコンサルタント資格も取得。
看護師が転職に失敗した理由とは?
看護師が転職に失敗した理由と、実際の体験事例をご紹介していきます。
転職先の情報収集が不足していた
看護師として転職する場合、すべての失敗は情報収集不足から始まると言っても過言ではありません。
情報収集不足の対処法として、一番伝えたいことは転職を安易に考えないことが大切で、情報収集を怠った場合、転職後に様々なトラブルとなる可能性を秘めています。
情報収集で失敗する事例としては、
- 当たり前だと思って調べていなかった
- 転職に焦ってしまい情報収集まで気が回らなかった
- 病院や施設の口コミなどを確認していなかった
- 仕事内容の詳細を確認できていなかった
以上のことが当てはまり、希望の求人から内定を貰い、安心から調べることをやめてしまうことが原因となります。
看護師の体験事例を見る(5件)看護師の体験事例
当たり前だと思っており、福利厚生面でギャップを感じた
(神奈川県/30歳/回復期リハビリテーション病院(220床)へ転職)
私は前職の勤務先が公立病院だったため、初めて民間の病院へ転職した為、4週8休や退職金が勤続3年以降にしか支払われないなど、 休日などの福利厚生にギャップがありました。
転職活動中に気にもとめていませんでしたが、今回の転職先は祝日休みもなく、有給も少なめで以前が恵まれていたと、転職して初めて気がつき失敗したと感じました。
良く調べておらず、転職に焦っていた
(長野県/30歳/デイサービス施設へ転職)
転職後に何気なく看護師転職サイトなどの求人を閲覧していると、更に条件の良い転職先が掲載されていました(結果的に5ヶ月間で退職をしました)。
タイミングもあると思いますが情報収集を怠った点と、転職にあせってしまったのが原因だと感じます。
新しい分野への挑戦を甘く見ていた
(埼玉県/46歳/保育園看護師として転職)
医療や介護など様々な現場を経験しましたが、初めての保育園は事前の情報とのギャップが今までで一番大きかったです。
園児の健康管理が主な仕事と聞いていましたが、実際には保育補助の仕事がほとんどで、保育士や保護者との密接な関わりや外部との連絡調整など、業務も多岐にわたるため心身の負担もかなりありました。私の情報収集が足りなかったと反省しました。
何も調べていないことを反省した
(埼玉県/30歳/整形外科クリニックへ転職)
自分に合った転職先が見つかってよかったと思っていましたが、とにかくすぐ働きたいという気持ちばかりが先走ってしまい、どんな医師がいるか口コミなど、何も調べませんでした。
働いてみなければ分からない事は勿論ありますが、失敗したポイントを振り返ると情報収集は大事だったと反省しています。
初めてのことで働くイメージが出来ていなかった
(大阪府/22歳/総合病院(477床)へ転職)
病院の増床に伴うリニューアルオープンの時に入職しましたが、病棟内は慌しく、病院全体が対応に追われ、混乱していました。リニューアルオープンは、当たり前ですが初めての体験だったため、勤務開始直後の職場環境や、忙しさがイメージ出来ていませんでした。
このため、働き始めたものの、しばらくは周りの誰もが忙しくしており、看護にあまり関係のない雑用もしましたし、忙しさから来る焦りや苛立ちを表に出す看護師もいました。
給与・年収アップだけを考えて職場を選択した
看護師が年収アップや給与アップだけで転職を失敗してしまうケースは多く、失敗理由としては以下のことが挙げられます。
- 給与や年収のみに目が行き、他の詳細確認を怠っている
- 給与が高い職場は忙しい場合も多く、ギャップがある
- 給与が高い場合、離職率も高く人間関係も悪い可能性がある
- 給与のために働く看護師が多く、協調性や協力性にかける傾向がある
など、お金だけが目的の場合、様々な転職を失敗する可能性が出てきてしまいます。
看護師として転職する場合の条件として年収アップを希望することは悪いわけではありませんが、「転職する一番の理由」としている場合、失敗してしまう看護師が多く、実際に転職に満足している看護師は、「仕事内容」や「働き方」を重視している場合が多いといえます。
看護師の体験事例を見る(3件)看護師の体験事例
日々の給与につられて転職し失敗
(香川県/42歳/有料老人ホームへ転職)
勤務していた有料老人ホームの管理者は「職員全員の働きぶりが悪い」というあいまいな理由でスタッフ全員のボーナスが、全額カットされてしまいました。
後で聞いたのですが、この職場は、基本給を下げて各種手当で給与を多く表示し、ボーナスは少なくなる仕組みになっていました。
給与が良いだけではモチベーションが保てなかった
(北海道/29歳/一般病院へ転職)
転職するまで入院をしていたため、お金のことや仕事のことで焦ってしまい、年収が高い、給与が良いだけで転職しました。
しかし、そこは怒鳴る医師がおり、残業は夜中の2時まで、人間関係は淡々としていて特に楽しいわけでもなく、仕事をする楽しみというものがどうしても見出だすことができませんでした。
給与が良いだけではモチベーションを保つことができず、2ヶ月ほどで退職することとなってしまい失敗しました。
給与と休日日数しか見えていなかった
(東京都/27歳/特別養護老人ホーム)
給与が良く、休日も120日以上になっていたため、私は給与の条件ばかりに目が行き、その他のことは何も調べることなく転職を行いました。
入職初日に「あなた、こんなに若いのに何で特養に来たの?」「シングルマザーなの?子供がかわいそうね」と初日からスタッフに意地悪なことを言われ泣きました。
我慢して少しは働きましたが、結局は退職、転職を行いました。
求人募集要項と雇用条件の内容が違っていた
看護師求人に掲載されている募集要項は、採用見込みため、看護師の経験等によっては実際の雇用条件と違う場合があります。
また、良くある転職失敗のトラブルとしては、面接時に確認していた内容と働きだしたら違ったと言うことです。
そのため、看護師として転職する場合は「雇用契約書」又は「雇用条件通知書」に記載している内容が勤務する条件となり、注意が必要です。
困られている方は「看護師転職時に聞いていた労働条件が違う!面接後・内定後・入職後の対処法」も合わせて確認しておきましょう。
看護師の体験事例を見る(4件)看護師の体験事例
実際の給与や手当等の金額が求人票と大きく違う
(沖縄県/35歳/男性/一般病院)
ハローワークの看護師求人を通じて、病院に転職した際に、実際の給与や手当等の金額が求人票と大きく異なっていたことがありました。
私にとっては初めての転職で、細かな事を確認しきれないままに転職をしてしまったことが失敗ですが、まさか違うとは思っていませんでした。
そして、実際1ヶ月働いて給与明細をもらったときに、給与や手当の条件がいろいろ異なることに気づき転職を失敗したなと感じました。
結果として以前勤めていた病院より給与下がってしまった給与額にかなりのショックを受けました。
有給休暇や夏期・正月休暇などの休みなど当たり前だと思っていた
(神奈川県/37歳/訪問看護師に転職)
私は勤務条件を明確に提示されてない状態で転職を決めてしまいました。
有給休暇や夏期・正月休暇などの休みや基本給とその他の手当について合意しないままだったので、後になって「それは当たり前だと思っていた」というようなことがありました。
募集要項記載の福利厚生が機能していない
(愛知県/27歳/有料老人ホームへ転職)
実際に転職した有料老人ホームは、新しい会社だったため、福利厚生をはじめ人事管理が不十分な点があり、他のスタッフからトラブルを聞くこともありましたし、産休・育休に入るにあたって制度がうまく機能していないと感じました。
募集要項の記載で確認しなかった
(北海道/33歳/クリニックへ転職)
自分自身で求人を探し、家の近くのクリニックに転職することに決めました。パート看護師としてクリニックに転職した歳の募集要項に、「ボーナスあり」と記載ありました。
入職して、ボーナス時期になって気づいたのですが、そのクリニックは常勤もパート看護師もボーナスが出ないことがその時分かりました。
ボーナスを当てにしていたので転職に失敗してしまったと強く感じました。
職場の人間関係が悪かった
転職先の待遇や雇用条件には満足したものの、入職後のスタッフや同僚看護師との人間関係で悩む看護師は多く、転職後すぐに辞めてしまう失敗例も多いといえます。
例えば、
- 離職率が高く人間関係でみんな辞める職場だった
- (クリニックの場合)院長の人柄を把握できていなかった
- 病院内の人間関係が把握できず転職して失敗してしまった
などです。
人間関係は一番不明確な部分なため、確認する項目も多くなりますが、働く上では大切なことであり、退職につながる原因とも言えます。
看護師の体験事例を見る(3件)看護師の体験事例
お局看護師がおり、人間関係が悪く半年で退職した
(東京都/40歳/一般病院へ転職)
私は自分より年下の(お局)看護師に仕事中プライベートなことをしていたので、仕事の質問と依頼しました。その後、その看護師は3日間仕事を休み、同僚に「あなたの言っていることは正しいけど、いう人を選ばないと駄目だ」と言われました。
ほかの看護師も皆、その(お局)看護師のことを特別扱いし、陰でこそこそ言うだけで、本人の前では悪いことは絶対言わず、お世辞をならべていたのでそれにも疲れました。結局いづらくなって転職後、半年で辞めました。
院長のワンマン経営で苦労した
(東京都/27歳/クリニックに転職)
仕方ないことだと思いますが、私が転職した先が小規模クリニックのため、医院長のワンマン経営で、他のスタッフはそれに振り回されることが多々ありました。
皆で改善を提案し、途中から意識的にスタッフの意見を取り入れてくれるようになりましたが、もうあの時のようなゴタゴタは経験したくありません。
人間関係が良い雰囲気に惑わされた
(愛知県/27歳/有料老人ホームへ転職)
職場の雰囲気が良いと聞いて入職したものの、確かに雰囲気は良かったですが、介護スタッフのモチベーションと技術力の低さに戸惑いました。
雰囲気の良い理由はダラダラと仕事をしているため、雰囲気が良いと感じてしまいました。
利用者に対しての態度が気になるスタッフの多く、時には介護士に仕事の足を引っ張られていると感じることが多くあり、失敗したなと感じました。
病院・施設の経営方針を確認しなかった
病院や施設または、クリニックなどの経営の方向性を理解していないと看護師転職に失敗するケースがあります。
例えば、
- 患者第一主義のクリニックではなかった
- 自分がイメージしている看護とギャップがあった
- 患者への対応が悪い病院だった
- 衛生管理不足の病院だった
など、看護師によって感じることは様々であり、特に規模が大きな病院にしか勤務経験がない看護師が失敗を感じることが多いといえます。
看護師転職時は、行うことが膨大なため、「病院の方向性や院長の考え方までは調べていなかった・・・」という看護師も多いので注意しましょう。
看護師の体験事例を見る(2件)看護師の体験事例
売上重視・業績重視の病院だった
(千葉県/34歳/一般病院に転職)
小規模の病院に転職した際、教育体制が全く整っていなく、分からないことを聞いてもはっきりとした返答がかえってきませんでした。
最初に就職した病院が、教育体制などあらゆる点で整っていたため、小規模病院に転職した時は驚きの連続でした。
また、病院全体が売上重視であり、患者第一ではなく、インフォームドコンセントも満足に行わない状態でした。
常に業績を伸ばすことだけを、考えている病院が嫌になり退職しました。
書類や記録管理が煩雑だった
(愛知県/27歳/有料老人ホームへ転職)
利用者一人一人の契約書や記録などの書類の管理などが怠っており、監査が入った時に指摘を受けるだけで済むのか、というほどでした。
そういった面で不安を感じ辞めていくスタッフが多いことを入職してから知りました。
前の職場が大学病院という大きな組織だったため、どうしても小さな組織に不安を感じてしまいました。
配属先の確認や確約を怠った
新しい転職先で行いたい看護師の仕事が出来なかった、希望の部署へ配属されなかった失敗事例は2つのパターンがあります。
それは、
- 転職先の病院や施設のリサーチ不足
- 希望の診療科に配属されなかったこと
この2つが一般的な失敗理由といえます。
希望の診療科へ転職したい場合は、面接時に(採用が決定される前に)、交渉する必要があり、注意が必要です。
看護師の体験事例を見る(2件)看護師の体験事例
私に目標もなく予期せぬ診療科に配属された
(東京都/34歳/一般病院へ転職)
私は、あまり「自分が行いたい看護」や「目指すべき方向性」など目的を持たずに転職してしまいました。
今より、「給与が高くなるから良いか」と安易に考え、働いてからは、尊敬できる先輩がいなかったことや、予期せぬ診療科に配属されてしまったことで、転職の失敗を痛感しました。
目的をもたず、自己分析をしっかりしないで転職したことを私は、後悔しました。
入職希望の診療科に配属されなかった
少し大きな病院へ小児科の希望で転職したのですが、希望の配属先は考慮されず整形外科に回されました。
その時は、数年で部署移動があるため、我慢するように言われ承諾して働きました。その後も部署異動はできず、結果1年ちょっとで退職しました。
転職時になぜ私はしっかりとした確約や交渉をしなかったのか、また専門病院を選ばなかったのか後悔しました。
転職したら年収がダウンしてしまった
給与が思ったより、下がってしまったという転職失敗事例もあり、以下の原因が考えられます。
- 予想年収だけを鵜呑みにし、基本給の確認や手当金額の確認を怠ったため
- ボーナス(賞与)金額の確認を怠ったため
(又は賞与が業績によって変動するため) - 激務を避けるために転職したら、思い切り給与がダウンした
など、確認不足や給与面や年収などを希望条件に入れていないために起こる失敗です。
注意点としては、規模が大きな病院であればボーナス(賞与)は、ほぼ固定で支払われるため前年度実績により予想はつきます。
しかし、介護施設やクリニック、規模の小さな一般病院などは、その年の業績に合わせてボーナス(賞与)額が変動するのが一般的です。
看護師の体験事例を見る(3件)看護師の体験事例
収入面がイメージより低かった
(沖縄県/27歳/単科病院の緩和ケア病棟に転職)
私は、収入面より看護師としての「やりがい」を重視したため、急性期の総合病院で勤務している頃より収入は減りました。
収入面をカバーするために、夜勤の回数を多く希望する形となり、体力面で苦労しており、転職は甘くないと強く感じました。
ボーナス(賞与)を考慮していなかった
(東京都/29歳/一般病院に転職)
転職前に、今まで貰っていた給与を提示し、数回にわたり給与交渉したので、今より金額が減ることはないと確信していました。
しかし、ボーナス(賞与)があまりに少なかったことは、入職時には考えていなかったことでした。結果、年収は少し減り、さらに仕事は前よりもハードになってしまいました。
激務解消の転職が低賃金になってしまった
神奈川県/27歳/一般病院に転職)
転職前の職場が激務(急性期病院)で、とにかく辞めたい、余裕が欲しいとしか考えていない転職でした。
いざ新しい病院に転職してみると、確かに時間的にも精神的にも余裕は出来ましたが、金銭的には厳しくなったので生活がかなり苦しくなりました。もう少しよく調べて熟考してから転職先を決めれば良かったと思い、改めて転職をすることになりました。
中途採用への教育制度が整っていなかった
特に経験が浅い看護師の場合、中途採用の教育体制を確認せずに、転職をしてしまうと、思ったように仕事を教えてもらうことができず、失敗する傾向にあります。
また、クリニックや介護施設などは一般的に看護師の教育体制が整っているとは言えません。
さらに、病院でも新卒看護師の教育体制は整っているものの、中途採用は整っていないケースがあり、注意が必要です。
看護師の体験事例を見る(1件)看護師の体験事例
自分の幅を狭めてしまう結果となった
(東京都/22歳/クリニックへ転職)
総合病院に看護師として就職し、半年ほどで仕事がハードで辛く、プリセプターにも怒られていたため転職しました。
クリニックは楽だろうと、安易な考えで転職を行いましたが、誰も教えてくれる人がおらず、いつも汗をかきながら仕事をしていました。
実際に2年ほどクリニックで勤務はできたものの、その次の転職先がクリニックでしか探せないようになってしまい、自分の幅を狭めてしまう結果となり失敗したと思います。また、病院に戻ろうと思っても今は怖くて戻ることが出来ません。
利用する転職サイトが悪かった
看護師専用の転職エージェント(看護師転職サイト)は、看護師、准看護師、保健師・助産師資格を保有している方が利用可能で、担当者(エージェント)も専任でつき、無料で使えるため転職の際には重宝します。
しかし、「看護師転職サイト」は転職を有利にスムーズに進める手段となる反面、複数の会社が存在し、転職会社の選び方を間違えてしまうと以下のことが起こる可能性があります。
- すすめられて転職した病院が希望条件と違った
- 担当者の対応が悪く転職に時間がかかった
- 自分たちの都合だけで求人を強引にすすめてくる
- 曖昧な情報を伝えられる
- 転職を急かされる
そのため、転職した結果、失敗したと感じる看護師も少なくありません。
だからこそ、利用する看護師転職サイトも選択大切な転職活動と言えます。
看護師の体験事例を見る(3件)看護師の体験事例
情報がない病院へ転職してしまい失敗した
(千葉県/27歳/一般病院へ転職)
看護師転職サイトを利用して転職を行いましたが、私が初めて転職先の病院に紹介した看護師でした。
そのため、病院内部の事情が明らかになっておらず、入職後の人間関係で苦労し、雇用条件など多少異なる部分が多かった印象でした。
今後は、内部情報など、できる範囲で情報収集してから転職したいと強く思いました。
転職を急かされて失敗した
(愛知県/27歳/有料老人ホームへ転職)
看護師転職サイトを利用し転職しましたが、その際に担当者が、転職決定の決断を急かされました。
私も、募集が無くなると感じ焦って転職しましたが、入職してみると看護師不足に悩んでいる現場で、私が入った後も看護師採用をしており、あんなに焦って決める必要があったのかと疑問に思いました。
実は他にも採用を貰っており、さらに、同時進行で企業看護師の書類選考が受かり、最終面接を受けていたのですが、決断を看護師転職サイト側が迫ってくるため、自分のペースでゆっくり考えることができず、最終面接の結果を聞かずに、有料老人ホームに決めてしまいました。今思うと有料老人ホームは半年で退職したので失敗だと感じました。
お世辞にも良い病院とは言えなかった
(東京都/30歳/一般病院へ転職)
私は病気で入院をし、自宅療養をしていました。病気が治ったため、お金のことや仕事のことで焦ってしまい、あまり良く考えずに看護師転職サイトの担当者が進められるままに、病院に面接に行き、内定をもらいました。
条件も良く、評判も良いなど、転職するメリットだけを伝えられ、結果、担当者に押される形で入職を決定しました。
働いてみると、その病院はお世辞にも評判が良いといえない病院で、勤務条件も実際には悪く、転職を繰り返すこととなり失敗しました。
看護師の転職を成功するコツ
看護師が転職で失敗した事例から、看護師転職を成功させるコツを説明していきます。
看護師転職を行う目的を明確にする
看護師転職を行う場合、退職理由や転職理由は個人によって様々ですが、「看護師として転職することで何を得たいのか」目的を明確にしておきましょう。
例えば、以下のような転職目的です。
- 看護師としてキャリアアップしたい
- 今よりも自分が好きな仕事をしたい
- 看護観が合う病院に勤務したい
- より多くの人を看護したい
- 希望する分野の看護を行いたい
- 看護師として認定・専門看護師の資格を取得したい
以上、目的を明確にして転職に臨みましょう。
「時間的に体力的に夜勤が厳しいから」「看護師としての待遇が良くないから」「人間関係が悪いから」「子育てと両立が出来ないから」などの個人的な転職理由は一度置いておき、「看護師として転職することで何を得たいのか」を考えることで軸がぶれることなく、転職活動が可能になります。
また、自己分析が足りないと感じる場合は「看護師転職前の自己分析!あなたは転職する必要がある?目的を明確にする」を確認しておきましょう。
希望条件を整理する
転職する目的が決まれば、転職するための個人的な希望条件を整理します。
例えば以下のような内容を「より具体的にピックアップ」しておきましょう。
- 希望の勤務先・職場
- 勤務日数や勤務時間
- 休日・休暇
- 残業の有無
- 夜勤の有無
- 福利厚生
- 給与や待遇等
- 職場のスタッフの人柄
上記の希望条件がはっきりしたら、看護師として仕事を行っていく上で譲れない希望条件をさらに選択しておきましょう。
譲ることが出来ない希望条件が明確になることで、転職後に失敗したと思うことがとても減ります。
仕事内容や働き方も重視しよう
給与や年収はボーダーラインを決めておき、看護師としての働き方(ワークライフバランス)や、仕事内容を詳しく確認することも、転職に失敗しない成功のポイントだと言えます。
また、年収を一番に考える場合、情報収集を怠ってしまう場合が多いといえるので注意が必要です。
看護師として転職する場合の条件として年収アップを希望することは悪いわけではありません。
しかし、「転職する一番の理由」としている場合、失敗してしまう看護師が多く、実際に転職に満足している看護師は、「仕事内容」や「働き方」を重視している場合が多いといえます。
そのため、働き方(ワークライフバランス)や仕事内容を詳しく、考え、転職時に確認することを行いましょう。
経験が浅い場合の看護師転職はリスクを確認する
看護師として経験が浅いと感じる場合、転職前にはリスクを確認することがおすすめです。
一時の感情で転職したいと考える気持ちは分かりますが、冷静にリスクやデメリットを考え、理解した上で転職活動に臨みましょう。
あらかじめリスクが分かっていれば、転職を失敗したと感じることが少なくなります。
詳しくは以下の記事を参照しておきましょう。
補足事項
看護師として経験が浅い場合、転職先の病院や施設の選び方で失敗するか、成功するか、大きく決まります。
そのため、
- 教育制度が整っている病院であること
- なるべく若手の看護師が多い病院であること
- 中規模以上の病院であること
など、病院でかつ病棟勤務を検討することをおすすめします。
今後の看護師として幅広く働くために、臨床経験3年以上の実績を積みましょう。
また、おすすめできない転職先としては、
- 教育制度がないクリニック
- 老人施設全般
- 訪問看護師
- 回復期リハビリ病棟
- 緩和ケア病棟
などが挙げられます。中途採用は経験が浅い看護師でも即戦力を求める職場が多いため、あまりおすすめできません。
雇用条件は繰り返し確認を行う
看護師の転職で「求人募集要項と実際の内容が違う」という転職失敗トラブルを防ぐためには、雇用契約書又は、雇用条件通知書を必ずもらい、内容の確認を行うことです。
例えば、面接時に確認した条件も「雇用契約書又は、雇用条件通知書」の中に必ず記載してもらいましょう。
「雇用契約書又は、雇用条件通知書」の中に記載があれば、実際に働いた際に現場と採用担当者の伝達ミスで、希望の条件にならなかった場合でも、スムーズに対処しやすいと言えます。
また、面接時には給与等は確認しにくいですが、看護師転職サイトを利用し、担当者に確認してもらいましょう。
第三者に確認してもらうことで、トラブル防止にも有効な手段といえます。
確認事項チェック
- 労働契約の期間や期日
- 働く場所・仕事内容
- 配属場所
- 始業・終業時刻
- 所定の勤務時間、勤務交替時間、休憩時間
- 残業手当、所定労働時間を超過する勤務の有無、その場合の上限
- 休日・休暇(平均有休消化日数もできれば貰いましょう)
- 週休日数や曜日、有給休暇日数、夏季休暇や年末年始休暇
- 賃金
- 給与や報酬のしくみ、具体的な金額
- 退職に関する確認事項
- 昇給・退職手当・賞与(ボーナス)、通勤手当、その他手当の有無
- 福利厚生(社会保険など)
以上を参考に確認してみてください。
特に個人病院・クリニック、小規模な介護施設などに転職する場合は、雇用関連の整備や福利厚生が整っていない場合があり、注意と確認が必須です。
配属先の条件交渉は必ず行う
転職時の条件交渉は、年収や給与に目がいってしまいがちですが、一番行っておきたいのは配属先の条件交渉となります。
希望する診療科や仕事内容については、以下の診療科や仕事内容であれば、仕事や診療科の配属が決定された状態で求人が出ていることが一般的です。
配属先 | ・病棟 ・外来 ・手術室(オペ室) ・救急外来 ・透析室 ・内視鏡室 ・ICU系 |
---|---|
診療科 | ・こども病院(小児科) ・精神科病院(精神科) ・単科のクリニック ・診療科を限定して募集している病院 |
しかし、その他の診療科や部署などは面接時に(採用が決定される前に)、希望の診療科へ配属されるか交渉する必要があります。
また、合わせて以下のことも確認しておきましょう。
- 部署異動はどれぐらいのペースで行われるのか
- 部署異動を拒否することは可能なのか
(「部署異動を断る方もいるのでしょうか?」などの質問を行う)
稀にですが、配属されて1年で部署が移動になるケースもあり、注意が必要です。
さらに、配属先の交渉が終われば、「雇用契約書又は、雇用条件通知書」に出来れば記入してもらいましょう。
人間関係や雰囲気は自分で出来るだけ調査する
転職先の人間関係を確認するためには、以下の方法が有効と言えます。
- 病院や施設の評判をインターネットで調査すること
- 実際に診療に行けたら行ってみること
- 病院・施設見学は欠かさないこと
- 転職先の離職率を確認すること
- 第三者の友人や、看護師転職サイトを利用し担当者から情報を集めること
人間関係は一番不明確な部分なため、確認する項目も多くなりさらに自分自身で確認することを強く推奨します。
(個人によって人間関係の考え方が異なるためです。)
以下の内容も合わせてチェックし、人間関係の確認に役立ててください。
経営方針や看護方針、患者対応を確認する
病院、施設の方向性や経営方針、看護方針、働くスタッフの患者対応などもチェックしておきましょう。
- 院長の考え方・病院の方向性を調べること
- 患者からの評判を確認すること
- 教育体制の確認をすること
- 直属の上司に挨拶等を行うこと
など、簡単にインターネットを利用すれば調べられることばかりです。
看護師転職時は、行うことが膨大なため、「病院の方向性や院長の考え方までは調べていなかった・・・」という看護師も多いので注意しましょう。
特にクリニックや小規模病院の場合は院長の考え方が一番優先されます。
そのため、院長の人柄や転職前に一度話す機会を持つなどして対策を行いましょう。
看護師転職サイトを使いこなす
看護師転職サイトは全国に数十社あり、大手企業や中小企業が運営しています。
そのため競争も激しく、人気や評判が悪い看護師転職サイトは比較的見つけやすいといえますが、苦情なども多いことが実情です。
以下のことを行うことで看護師転職サイト選びの失敗は防ぐことが可能といえます。
- 他人任せにせず、転職の決定は自分の意志で行うこと
- 絶対に譲れない希望条件を明確にしておくこと
- 2社から3社利用して、担当者も求人も比較すること
- 病院見学や確認事項は自分で必ず確認すること
などが成功するためのポイントとして挙げられます。
また、以下でご紹介するおすすめの看護師転職サイトを利用することで、今まで説明した転職成功のための確認事項も教えてもらうことが可能です。
複数社登録することで、第三者2人、3人から情報を聞くことが出来るので、転職への意志決定は行いやすくなるはずです。
おすすめの看護師転職サイト厳選5つ
1.レバウェル看護(旧 看護のお仕事)「院内・施設内情報に強い!」
転職相談 | 面接対策 | 条件交渉 | 退職相談 |
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![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
サイト名 | レバウェル看護(旧:看護のお仕事) |
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運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
公開求人数 | 149,239件 (2023年12月1日時点) |
非公開求人 | 豊富 |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師 |
対応 雇用形態 | 常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤、夜勤専従パート、非常勤、派遣、紹介予定派遣 |
対応施設 | 総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター |
対応 診療科目 | 内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科 |
対応配属先 | 病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・看護師の転職求人が豊富 ・転職支援サービスが手厚い ・転職の相談から行える ・院内・施設内情報に強い |
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)をお勧めする理由としては、病院・クリニック、美容クリニックはもちろんのこと、介護施設や保育園などもカバーする看護師求人数の多さが、一番に挙げられます。
また、転職の相談から、現在勤務中の退職の相談、アフターフォローまで転職サービスがきっちりしており、利用した看護師(現在40万人を突破)の人気の高さの理由と言えます。
さらに、年間5000を超える病院・施設へのインタビューを実施し、求人を新しいものに更新しながら病院・施設の情報を集めています。
そのため、人間関係で悩む看護師の方や、プライベートを充実させたい場合、結婚・出産後の働きやすい勤務先を探す看護師転職サイトとしては一番おすすめです。
公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/
2.マイナビ看護師「丁寧な転職のプロ!」
転職相談 | 面接対策 | 条件交渉 | 退職相談 |
---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
サイト名 | マイナビ看護師 |
---|---|
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 58,971件 (2023年12月1日時点) |
非公開求人 | とても豊富(保有求人全体の約40%非公開) |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師、ケアマネジャー |
対応 雇用形態 | 正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他 |
対応 勤務形態 | 常勤(二交替制)、常勤(三交替制) 、夜勤なし、夜勤専従 |
対応施設 | 病院、クリニック・診療所、美容クリニック、施設、訪問看護ステーション、看護師資格・経験を活かせる一般企業、治験関連企業(CRA、CRCなど)、保育施設 、その他 |
対応 診療科目 | 美容外科、小児科、産科、婦人科(レディースクリニック)、整形外科、循環器内科、心療内科、消化器外科、心臓血管外科、スポーツ整形外科、脳神経外科、眼科、形成外科、消化器内科、歯科、精神科、血液内科、外科、内科、神経内科 |
対応配属先 | 病棟、外来、手術室、内視鏡室、ICU、透析、救急外来、訪問看護、管理職の仕事 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・転職の相談から行える ・キャリアアドバイザー親切丁寧 ・退職交渉も可能 ・企業系のレア求人を豊富に保有 |
マイナビ看護師をおすすめする理由としては、特に転職が初めての看護師の方や不慣れな方、ベテラン看護師の方に利用しやすい点です。
転職の相談から、情報収集のみで利用することができ、引き止めに合いやすい若い世代の看護師の方の退職交渉も行ってくれます。
一方ベテラン看護師の方にお勧めする理由としては、担当者がビジネスマナーをわきまえており、病院以外の求人情報が豊富で、キャリアに合わせて提案してもらうことや選択することが可能です。
看護師転職サイトの利用を検討している方の利用は特におすすめです。
公式サイト:https://kango.mynavi.jp/
3.ナースではたらこ「希望条件の求人が見つかる」
転職相談 | 面接対策 | 条件交渉 | 退職相談 |
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サイト名 | ナースではたらこ |
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運営会社 | ディップ株式会社 |
公開求人数 | 95,518件 (2023年12月1日時点) |
非公開求人 | 豊富 |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師 |
対応 勤務形態 | 常勤、非常勤、日勤のみ、夜勤専従 |
対応施設 | 病院、クリニック、介護施設、デイサービス、訪問看護、企業その他 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・非公開求人が豊富 ・希望条件に合う求人が見つかりやすい ・希望する病院・施設へ転職可能な逆指名転職がある |
ナースではたらこをおすすめする理由としては、掲載していない非公開求人が豊富なことです。
希望条件等を伝えるだけで、掲載されていない看護師求人を提案されることが多く、働く時間、エリア、託児所、看護寮利用の有無など、希望条件が多い場合の看護師に特におすすめです。
また「逆指名転職」という、行きたい病院・施設が決まっている場合でも条件交渉を担当者(キャリアアドバイザー)が行ってくれるため、求人の応募がない場合でも相談しましょう。
公式サイト:https://iryo-de-hatarako.net/
4.ナース人材バンク「介護施設に強い!」
転職相談 | 面接対策 | 条件交渉 | 退職相談 |
---|---|---|---|
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サイト名 | ナース人材バンク |
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運営会社 | 株式会社エス・エム・エスキャリア |
公開求人数 | 59,982件 (2023年12月1日時点) |
非公開求人 | とても豊富 |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師、看護学生 |
対応 勤務形態 | 常勤、日勤のみ、夜勤あり、夜勤のみ、非常勤 |
対応施設 | 病院、クリニック、訪問看護、企業・学校・保育園、居宅介護支援事業所、有料老人ホーム、地域包括支援センター、デイサービス事業所、訪問介護事業所、グループホーム、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム、サービス付き高齢者専用住宅、デイケア事業所、ショートステイ事業所、小規模多機能、訪問リハビリ事業所、訪問入浴事業所、介護療養型医療施設、看護小規模多機能居宅介護 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・非公開求人が豊富 ・大規模病院、介護施設の求人が豊富 ・希少価値が高い求人も多い |
「ナース人材バンク」をおすすめする理由として、年間利用10万人以上が利用し、紹介実績が豊富な看護師転職サイトのため、転職するノウハウや院内情報に強い特徴があります。
また、今までの病院・施設とのつながりもあり、担当者(キャリアアドバイザー)が看護師の待遇面の条件交渉に強い特徴があります。
そのため、好条件の求人を探す方や、大規模病院や介護施設求人がとても多いため、検討している看護師は利用必須です。
公式サイト:https://www.nursejinzaibank.com/
5.MCナースネット「新しいチャレンジはココで!」
転職相談 | 面接対策 | 条件交渉 | 退職相談 |
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サイト名 | MCナースネット |
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運営会社 | 株式会社メディカル・コンシェルジュ |
公開求人数 | 17,219件 (2023年12月1日時点) |
非公開求人 | とても豊富 |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師 |
対応 雇用形態 | 常勤、派遣、非常勤・パート、委託 |
対応施設 | 病院、クリニック、訪問看護、デイサービス、訪問入浴、介護施設、企業、コールセンター、ツアーナース、巡回健診、学校・保育園、行政、イベント、薬局、その他 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・全国26拠点 ・派遣と常勤(正社員)求人に強い ・全国の求人が豊富 ・基本的にほとんどが非公開求人 |
「MCナースネット」をおすすめする理由としては、看護師の行いたい仕事を軸に結婚、子育てなどのライフイベントでの転職やキャリアプランに合わせて「パート、派遣から正社員」まで選択できることです。
看護師として新しい分野にチャレンジする場合も、派遣やパートで自分に仕事が合うかどうかも確認することが出来ます。
また、看護師に人気のコールセンター、ツアーナース、イベントナースなどの求人も豊富で、保健師として企業や行政で実績を積みたい方にもおすすめです。
公式サイト:https://mc-nurse.net/
看護師転職の成功事例集20件
最後に、看護師として転職に成功した事例集をご紹介します。
病院での看護師転職成功事例(8件)
仕事のやりがいをなにより優先したこと
30歳/看護歴7年/神奈川県/看護師
看護師歴7年目、2度目の転職活動ということもあり、やりがいを感じられる好きな分野の看護、病院に絞り看護師求人サイトへ依頼したことで、滅多にないと言われるオープニングスタッフとして転職できたことが幸いでした。
普通の病院では、先輩後輩などの区別が割としっかりしていると思いますが、オープニングでは、経験の違いはあるけれど、新しく一緒に病院を作っていくという感覚からか、どの年代の人たちともざっくばらんに話せる雰囲気があり、大変良かったです。
現在の職場は、福利厚生には若干の不満はあるものの、やりがいを感じられる看護を実践できる喜びは何ものにも変えられず、看護師を長年続けていく中でのモチベーションアップにつながったと感じています。
気になる点はとにかく確認を行った
30歳/看護歴8年/兵庫県/看護師
新たな職場探しを始める前に、自分の希望する職場の条件をしっかりと整理しました。これだけは譲れない、こうであったら嬉しいという条件を挙げていき、優先順位をつけました。
実際に転職活動を始めると、自分が挙げた条件に完璧に当てはまる職場はほとんどありませんでしたが、その時は、自分の希望条件の中で優先順位の低い事項から、「これだったら妥協できるかな」と考えながら可能性を広げていきました。
(私は、転職活動開始当初、通勤時間はドアtoドア30分と設定していましたが、そこを10分広げて40分の通勤時間を許したら、希望条件に合う職場の数が一気に増えました。)
また、給料や休暇、福利厚生に関してなどは必ず知っておきたいことであっても、希望する職場に直接問い合わせるのは勇気がいることでした。しかし、それらの条件も自分にとっては大切な事であったため、転職会社(看護師転職サイト)の担当者を通じて、気になる点はしっかりと明確にした事も成功ポイントと言えます。
その後、病院見学にも足を運び、院内の設備や雰囲気、スタッフの対応や働いている表情などを自分の目で確かめ、納得のもと、その病院に転職を決めたということも大事だったと思います。
最後にメンタル的な話になりますが、転職活動を行っていると魅惑的な職場と多数出会い、「職場を選んでいる」という意識が強くなりました。
実際病院見学や面接に出向く時点からは気を引き締め、「自分は選ばれる立場である」ということを自分に言い聞かせるようにしていました。そうすることによって、実際に就職した後も「ここが嫌だ、こんなはずじゃなかった」と感じるより先に、「早くこの職場に慣れて一人前の仕事がしたい」と前向きに考えることができたように思います。
何を優先するか決断できたこと
37歳/看護歴10年/長野県/看護師
看護師人生におけるキャリアを考えれば、前職場での勤務を続けた方が良かったのですが、自分の人生において何を優先するかを考えた時に、引っ越しをすることを決断しました。
全くの新しい慣れない土地において、新しい職場で働くことは大変なことだと予測がついていたので、自分の希望条件を明確にしていたことが、結果良かったと感じています。
現在は生活にも仕事にも慣れ、来年度は正職員看護師としてあらためて雇用してもらうという運びにもなっているため、成功したと思います。
今回は良いタイミングで、たまたま条件を加味してくれる病院が見つかりました。
しかし、なかなか希望条件に合った看護師求人が見つからない場合、ハローワーク(職業安定所)だけでなく、看護師転職サイトもいくつか併用するなどをして、活動をするべきであるとは感じています。
転職するタイミングと学ぶ姿勢
22歳/看護歴2年/大阪府/看護師
転職がうまく行ったと思う理由ですが、漠然としてはいますけれども、やはりタイミングが重要だと思います。
自分が希望する条件を持って転職しようとした時に、その条件に合致している病院が大々的な求人情報を提示していたということは、とても入職しやすく、幸運だったと思います。
また、希望する配属先をNICUだけに限らずに、「どの部署でも頑張れます!」という学ぶ意欲を率直に伝えたことで、一般の看護技術を習得できていないにも関わらず、好意的に受け取ってもらえたように感じました。
後から聞いた話ですが、NICUは増床を行っておらず、欠員もなかったそうです。もし、配属希望をNICUに限定していたら、採用は見送られる可能性があったそうで、採用側も「助かった」と漏らしたようでした。
結果として、転職直後(リニューアルオープンの総合病院だったため)の予想外の忙しさはありましたが、以降の長くにわたり、個々の患者に適した看護を随時模索して実際にケアを提供することの大切さを学ぶことができたことは、今後の看護師人勢においても、大いに役に立つこととなりました。
諦めずに希望に合う求人を探したこと
30歳/看護歴2年/東京都/看護師
転職に対する希望は多い方でしたが、その希望すべてに明確な理由があり、「ゆずれるもの」「ゆずれないもの」というように希望の中でも優先順位をつけることで、たくさんの求人がある中から自分の希望に合う転職先を選びやすくなりました。
また、転職活動をはじめて割と早期に気になる職場があったのですが、すべての希望に合っていたわけではなく、そこで焦って転職先を決めずに最後まで希望に合うところを探すゆとりがあったこともよかったポイントです。
看護師経験年数が少ないことは、私のように希望が多ければ多いほど転職のデメリットになります。
しかし、経験年数が短いながらも多くのことを学んできたというアピールと、これからもっと貢献できるというアピールが転職先に認められた部分だと思います。
細かな病院情報を必死で確認したこと
30歳/看護歴8年/埼玉県/看護師
転職時に、自分が行いたい看護や技術を明確にしたことで、病院の選定も楽でした。
また、自分で調べたことによって細かな病院情報を必死で確認したことも成功のポイントといえます。
看護師としての転職条件が、前向きではない「人間関係が良い職場」などであった場合、どうしても仕事を楽しいと思えず、人間関係だけに焦点が当たるため、失敗しやすいと私は感じます。
そのため、看護師として何がしたいか、考えて転職することが成功の一歩だと思います。
転職において優先することは何か明確にしたこと
27歳/看護歴6年/沖縄県/看護師
看護師の転職において私自身が重要なことは、「自分の行いたい分野が明確か」という点や「転職において優先することは何か」ということだと考えます。
日々の仕事に追われていると、自分が看護師として何が行いたいのだろうと考える時間は作れないことが多いと思います。そのため、現在自分の所属する部署で、「行いたいことと違う」と感じるのであれば意識的にその違和感と向き合う時間を持つことが必要だと思っています。
向き合う時間の中で、「看護師として興味があることは何だろう」「挑戦したいことは何だろう」と掘り下げることで必ず見えてくることがあります。
また、仕事への「やりがい」と自分の希望する条件・収入などが合わないことがあります。その時には「自分は転職において何を優先するのか」という点も掘り下げていく必要があります。人によって優先することは異なるので常に「自分はどうしたいのか」という視点を持つことが大切だと感じます。
病院見学やインターンシップに参加したこと
30歳/看護歴8年/神奈川県/看護師
私は臨床経験3年でブランクがあったため、看護師として臨床に戻ると決めた時に、「どんな病院で」「どんな看護をしたいか」自分でよく考えるようにしました。
今までの経験を生かすためには成人の病院で内科病棟に勤めることが1番無難なのではないかと考えていた時もありました。しかし、私は子どもと関われる仕事がしたい、小児科看護師に憧れていたことがあり、やるなら今回の転職が最後のチャンスかもしれないという気持ちで、小児科への転職を決断しました。
病院選びは評判も気にはしましたが、見学を行い自分自身の目で見ることを大切にしました。見学により私は看護部長や人事・教育担当の方の人柄、実際に働いている看護師の姿に触れ、病院の雰囲気や姿勢が感じ取れ、感覚的な部分で働いてみたいと思う病院は絞れました。
さらに、私は臨床経験が浅かったためインターンシップに参加して実体験し、実際に転職した病院を含めて私は2件のインターンシップに参加しました。
クリニックでの看護師転職成功事例(7件)
情報収集を行いよく考えたこと
27歳/看護歴5年/東京都/看護師
転職先で行いたいことや身に着けたいこと、知りたいことを自分自身の中でよく考え明確にし、事前に自分で調べたり、看護師転職サイトの担当者から知りたいことを聞いたりと、情報収集もよく行ったことが転職で成功したポイントだと私は思います。
また、私は自分が好きなことを仕事にすることができた為、「楽しんで転職できたこと」「生活をする上で仕事以外の大切なことをピックアップし優先順位をつけて転職に臨んだこと」も転職で成功したと思うポイントの1つです。
美容皮膚科クリニックでの仕事内容は、綺麗になりたいと願う患者の気持ちに寄り添い私が大好きな皮膚のケアをお手伝いすることや、悩みを聞いて分かる範囲でアドバイスをすることができたこと、また転職前には十分にできなかった接遇が身につき、美容皮膚科ならではのスキルも十分に習得できたため、とても満足がいく転職で成功したと思っています。
前向きな気持ちで転職活動に望めたこと
30歳/看護歴5年/埼玉県/准看護師
すぐにでも働きたいという私の意思と、すぐにでも勤務してほしいという転職先に出会い、早すぎると言って良いほど、面接から勤務開始までとてもスムーズでした。
転職の流れとしては理想的だったのではないかと思います。
ブランクはありましたが、前向きな気持ちで転職活動に望めたことが成功に繋がった大きなポイントだと思います。
総合病院で働いていた時に経験した科が複数あったので、転職先では更なるスキルアップにつながるのではという思いがありました。
自分の希望や方向性がはっきりしていたこと
48歳/看護歴20年/香川県/看護師
これまでなら、何もかも手に入れようとしていた私ですが、今回は無理だと思うことはすっぱりと諦めて、妥協できない点を確保することにこだわりました。
年齢を重ね、体調を崩すという出来事を経験したことで自分自身の希望や方向性がはっきりしてきたことが、成功のポイントだったと思います。
最終的には看護師転職サイトの担当者の方に背中を押されるような形で決定しました。
結果的にはよい職場だったので成功したとは思っていますが、次回からは自分自信で、判断・決断して決められるようにしたいと思います。
流動的や抽象的な希望条件にしなかったこと
33歳/看護歴10年/新潟県/看護師
私が転職先にもとめることが、比較的簡単な条件だったことが一番のポイントだったと思います。
通勤範囲内、在宅診療で緩和ケアをメインにしているという2点が転職先の条件だったため、求人を探すことも楽でした。
「人間関係の良いクリニック」など、転職先への条件が抽象的かつ流動的だと見つけるのは難しかったと思いますが、転職先へ希望する内容が満たされやすく、他の環境が多少悪くても気にしないと決めておいたことで、転職後も自分のやりたいことに集中でき満足度が上がる要因になったと感じています。
また、面接時に職員が作業する場所を通り見学し、働く「人の感じ」が分かり、人間関係における不安や不満はありませんでした。
次回もし、私が転職活動を行うのであれば、自分の気づかないポイントも指摘してもらえるよう、看護師転職サイトを使ってみようと思います。
積極的に利用できるものは利用したこと
35歳/看護歴6年/東京都/看護師
転職活動時に、自分の希望する条件の美容クリニックは大変少なく、看護師転職サイトを利用しましたが、私の希望する勤務時間に関しては1件の求人しか提案されませんでした。
そのため、複数の転職サイトを利用すること、自分で履歴書を送るなど積極的に動きました。転職会社の担当者とのやりとりは、大変でしたが、希望条件を諦めなかったことと、積極的に自分で探したことで転職が成功したと感じます。
結果、給料、就業時間、人間関係、休み全てほぼ希望通りになったため、私の転職は成功したと思います。
楽だからという思いだけで転職しなかったこと
27歳/看護歴2年/東京都/看護師
今回は仕事に限界を感じて、臨床経験が浅い中、クリニックに転職しましたが、ただ「楽なクリニックに転職したい」と思うのではなく、地域医療に関わりたい思いがプラスにはたらいたと感じています。
また、初めての転職だったため、信頼できる看護師転職サイトを利用したこと、3ヶ月間じっくり時間をかけて転職したことが成功したポイントだと思います。
小規模クリニックへ転職してからは、地域医療に携わることが出来て、とても充実しています。転職活動中に思い描いていた自分の希望通りの職場だと思います。
ただ、忙しさは想像していたものをかなり超えていましたが、体力的にも病棟勤務と比較して負担は少ないため転職して大正解でした。
時間をかけて活動し、内定辞退する勇気をもって望んだこと
29歳/看護歴7年/神奈川県/看護師
日勤業務で休みが確保されている、自宅から通いやすいなど、転職希望条件を明確にしていましたし、希望条件の優先順位をつけることもポイントだったと思います。
内定を頂いても自分が納得しなければ辞退する勇気や、希望条件をクリアできない場合は、どの条件を妥協するかも考える、実行していました。
また、クリニックの面接を続けているうちに、系列クリニックへの派遣があることなどを知り、私は移動のない職場(クリニック)という項目も、希望条件になりました。
このように、転職活動を続けるうちに自分が大切したい希望条件が絞れたことが大きな成功の理由だと感じます。
さらに、4月入職に向け、面接や必要書類の準備など十分にできる時期を考慮して転職活動できたことも成功したポイントだと思います。
介護施設での看護師転職成功事例(5件)
自分が希望する条件は曲げずに妥協しなかったこと
37歳/看護歴9年/神奈川県/看護師
自分の希望する条件の求人はあまりなかったので、看護師転職サイトの担当者に「もう少し条件を緩くしませんか?」とも言われましたが、譲れない希望条件は曲げませんでした。
自分の働きやすい環境をイメージして条件を考えていたので、もし何かのポイントを妥協していたら、生活のバランスや子育てとの両立が難しくなった時に「あの条件がクリアされていれば」と後悔することになったと思います。
譲れない希望条件は曲げずにこだわった結果、満足がいく転職になりました。
また、訪問看護師は未経験でしたし、看護師としてベテランの年齢だった私は、「オールマイティに対応できるというイメージを持たれる」と思ったので今の自分に務まるのかと少し不安もありました。
しかし、思い切って挑戦してみて新しい技術や知識を得ることができて結果的に良い転職になったと思います。
希望条件が明確で優先順位がはっきりしていた
39歳/看護歴17年/神奈川県/看護師(がん看護専門看護師)
今回の転職では、下の子が小さく保育園からの呼び出しが予想される事、上の子が小学生となり、学校行事で何度か休みを取らなければならない事が予測されていました。
そのため、「休みの取りやすさ」を重視して職場を探しました。
職場のトップがどのような組織作りをしようとしているか、実際の職場の雰囲気はどうかという事も気になり、見学や情報収集を細かく行いました。
転職した職場は「お互い様」という雰囲気がスタッフ間に浸透しており、もちろん休まずに済む工夫はしていますが、前職のような欠勤の精神的負担はぐっと少なくなりました。
そのため、家庭に比重を置いたうえで働きたいという転職にあたっての一番の希望は叶えられ、成功したと感じます。
次に転職する際は、どんな患者・利用者を対象としたどんな業務なのかを、もっと具体的にイメージしてから面接に臨み、業務内容について詳細に確認するようにしたいと思います。
余裕を持って求人を比較したこと
39歳/看護歴8年/長崎県/看護師
インターネットで複数の看護師転職サイトへの登録や求人雑誌などを比較したことにより、多くの候補の中から自分が求めていた職場にたどり着く事ができたと思っています。
また、「患者(利用者)とのコミュニケーション」「自宅からの通勤時間」と、事前に転職先に求める項目を決めておいたお陰で、就職先をスムーズに取捨選択できました。
注意した点としては、十分に検討せずに焦って決めてしまうと、後から「ここに転職すればよかった」と思うこともあります。
そのため、余裕をもって情報収集をし、求人を比較することを心がけた点がポイントだったと思います。
私は、転職先を決めた後も看護師転職サイトや求人雑誌を定期的に閲覧し、普段からチェックしておく事で自然と次に転職するための準備が整えるようにしています。
新しく経験したい分野が明確だったこと
31歳/看護歴10年/東京都/看護師
看護師の仕事は多岐に渡り、求人も多くあるため、仕事内容や希望条件が曖昧だと転職活動に時間がかかってしまいます。
私の場合は、将来的に介護分野で活躍できる看護師になることを目標にしており、在宅看護に興味を持っていたので、最初から訪問看護の仕事に絞り込んで転職活動をしていました。
また、希望条件を具体的にしていたので、条件に当てはまる求人を効率よくピックアップすることができたので、早い段階で希望の仕事に出会うことができたと思います。
今回の転職は、経験してみたい仕事に就けたので満足しています。
自分の希望条件にもほぼ当てはまる求人でし、ケアマネジャーの資格も取得でき、職場でケアマネジャーの仕事も任せてもらうようになりました。
職場の雰囲気を具体的に条件で伝えていた事
27歳/看護歴5年/愛知県/看護師
看護師転職サイトを利用し、家庭を優先できる職場が良いことを具体的に伝えていたので、担当の方もその条件で探してくれました。
具体的な条件と質問に関しては、職場の雰囲気が良いというのは具体的にどうなのか、施設であれば介護スタッフの状況の把握が必要であり、その把握の仕方としては看護師がどこまで介護士の手伝いをしているのかなどです。
また、採用者にもスムーズに希望が伝わり、入職後も夜勤なし、日勤のみで働くことができました。
自分の希望条件をしっかり持ち、転職活動を行うことは大切だと分かりました。
まとめ
看護師が転職で失敗する理由としては、以下のことが挙げられました。
- 転職先の情報収集が不足していたこと
- 給与・年収アップだけを考えて職場を選択したこと
- 求人募集要項と雇用条件の内容が違っていたこと
- 職場の人間関係が悪かったこと
- 病院・施設の経営方針を確認しなかったこと
- 配属先の確認や確約を怠ったこと
- 転職したら年収がダウンしてしまったこと
- 中途採用への教育制度が整っていなかったこと
- 利用する転職サイトが悪かったこと
看護師転職で、上手にキャリアを重ねながら転職する看護師やワークライフバランスを考えた転職を行う看護師と、失敗を繰り返す看護師の差は、情報収集を怠っていることが大きな原因といえます。
そのため、希望条件が合致した求人が見つかったとしても、
- 転職する目的を明確にすること
- 希望条件で譲れないものは妥協しないこと
- 仕事へのモチベーションが保てる仕事か考えること
- 転職先の職場の情報収集を怠らないこと
- 求人募集要項を確認し、内容を面接時に再確認すること
- 働くために必要な条件は雇用契約書又は雇用条件通知書に記載してもらうこと
- 病院や施設見学をしっかりと行うこと
- 一緒に働く同僚の情報も集めること(離職率・年齢など)
- 看護師転職サイトを利用しても任せきりにしないこと
以上のことを繰り返し確認することが大切です。
また、看護師転職する上で当たり前の注意点だと感じる方も、転職時はバタバタしている場合もあり「当たり前に確認等行うことが難しく」注意してください。
是非、看護師の仕事のやりがいと、条件に合う職場を見つけ、転職を成功させましょう。
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会社ホームページ | https://peko.co.jp/ |
所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂3丁目1-16 BIビル6F |
代表取締役 | 辻 昌彦 |
設立 | 2015年6月 |
資本金 | 14,000,000円 |
事業内容 |
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厚生労働大臣許認可 | 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-314509 (厚生労働省職業安定局: 職業紹介事業詳細) 特定募集情報等提供事業:51-募-000760 |
連絡先 | 03-5324-3939 (受付時間:休日、祝日を除く10:00~17:00) |
お問い合わせ | https://peko.co.jp/inquiry |
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