無料で利用することができる看護師転職のための診療科適正診断テストです。看護師の特徴に合わせて複数の質問に答えていくことで向いている診療科を診断することが出来ます。
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- 診療科適正診断テストは、現役看護師の意見や各診療科でのメリット・デメリットを参考に、独自で作成した「看護師に最適な診療科を見つけるためのテスト」です。
- 看護師として診療科に悩んだ場合の参考のひとつとしてください。
看護師の診療科 適性診断テストの結果はいかがだったでしょうか。
以下では看護師転職を考える上で「自分に向いている診療科の見つけ方」について説明していきます。
目次
看護師に向いている診療科とは?
希望している科=向いている科とは限らない
転職や就職の際に診療科を選択できる場合、注意しなければならないことがあります。それは、自分が希望している診療科が向いている診療科とは限らないことです。
希望の科で働くことができたとしても実際に働いてみると、
- 「思っていたイメージと違う」
- 「好きな診療科なのに仕事が楽しくない」
と感じることがあります。
もちろん、自身が選んだ希望する診療科を選択した方が楽しく働くことが可能な看護師の方もいます。
看護師の事例
例えば、以下のような事例です。
子供が好きで小児科を希望
子供が好きで小児科を希望していた場合、小児科は様々な疾患を扱うため覚えなければならない看護知識や技術が多く、実際に働いてみると「辛い」と感じることがあります。
また、子供が病気で苦しんでいる姿を見たり、時には亡くなってしまったりすることもあるため、子供が好きな看護師はより「辛い」と感じることがあります。
テキパキ働くことに憧れ急性期病棟
テキパキと働く看護師に憧れて急性期病棟を希望しても性格がのんびりとしているため、働いてみると周りについていけず辛くなってしまうというケースもあります。
そのため、自分が希望する科が自分に向いている科でないことも多く、自分の性格や傾向によって左右されるため、向いている科を見つけるには「自分の性格を知る」ところから始める必要があります。
向いている科は仕事が楽になる可能性あり
「自分が好きな科、希望する科で働くこと」と、「向いている科で働くこと」はどちらがあなたにとって楽でしょうか。
自分が希望する科で働いた方が、
- 「好きな仕事ができるのではないか」
- 「好きではない科で働くのは辛いのではないか」
と考える看護師も多いと思います。
しかし、先ほども述べたように希望する科で働くことが必ずしも「楽しい仕事」にならないこともあります。
診療科の特性と自分の性格が合っていなければ、仕事内容が合わない事も多いですし、苦手な処置などが多く出てくる恐れもあります。
現在の状況によって向いている診療科は違う
自身に「向いている科」を見つけるには、自分の性格や傾向に合った診療科を選び、それに加え自分が今置かれている状況も併せて考慮する必要があります。
例えば、子育て中の看護師の場合、仕事と子育てを両立できる診療科が向いていると言えます。
そのため、自分の性格や傾向に合っている診療科だからといって、それだけを重視して転職してしまうと仕事と育児の両立が取れず、結局仕事を辞めてしまうという事にもなりかねますので注意が必要です。
また、今何が一番自分にとって大切なのか、優先順位も併せて考えるようにしましょう。
どの看護師にも向いている科は存在する
- 「自分に向いている科があるかわからない」
- 「自分に向いている科なんてないのでは?」
と思う看護師もいるかもしれません。
しかし、それは自分に向いている科を知らないだけであり、どんな看護師であれ必ず自分に向いている科は存在します。
また、内科病棟が自分に向いている科だと思っていても、内科病棟なのか、内科クリニックなのかによって仕事内容は異なるため、診療科と仕事内容を併せて考えるようにしましょう。
さらに、その時の状況で「向いている科」が変化するため、「私はこの診療科に向いている」と決めつけるのではなく、状況が変わる度に自分に向いている科は何なのかを考えることをおすすめします。
希望する診療科を選択する注意点
その看護師に「向いている診療科」より自身が「希望する診療科」を選ぶ場合、以下の注意点を確認しておきましょう。
仕事が辛くなる可能性を考えておく
自身が希望する診療科を選択した場合、人間関係に恵まれ、残業などの不満もないのに「仕事が辛い」と感じる場合があります。
そのような場合、実は自分自身が「向いてない科」にいるからかもしれません。
仕事内容が自分に合っていないと、他がどんなに良くても辛いと感じてしまうことがあります。
そのため、仕事が辛くなる可能性があることを視野に入れながら、希望する診療科を選択しましょう。
無理をして働かないこと
自分の好きな診療科を選択した場合、例え仕事内容が合わない場合でも、「好きだから」という一つの理由で無理して働く看護師がいます。
無理して働き続けることで身体的・精神的負担が大きくなり、最終的には体調を崩してしまう方もいます。
看護師は体力が資本です。
そのため、好きな診療科を選択する場合には、頑張りすぎないように注意しながら働きましょう。
学ぶ期間を決め、転職を頻繁に繰り返さないこと
希望する診療科や、好きな診療科を選択して転職した場合、自分に合った仕事が見つけられないと感じている看護師は多いものです。
これは好きな診療科ばかりに気を取られてしまい、本当に自分に合った職場を見つけられていないということになります。
さらに、働きながら辛いと感じていても自分が希望して入職したため「診療科が合っていないから辛く感じる」ということが分からず、何度も転職を繰り返してしまうのです。
希望する診療科を選んだ場合、自分が学ぶための期間をあらかじめ決めておくことも大切です。
そして、もし辛いと感じた場合、次の職場は希望する診療科ではなく、「自分に向いている診療科を探す」ように心がけましょう。
まとめ
今まで看護師の仕事が辛いと感じることや、仕事を辞めたいと思うことはありませんか。残業が多い場合や、人間関係で悩無場合と辞めたくなる理由は様々あると思います。
しかし、ただ漠然と看護師を辞めたいと感じている方は、「実は看護師として働く診療科が合っていない」のかもしれません。
自分に向いている科で働いていない場合、精神的負担が大きくなり、辞めたいと感じるようになってしまいます。
しかし、自分に合った診療科を見つけることは容易ではありません。
意外と難しく、何科に向いているのかを把握できている看護師は少ないことが実情です。では、自分に向いている科を見つけるにはどうすればよいのでしょうか。
ここでは、適科の診療科診断テストと、向いている科を見つける方法を紹介します。