年代別の看護師転職

看護師に人気の科(診療科)ランキング | 20代・30代・40代・50代に人気の何科?

看護師に人気の科ランキングを楽な科、不人気の科、20代、30代、40代、50代に人気の科に分けて診療科をランキングしています。

ランキングの内容は複数科又は、混合病棟等に勤務経験がある看護師アンケートの結果を元に評価しています。

  • アンケート人数:425名
  • 対象者:複数科又は、混合病棟に勤務経験がある看護師
  • 実施日:2022年4月10日
  • 調査:弊社の独自調査(看護師資格、経歴確認済み)
  • 調査形式:診療科フリー回答、一部選択形式

賛否両論あるかもしれませんが、一般的な看護師の「人気」によるもので、不人気の診療科でも好きだ、楽だと感じる看護師もいます。

楽しみながら確認してみてください。ご自身の科はどの年代にランキングしているでしょうか。

目次

看護師が楽だと感じる科ランキング

看護師が楽だと感じる科ランキング

仕事が適度に忙しく、急変患者が少なく、患者も元気な(ADLが自立している)診療科が楽だと感じる科に多いのではないでしょうか。

看護師が働いて楽だと感じた診療科のランキングを理由も含めて説明していきます。

1位:整形外科

整形外科

整形外科は、骨折や関節痛を抱える患者がたくさん訪れる診療科です。

看護師はギプス固定や関節注射などの処置も多く、時間に追われることもある忙しい診療科です。

しかし、整形外科にかかる患者の特徴としては、骨折は経過とともに症状が改善し、関節痛を抱え定期的に関節注射でかかる患者の多くは主に理学療法士が関わるため、看護師は患者に深くかかわらずに済みます。

さらに、年齢も比較的若い患者が多く、通院・入院中も、患者と他愛のない話を楽しむことができ、精神的にも楽と言えます。

また、残業もほとんどない病院も多く、専門門性もあり、看護師にとって楽で技術も身につく診療科です。

2位:リハビリテーション科

リハビリテーション科

リハビリテーション科(回復期病棟・リハビリ病棟)も、急性期を脱した患者が対象であり、理学療法士が運動や機能訓練を中心に行うため、看護業務の負担は軽めといえる診療科です。

また、在宅や施設への転院などの明確な最終目標があり、患者の将来に向けた前向きな視点で考えることができます。

病院にもよりますが、残業も少ないことも、楽な科として選ばれる理由です。

3位:眼科

眼科

眼科は専門性の高い診療科でありつつ、ある程度業内容を覚えてしまえば楽な診療科の一つです。

病棟では術後の目薬など細かな処置はありますが、良性疾患も多く、術後管理は看護師にとってそれほど大変ではありません

外来は来院患者をこなす大変さはありますが、急変や残業も少なく給与も高めのため、人気があります。

また、病院で眼科やオペ看を経験後、人気がある眼科クリニックへも転職しやすいこともメリットです。

4位:皮膚科・形成外科

皮膚科・形成外科

皮膚科・形成外科は、処置や手術などが多く看護業務の楽しさを味わいつつ、患者は元気でADLも自立しているため、楽な診療科と言えます。

また、スキンケアの知識も身につき、シミやそばかすなどのケアも医師に施してもらえるという恩恵も受けやすいため、楽で人気があります。

5位:精神科

精神科

看護師の業務として注射などをすることはありますが、行う処置が他の診療科に比べると極端に少ないのが特徴で、独特な仕事内容と言えます。

医療的な処置が少ない分、看護師のスキルの低下を心配する方がいるほどですが、病状によっては扱いの難しい疾患の患者がいるので注意も必要です。

また、精神科は男性看護師も多く、女性看護師のみの職場特有の人間関係に悩まされにくくなります。

その他:楽な職場

健診センター(検診業務)

健診センター(検診業務)

病棟や一般外来よりも看護師にとって楽な場所は、健診センターです。

業務内容が決まっているため、その日の担当業務をこなすことで、一日を無事に終えることができます。

早出をすることはありますが、患者を診察する時間が決まっていることから残業はほとんどなく、基本的に健康な一般の方を対象としているため、急変対応もありません

また、個別の情報共有も必要としないため、症例カンファレンスなどもなく、チーム医療の煩わしさからも解放される職場と言えます。

さらに詳しくは「健診センターへ転職する看護師のメリット・デメリット!楽な仕事ではない?」を確認してください。

 

企業医務室・健康管理室

企業医務室・健康管理室

企業医務室・健康管理室に勤務する看護師は、いわゆる病院以外の一般企業に勤務する産業保健師、又は産業看護師(企業看護師)を指します。

基本的には重病患者が来ることはなく、必要な時は病院へ付き添って後は病院にお任せになるので、看護師としての業務の量は決して多くはなく楽だと言えます。

さらに、基本的に企業医務室・健康管理室がある職場は大企業になるため、福利厚生・待遇がとても充実していることが特徴です。

1人か多くても2人態勢な点と、非常勤や契約職員、派遣などの雇用形態も多いため、正職員希望の方には一長一短です。

詳しくは「産業保健師・産業看護師になるには?違いや健康管理室・企業医務室の転職」を確認しておきましょう。

大学病院に勤務する看護師が楽な科ランキング

大学病院に勤務する看護師が楽な科ランキング

大学病院では、日々勉強会や目標設定、スタッフ間でのミーティング、後輩指導、おまけに学生指導まで入ってくると、看護師にとって楽と呼べる科は少ないことが現状です。

しかし、その中でも比較的楽な科の条件として、

  1. 緊急入院が少ない
    (予定入院が多い、手術の日程が決まっている)
  2. クリニカルパスの適用が多い疾患・パスを使う手術患者がいる病棟
  3. ADLが高めの患者が多い
    (術後の一時的なADLの低下を除く)
  4. 超過勤務(残業)が少ない

以上のことが楽な科の条件として挙げられます。

以下、大学病院に勤務経験がある看護師が選んだ楽な診療科を説明していきます。

1位:眼科

眼科

大学病院の眼科病棟での処置は、白内障の手術が一般的です。(大学病院により異なるため注意してください。)

患者にとって侵襲も少ない手術であり、回復も早く入院から退院までの日数が短いため、看護師も決められたルーチンワークで動くことができ、比較的「楽」と言えます。

眼科疾患での入院のため急変も少ないことや、クリニカルパスの運用で記録も短時間でできることが超過勤務を少なくできている理由と言えるでしょう。

2位:皮膚科

皮膚科

大学病院の皮膚科病棟では、主に皮膚疾患の軟膏処置や創部洗浄など毎日皮膚の観察をして、医師の指示通りに処置を行うことが主な看護師の仕事となることが一般的です。

皮膚科病棟の中には重症の熱傷などで生命の危機状態にいる方やADLが低い方も少なからずいて大変なこともありますが、

  • 主に命に関わる事のない皮膚疾患の患者が多く入院している
  • 急変が少ない
  • ADLが比較的高い
  • コミュニケーションを良好にとれる患者が多い

以上のことが、眼科病棟の超過勤務を少なくしている理由と言えるでしょう。

3位:精神科

精神科

大学病院の精神科病棟の看護師の仕事内容は、主に服薬管理やレクリエーション、日常生活指導・身の回りの管理などが中心となります。

点滴管理や高度な医療行為は少ないため、精神科病棟の超過勤務は少なく、看護師が楽な科と言えます。

ただし、身体的な疾患とは異なり、精神的な面の看護というのは自分の精神面にも負担が大きくかかるため、一概に楽とはいえない可能性もあるため注意が必要です。

4位:外来

外来

大学病院の外来看護師は、日々の記録も少なく看護計画の評価なども病棟ほど細かくは残さないため業務内容的にも楽です。

しかし、病棟勤務から産休育休後復帰時に外来へ移動するケースや、パート看護師の募集が多く、正職員で初めから外来という募集や異動は少ないといえます。

基本的に大学病院の中途看護師の求人は病棟で夜勤もできる人材を求めていることが多いです。

その他:基本的に楽な診療科は少ない

基本的に楽な診療科は少ない

中途看護師が楽な科にたまたま配属されたとしても、大学病院の場合3年程度で異動を告げられるなどするため、ずっと楽な科にとどまるのは難しいといえます。

また、多くの看護師が働く病棟では、スタッフの年齢層が若いのも大学病院の特徴で、中間層が少ないです。

そのため、病棟での役割(リーダーやプリセプター、学生指導など)がつくこともあり、業務自体が楽であったとしてもそれ以外の付帯業務が楽とはいえない可能性が高いといえます。

看護師がどうしても楽な科で働きたいなら、大学病院にこだわらない方が良いでしょう。

大学病院は、先進的医療・教育・研究など質の高い医療を提供する場所であるため、その目的にむかってすすめる医療者を求めています。

大学病院の目的と自分の医療に対する目的(スキルアップなど)がマッチしていないのであれば大学病院で働いていてもやりがいや楽しさを感じられないでしょう。

看護師に不人気な科ランキング

看護師に不人気な科ランキング

一般的に看護師が敬遠しがちな、不人気の科の特徴としては、精神的ストレスが高い、看護師としての役割が見えにくい、看護ケアの満足感が得られないことです。

しかし、年代別によっては人気の診療科や、看護師が憧れる診療科もランキングしていることが特徴的で、不人気と人気がある診療科は表裏一体と言えます。

1位:救急外来・救急科(ER)

救急外来・救急科(ER)

救急外来・救急科(ER)は人気・不人気が分かれる部署ですが、学びたいという気持ちがなければ心身共にストレスを感じる不人気の科です。

さらに、日曜日や祝日などは関係なく出勤しなければならず、年齢を重ねると更に、足が遠のく人気のない診療科といえ、救急対応やERナースとの関係性にストレスを感じる看護師も少なくありません。

2位:透析科(透析室)

透析科(透析室)

透析科(透析室)は独特な雰囲気があり、臨床工学士が力を持っている職場で、それが看護師の人間関係にも影響を及ぼします。

残業もなく、業務内容も安定していますが、何年も同じ患者に太いゲージの穿刺針を刺すことや、ルーチンワークにストレスを感じやすいため、あまり人気がない診療科の一つになります。

また、決まった業務のみなので楽な科ではあるのですが、訪れる患者が基本的に高齢で独特の雰囲気が漂っており、看護師のコミュニケーション能力も必要とされる診療科です。

3位:採血室(臨床検査科)

採血室(臨床検査科)

採血室は、ルーチン業務で楽な部署・診療科と言えますが、自分で希望しない限り採血室に回されることは、「採血ぐらいしかできない」というレッテルを張られるような気持ちも抱きがちの診療科とも言え、看護師に人気がありません。

また、看護師としての能力が発揮しにくい場所であり、病院の中では敬遠されがちです。

ただ、血管の細い患者など、やりにくいケースを繰り返すことで、必ず採血のスキルは向上します。

4位:泌尿器科

泌尿器科

泌尿器科は、男性患者が多くバルーン挿入をはじめとする処置が多いため、敬遠されがちな診療科の一つで、特に若い看護師からは人気がありません。

良性から悪性まで、年齢層も幅広く、様々な疾患に対応するため、外来では先を予測して対応しなければ患者数をこなすことができません。

また、排泄物を扱うため、看護師に不人気である理由の一つとなっています。しかし、男性看護師にとっては働きやすい職場だとも言われます。

5位:小児科

小児科

小児科は、希望する診療科や好きな診療科の看護師が多い一方で、嫌だという看護師が多い診療科でもあり不人気となります。

理由としては、子どもが苦しんでいるのを見るのが辛いという看護師や、モンスター的な親との関わりが苦手という看護師などその理由はさまざまです。

「子どもが好きだから小児科」という発想で転職すると、辛い経験をした看護師も多いことが実情です。

その他

神経科(神経難病病棟)

神経科(神経難病病棟)

神経科(神経難病病棟)に入院する患者の多くは、徐々に全身の機能が低下していくことが多く、看護師として心身共にストレスを感じやすい診療科です。

がんの終末期と違い、人工呼吸器の導入など、倫理的問題とも向き合う必要があり、またご家族との調整にも神経を使います。

やりがいのある診療科でもありますが、がんの終末期と違い、エンドオブライフの期間が見えにくいがゆえに、看護師に不人気の診療科でもあります。

 

コロナ病棟

コロナ病棟

コロナ病棟は、感染のリスク、看護師の家族と会えない、超急性期、患者やその家族が言うことを聞いてくれない、残業が多いなど様々な理由から看護師に不人気な診療科の一つといえます。

しかし、看護師の使命感ややりがいを感じやすく、進んでコロナ病棟に勤務希望をする看護師も多いと言えます。

20代看護師に人気の科ランキング

20代看護師に人気の科ランキング

20代看護師は、看護の楽しさよりも技術や忙しさに魅力を感じる傾向が高いようです。

以下で20代看護師に人気の診療科をご紹介します。

1位:整形外科・一般外科

整形外科・一般外科

20代看護師は、手術というイベントを通して患者が元気になるプロセスに魅力を感じます。

特に、専門性というよりも「忙しく」「活気があり」「短期入院患者」が多い一般外科に人気が集中します。

2位:手術室

手術室

勤務する病院によっては、手術室は新人看護師が希望する所属部署上位にランクインするほど人気があります。

さらに教育マニュアルが整備され、解剖なども学ぶことができ、医師の介助ができるため、「できるナース」として手術室看護師は20代に映りやすいと言えます。

また、ここでしか学べない技術があることも、手術室が20代看護師に人気がある理由になります。

3位:集中治療室(ICU・CCU・HCU)

集中治療室(ICU・CCU・HCU)

集中治療室(ICU・CCU・HCU)も、20代看護師に人気があり、重症患者を数名の看護師でケアすることができるため、病棟夜勤を経験するよりも精神的に楽と言えます。

また、医師や他のメディカルスタッフと協働して患者を看ている感覚も、20代の看護師に人気がある理由の一つとなります。

4位:一般内科

一般内科

処置が苦手な20代看護師にとって、内科はゆっくりと患者に関わる時間が持ちやすいため人気があります。

点滴や検査などの対応はありますが、重症患者は集中治療室などが対応してくれるため、看護技術をゆっくりと覚えつつ、看護ケアを楽しむことができるのも魅力の一つです。

5位:消化器科

消化器科

消化器科は、疾患の身近さもさることながら、検査や治療のバリエーションの多さが人気の理由です。

内視鏡治療の知識も身につきますし、抗がん剤を扱うこともあります。

また、終末期看護を学ぶことや、栄養についての知識を学ぶこともできます。

生きるために必要な機能を司る消化器科は、20代の看護師に人気のある診療科です。

6位:産科・小児科

産科・小児科

産科や小児科は子どもが好きな20代看護師に人気が高く、苦しそうな子どもを見るのが辛いという人もいますが、その一方で、病気の子どもの相手をすることや、お世話をすることが好きだという人も多いです。

また、産科は他の診療科の中でも生命の誕生に出会える場であり、病気の患者ではないことが人気の秘密です。

ただし、産婦人科の場合は、婦人科の疾患を看て辛くなることや、妊娠中絶なども多く見ることで不人気となります。

30代看護師に人気の科ランキング

30代看護師に人気の科ランキング

30代看護師は、幅広い知識を備えたジェネラリストの看護師になるか、一つの分野を極めたスペシャリストの看護師になるか仕事で悩む時期です。

また、仕事以外の結婚生活や育児など、プライベートな時間も大切にしたくなる年代でもあります。

30代看護師に人気がある診療科について説明していきます。

1位:救急外来・救急科(ER)

救急外来・救急科(ER)

救急外来・救急科(ER)に転職してくる看護師の多くは30代の方が多く、自分が身につけた技術と知識を活かすべく、あえて希望して救急外来・救急病棟に転職してくるのです。

救急外来・救急科(ER)は、救急車対応だけでなく、心臓カテーテル検査・脳アンギオ検査・内視鏡検査などの特殊検査や処置などにも対応できることが必要になります。

命を救う業務に携われることに満足感と充実感を感じることができるため、ER・救急外来・救急科は30代の看護師に人気の診療科です。

2位:循環器内科

循環器内科

循環器を学びたいと思う看護師は意外に多く、特に30代看護師には人気がある診療科です。

心臓カテーテル検査や治療の介助、循環器疾患を抱えた患者に対する指導など、専門性をもって看護師としての技術と知識を存分に活かせるため、循環器内科は人気があります。

3位:内視鏡室

内視鏡室

何か専門的な技術を学びたい30代看護師に人気の部署の一つが内視鏡室です。

医師と一緒に処置を担当する楽しさもさることながら、内視鏡技師という資格に魅力があります。自分の技術の向上を実感として味わることができるのも、内視鏡看護の魅力です。

また、病院の内視鏡室で得た技術は、消化器科クリニックの転職に役立つことも、人気がある利用の一つです。

4位:透析科(透析室)

透析科(透析室)

30代は家庭との両立のために夜勤のない職場を選ぶか、看護師としてのキャリアアップを希望する診療科によって志向は両極端に分かれます。

透析室の場合、夜勤が基本的にはない病院が多く、産休明けに配置換えで希望するケースは多いです。

また、看護師としての経験も得られ、クリニックへの転職も行いやすいため30代の看護師には人気があります。

5位:外来

外来

30代の看護師の多くは、結婚・子育てが始まる年代となります。

独身の時には、気にならなかった残業も、家庭や子供ともつと難しくなることもあります。

ワークライフバランスを上手に保つために、外来は、30代看護師に人気のある部署になります。

時間に帰れる、看護ケアよりも機能別に動くことができることも、看護に疲れを感じている30代看護師には魅力的なのです。

40代看護師に人気の科ランキング

40代看護師に人気の科ランキング

40代の看護師は、病院勤務を続けていれば後輩の育成や管理職の道を進まざるを得なくなってくる場合もあります。

また、看護師として働き続けていることに疲れを感じる時期でもあります。

そんな40代看護師に人気のある科とは何があるか、ご紹介します。

1位:外来

外来

急変もなく、複雑な医療処置もない、外来の看護業務は、病棟の夜勤に疲れてきた40代看護師に人気の職場になります。

午前中は忙しく大変ですが、午後の時間は余裕もあり、残業もほとんどありません。

育児や介護、自身の病気などを抱え始める40代に人気です。

2位:リハビリテーション科(回復期リハビリ病棟)

リハビリテーション科(回復期リハビリ病棟)

ゆっくりと患者の生活を支えたくなるのも、40代看護師の特徴です。

命を救う現場よりも、生活を支える、地域に戻る患者を応援したいと40代看護師は経験から感じやすく、回復期リハビリ病棟は、退院支援を含めて、その人らしさを考えることに魅力を感じるため、40代に人気が高い職場です。

3位:泌尿器科

泌尿器科

40代看護師になると、泌尿器科は処置を覚えるだけでなく、スキンケア・がん看護も学ぶことが出来るため、人気が出る診療科です。

カテーテル交換のために来院している患者さんやご家族とも、親しくなることもできます。

私の職場でも、泌尿器科は、外来の中で人気があります。

忙しさも残業時間も多いのですが、医師も穏やかな人が多く、看護力も活かせる人気の診療科です。

4位:緩和ケア科(緩和ケア病棟)

緩和ケア科(緩和ケア病棟)

後悔が残る患者さんとの別れなどを幾度も経験し、40代になって緩和ケア科に勤務を希望する看護師が増加します。

やりたい看護が見えはじめ、技術よりも看護ケアに気持ちがシフトし始める40代看護師にとって人気があります。

5位:訪問看護

訪問看護

看護師は、年齢を重ねると、病棟以外の場所で働いて見たくなります。

そのため、病院内に隣接、又は部署としてある訪問看護は、40代看護師に人気があります。

納得できない医師の指示にただ従うのではなく、患者やご家族と話し合いながら看護ケアを実践できる訪問看護は、看護技術がみについた40代看護師が実力を発揮することができます

ただ、「医師の指示」がなければ動く自身がない40代看護師にとっては、あまりおすすめできない職場でもありますのでご注意下さい。

50代看護師に人気の科ランキング

50代看護師に人気の科ランキング

50代の看護師に人気の診療科をご紹介していきます。

50代の看護師は病院から介護施設等に転職している場合が圧倒的に多いと言えます。

1位:透析科(透析室)

透析科(透析室)

50代は変化を苦手と感じ始める世代です。

そのため、変化の少ない透析科・透析室は、50代看護師には人気があります。

残業もなく、急変も少なく、家族のように患者さんと関わることができる透析室看護師は、50代看護師にとっては魅力があります。

2位:精神科

精神科

最新の医療機器を扱うことに疲れてきた50代看護師にとって、採血をはじめ処置が少ない精神科の看護は徐々に魅力を増してきます。

人生経験を重ねたからこそ、患者とじっくりと話しをしたいと思える部分もあり、精神科は50代看護師に人気の診療科です。

また、精神科病院の場合は紙カルテを利用している場合が多く、50代の看護師にとって働きやすい環境とも言えます。

その他:50代看護師に人気の職場

療養型病棟

療養型病棟

診療科に関わらず、50代看護師は急性期よりも療養型病棟に人気が集中します。

ハードな急性期がどうしても若い看護師を求める傾向があり、看護師も50代になると長く入院する患者と、しっかりコミュニケーションを取ながらケアする療養型のほうが得意だという人が多くなります。

夜勤はありますが、急患は基本的にないので、体力的にも急性期に比べて楽だというのも人気の理由でしょう。

 

健診センター・巡回健診

健診センター・巡回健診

50代看護師に人気があるのは、ルーチン作業で分担がはっきりしている健診センターの仕事です。

看護師としての喜びよりも、第2位の人生を意識し始めた時期でもあり、収入安定が優先項目になってきます。

早出業務も、子供が巣立った世代では負担を感じなるため、50代看護師には願ってもない職場になります。

さらに詳しくは「健診センターへ転職する看護師のメリット・デメリット!楽な仕事ではない?」を確認してください。

 

デイサービス

デイサービス

50代は、自分の体力にも自信がなくなり始めます。

また、自分の両親をデイサービスなどに通わせた経験などもあり、介護の職場で働くことに抵抗がなくなる世代です。

高齢者と一緒に運動をしたり相談に対応したりする中で、自分の看護師としてのやりがいと見出すことができることも、50代看護師に人気がある理由です。

さらに詳しくは「デイサービスで働く看護師の仕事内容と転職・勤務する注意点」を確認してください。

 

クリニック・診療所(無床)

クリニック・診療所(無床)

50歳という年齢は、夜勤が辛く感じることが多いようです。

クリニックに転職して、夜勤のない時短勤務をするのもひとつの選択でしょう。

総合病院で働いた経験のあるベテラン看護師の場合は、同じ科のクリニックであればスムーズに働くことが可能です。

自宅に近いクリニックで、無理なく看護業務を行うことも、50代看護師に人気の働き方です。

 

介護・福祉系施設

介護・福祉系施設

看護スキルもさることながら、コミュニケーション力が必要とされる介護系看護師を選ぶ50代看護師は少なくありません

急性期病棟ほどハードな勤務でもありませんから、体力的にも楽だと感じる人は多いようです。

 

希望の診療科に看護師転職するために必要なコト

希望の診療科に看護師転職するために必要なコト

看護師が希望する診療科に転職するために必要なことは、以下の4つです。

  • 専門病院を選択する
  • 配属先が決定している求人を選択する
  • 面接時に交渉と確約が必要
  • 部署異動の期間の確認と交渉
  • 看護師転職サイトを活用する

転職時に経験がある診療科に配属されるだろう、希望した診療科に配属されるだろうと思っていると、以下の看護師体験事例のように、入職後に配属されない可能性が高くなるため、しっかりと転職時期には確認しておきましょう。

【転職体験事例1】
看護師の体験事例少し大きな病院へ小児科の希望で入職したのですが、希望の配属先は考慮されず整形外科に回されました。
「希望を聞き入れてもらえなかったのか」と確認すると、数年で部署移動があるため、我慢するように言われました。
転職時になぜ私はしっかりとした確約や交渉をしなかったのか、また専門病院を選ばなかったのか後悔しました。

【体験事例2】
看護師の体験事例転職前の病院で、手術室を希望していましたが、異動を行うことが出来ず退職を決意しました。
面接では、手術室の看護師の募集ではなかったですが、希望を確認してくれて、確約は出来ないですが、入職後の1年後の部署異動で手術室配属になるように努力してくれる手筈でした。
しかし、コロナなども影響したことにより、2年経った今でも私は手術室勤務ではありません。

1.専門病院を選択する

特に小児科、精神科、脳神経外科などの診療科は、単科の専門病院があります。

看護師に人気もあるため、中途採用の転職は少し難しい場合もありますが、小児科専門病院(こども病院)、精神科病院などを転職先の候補に入れることで、希望する診療科に転職することが可能です。

また、看護師の転職したいエリアに専門病院がない場合でも、なるべく希望する診療科に力を入れている病院を選択することで、希望が叶う可能性も上がります。

2.配属先が決定している求人を選択する

看護師が病院へ転職する場合、配属先がすでに指定されている求人がいくつかあり、以下の担当業務や診療科で募集している場合があります。

  • 集中治療室
  • 外来
  • 救急外来
  • 訪問看護
  • 手術室
  • 透析室
  • 内視鏡室
  • ICU・CCU・NICU
  • 精神科
  • 療養病棟
  • 精神科病棟
  • 回復期リハビリ病棟
  • 緩和ケア病棟
  • 地域包括ケア病棟

以上に該当する場合は、すでに配属先が決まった転職のため、希望する診療科に転職しやすいと言えるでしょう。

ただ、希望する診療科が上記に該当しない場合は以下で説明することを必ず行いましょう。

3.面接時に交渉と確約が必要

希望する診療科がある場合は、その病院へ転職する面接時に必ず交渉を行いましょう

病院側(雇用側)は、面接の時点でどの病棟に看護師数が足りていないかを把握しており、出来る限りその病棟で看護師を配属したいと思っています。

ただ、伝えられることは「1年後に部署異動できるようにする」「部署異動の際に考慮します」などの回答となりますが、こちらでは確約とはなりませんし、希望は叶いにくいと言えます。

そのため、「希望の診療科に配属されなければ入職が出来ない」ということを伝えましょう。

 

採用通知書又は雇用契約書に記載してもらおう

「希望の診療科に配属します」と口頭で確約を貰った場合でも、採用通知書や雇用契約書の「仕事内容」などの部分に希望する診療科の記載を行ってもらいましょう。

入職してからの水掛け論を防ぐ意味合いもあり、確実に希望する診療科に配属してもらうために必要です。

4.部署異動の期間の確認と交渉

希望の診療科に入職が叶った場合でも、すぐに部署異動があり、違う診療科を命じられることも、残念ながらあります

そのため、部署異動が行われる期間の確認を必ず行いましょう。

また、可能であれば以下の2つのことを確認すると良いでしょう。

  • 部署異動は希望する診療科で働きたいという希望で拒否できるのか
  • 入職後、早く病院で即戦力として働きたいため、希望を伝えれば3年は同じ診療科で働けるのか

以上のことは確認し、例え希望する答えが返ってこなかった場合でも、内容を確認することが可能になり、リスクは回避することが出来ます。

5.看護師転職サイトを活用する

上記でお伝えした「面接時に交渉」「部署異動の期間の確認」は、なかなか面接中に確認することが出来ない看護師の方が多いのではないでしょうか。

そのため、看護師転職サイト(看護師専門の転職エージェント)を活用して、交渉を代行してもらい、スムーズに転職活動を進めましょう

ただし、他人に交渉してもらうことから、希望する診療科への確約として、「採用通知書又は雇用契約書」等に診療科に配属して貰える確認を取ってから、転職を決断しましょう。

また、看護師転職サイトは複数社存在し、どの転職サイトでも交渉してくれるわけではないため注意してください。

希望の診療科に転職しやすい!交渉力が高い転職サイト

希望の診療科に転職しやすい!交渉力が高い転職サイト

希望の診療科に転職できるように、交渉力が高い担当者が在籍し、利用する看護師に人気がある看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)をご紹介します。

特に、特殊な診療科や、看護師に人気の診療科、専門病院への転職を考える場合は、以下3つを複数登録し、まずは希望の診療科に合う求人を探すことに注力しましょう。

看護のお仕事

看護のお仕事

転職相談面接対策条件交渉退職相談
2重丸2重丸2重丸2重丸
サイト名看護のお仕事
運営会社レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数133,292件
(2022年5月12日時点)
非公開求人豊富
対応職種正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 雇用形態常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤、夜勤専従パート、非常勤、派遣、紹介予定派遣
対応施設総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター
対応 診療科目内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科
対応配属先病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴・看護師の転職求人が豊富
・転職支援サービスが手厚い
・転職の相談から行える
・院内・施設内情報に強い

看護のお仕事は、利用する看護師に人気があり、さらに担当者の交渉力が強い特徴があります。

さらに、看護師求人数はどの看護師転職サイトよりも断トツに多いため、希望する診療科への転職求人が見つかりやすいと言えます。

看護師への転職サポートも充実しており、希望する診療科に転職するのであれば利用は必須と言えます。

公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/

マイナビ看護師

マイナビ看護師

転職相談面接対策条件交渉退職相談
2重丸2重丸2重丸2重丸
サイト名マイナビ看護師
運営会社株式会社マイナビ
公開求人数58,927件
(2022年5月12日時点)
非公開求人とても豊富(保有求人全体の約40%非公開)
対応職種正看護師、准看護師、助産師、保健師、ケアマネジャー
対応 雇用形態正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他
対応 勤務形態常勤(二交替制)、常勤(三交替制) 、夜勤なし、夜勤専従
対応施設病院、クリニック・診療所、美容クリニック、施設、訪問看護ステーション、看護師資格・経験を活かせる一般企業、治験関連企業(CRA、CRCなど)、保育施設 、その他
対応 診療科目美容外科、小児科、産科、婦人科(レディースクリニック)、整形外科、循環器内科、心療内科、消化器外科、心臓血管外科、スポーツ整形外科、脳神経外科、眼科、形成外科、消化器内科、歯科、精神科、血液内科、外科、内科、神経内科
対応配属先病棟、外来、手術室、内視鏡室、ICU、透析、救急外来、訪問看護、管理職の仕事
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴・転職の相談から行える
・キャリアアドバイザー親切丁寧
・退職交渉も可能
・企業系のレア求人を豊富に保有

マイナビ看護師は、看護師をサポートする専任の担当者のサポートが手厚く人気があります。

さらに、規模が大きな病院や施設の求人も多く、条件交渉にも長けている担当者が多いため、希望する診療科への転職がスムーズになります。

上記で説明した看護のお仕事と一緒に必ず利用しておきましょう。

公式サイト:https://kango.mynavi.jp/

ナースではたらこ

ナースではたらこ

転職相談面接対策条件交渉退職相談
まる2重丸2重丸三角
サイト名ナースではたらこ
運営会社ディップ株式会社
公開求人数94,324件
(2022年5月12日時点)
非公開求人豊富
対応職種正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 勤務形態常勤、非常勤、日勤のみ、夜勤専従
対応施設病院、クリニック、介護施設、デイサービス、訪問看護、企業その他
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴・非公開求人が豊富
・希望条件に合う求人が見つかりやすい
・希望する病院
・施設へ転職可能な逆指名転職がある

ナースではたらこは、看護師のキャリアプランから相談することが可能な看護師転職サイトです。

希望の診療科への転職交渉はもちろん、その先にある看護師としての人生も含めてサポートしてくれます。

手厚い転職サポートを考える場合は利用しておきましょう。

公式サイト:https://iryo-de-hatarako.net/

まとめ

看護師にとって楽な職場とは、急変がない・残業が少ない・適度に忙しい・ルーチン業務が多い診療科です。

しかし、年齢別にみてみれば、20代の技術を身に付けたい年代と、50代のゆっくりと自分の看護やコミュニケーション力を活かしたい年代とでは、人気のある診療科は変わります。

楽な仕事だけを選んでしあえば、看護ケアの醍醐味を味わうことができないかも知れません。

また、イメージだけで敬遠し、その診療科が持つ魅力を知らないまま過ごしてしまうことは、看護師の幅を狭めてしまうことにもなりかねません。

楽そう、人気が高いから、そんな耳障りのいい理由で職場を決める前に、自分がやりたい看護や方向性は何か、年代別の役割とは何かにも意識を向けて、自分が楽しいと感じることができる科を選んで働き始めて下さい。

参考文献等

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