看護師の目標・研修等

看護師がスキルアップできる転職先(病院・診療科編)

当ページには広告リンクが含まれます。

株式会社pekoが運営する「看護師転職ガイド」は、複数の企業と提携しており、当サイトの記事にて紹介したサービスが登録申し込みされた際に、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、当サイト内に掲載するサービスの評価やランキングに対しては、提携の有無・支払いの有無が影響を及ぼすことはございません。
なお、閲覧ユーザーの方に課金を求めるサービスの掲載は行っておりません。 また、当サイトで得た収益は、看護師の方々に役立つ情報やコンテンツを提供することでも活用・還元しており、「コンテンツポリシー」を定め運営しております。

病院や病棟に勤務している看護師は、医療の最前線で患者を支える重要な職業です。しかし、医療技術の進歩や患者のニーズの多様化により、常に新しい知識や技術を学び続けることが看護師として求められます。特に、専門性の高い分野で活躍するためには、看護師としてスキルアップが不可欠です。

例えば、急性期病院で働く看護師には迅速な判断力や救急対応のスキルが求められ、慢性期病院では長期的な患者のケア能力が必要になります。このように、看護師が働く環境や診療科によって必要なスキルは異なります。そのため、自分のキャリアプランに合った職場で経験を積むことが、より充実した看護師人生を送るための鍵でしょう。

私も看護師としてのスキルアップの一環として、がん看護専門看護師、消化器内視鏡技師、心理相談員などの資格を取得し、20年以上看護師を続けています。

以下では、看護師がスキルアップを目指す際に最適な転職先(病院・診療科)、スキルアップ転職を行うメリット・デメリット等について詳しく解説します。「キャリアアップのために転職を考えている」「専門性を高めたい」「新しい環境で成長したい」と考えている看護師の方に向けて、具体的な転職先の選び方や診療科ごとのスキルアップのポイントを紹介します。

執筆・監修看護師
執筆・監修看護師

目次

看護師がスキルアップのための転職をする前に考えること

看護師がスキルアップのための転職をする前に考えること

看護師としてスキルアップの転職を行う前に考えてほしいことを私の経験からお伝えしていきます。

看護師として目指すものを明確にする

看護師として「スキルアップをしたい」と漠然と考えているだけでは、具体的な目標や進むべき方向が見えてきません。まずは、自分がどのような看護をしたいのか、どんな看護師を目指したいのかを明確にすることが大切です。

そのため、看護師としてスキルアップを目指す際は、まず「どの分野でスキルを高めたいのか」「その分野の看護のどこに魅力を感じるのか」を明確にしましょう。「好きだから」「楽しいから」「極めたいから」といった純粋な気持ちが、スキルアップへの意欲を支える大きな原動力となります。

看護師の体験事例

看護師向けの資格には、学会や専門機関が認定するものが数多くあります。私の経験からですが、資格取得のプロセスもさまざまで、研修を受けるだけで取得できるものもあれば、専門学校や大学を卒業し、試験に合格して初めて取得できるものもあります。
しかし、看護師としてどのスキルアップ資格を取得する場合でも、その過程で最も重要なのは「自分の意志とやる気」です。そして、そのやる気を支える根本には、「その領域の看護や支援が本当に好きかどうか」という気持ちが大きく関わってくると私は感じます。

欲しい資格を取るための手順を考える

例えば、あなたの看護師としてのスキルアップに資格等が必要な場合、次に重要なのは、「確実に、そして最短で資格を取得する方法」を見つけることです。

資格を取得したいと思っても、金銭的な負担が大きい、通学が困難、勤務との両立が難しいといった問題があると、意欲だけでは乗り越えられない壁にぶつかることがあります。

看護師として資格取得を目指す際は、まず必要な条件や取得までのプロセスをしっかり確認することが大切です。どのくらいの費用がかかるのか、試験の難易度や受験資格は何か、通学が必要かなどを具体的に調べ、計画を立てましょう。プロセスを明確にするほど、スキルアップの道筋が現実的になり、確実に前へ進むことができます。

看護師の体験事例

私自身、専門看護師を目指して大学院に進学しようとした際、当時そのコースがまだ認定されておらず、1年間待たなければならなかったという苦い経験があります。
振り返ってみれば、その1年で貯金を増やし、病院で実績を積むことができたため、決して無駄な時間ではありませんでした。しかし、当時は「1年も待つのか」という焦りや不安があり、スムーズに進めなかったことを悔しく思ったものです。

どのような環境でもモチベーションを維持する

看護師としてスキルアップを目指していても、すぐに転職できない場合や、新しい勤務先に入職したばかりの場合は、環境の変化に戸惑い、熱意が薄れてしまうことがあります。

しかし、どんな環境にいても、スキルアップへの意欲を持ち続けることが重要です。

たとえスキルアップを希望していたとしても、上司や同僚の看護師にとって最優先なのは、日々の業務を滞りなくこなすことであり、必ずしも成長を後押ししてくれるとは限りません。そのような環境の中でも、看護師としての自分自身の目標を見失わず、努力を続けることが大切です。

今の職場であっても、新しい環境であっても、周囲に流されずにモチベーションを維持し続けることが、理想の看護師のキャリアへとつながります。

看護師の体験事例

私自身の経験からも、一つのことを極めるには、それなりの時間・資金・学習が必要になります。そして、周囲の人や同僚の看護師たちが必ずしもスキルアップを応援してくれるとは限りません。例えば、看護師として「スキルアップを目指したい」という強い意志を持っていても、それが周囲には「出る杭」として映ることがあります。そのため、思いが理解されず、孤立してしまうことも少なくありません。そんな時に自分を支えられるのは、ほかならぬ自分自身だと感じます。
私は、「より根拠のあるケアを提供したい」「患者さんの役に立ちたい」「他のスタッフよりも知識・技術・収入を身につけたい」という強い思いこそが、看護師としてスキルアップを実現する最大の原動力になると感じます。

今の職場でスキルアップできない理由を考える

看護師としてスキルアップを目指す領域や、資格取得までのプロセスを明確にしたら、本当に今の職場ではスキルアップできないのかを考えることも重要です。

「看護師転職すれば確実にスキルアップできる」という保証はどこにもありません

むしろ、現在の職場ではすでに築いてきた実績があり、環境や人間関係にも慣れているため、新たな挑戦がしやすい可能性もあります。

スキルアップできない理由が、「上司に相談していない」「制度を知らない」「自分の思い込みで諦めている」だけの場合もあります。例えば、資格取得の支援制度が実は存在しているのに、自分で調べていなかったり、希望する診療科への異動の相談をしていなかったりするケースも少なくありません。

転職を決断する前に、一度職場内でのチャンスを見直すことで、意外にもスムーズに看護師としてのスキルアップの道が開けるかもしれません。

看護師の体験事例

私の経験からですが、もし、今の職場でスキルアップに向けた行動を何も起こしていないのであれば、「なぜ、その行動が起こせないのか」を冷静に考えてみることが大切です。
上司や先輩看護師に相談する、研修制度を調べる、資格支援の有無を確認するなど、まずは今の職場でもスキルアップの可能性を探ることが大切です。
意外と支援しているケースもあるため、確認を行ってみましょう。

看護師が転職でスキルアップを目指すメリット

看護師が転職でスキルアップを目指すメリット

スキルアップを目指す看護師にとって、転職は大きなチャンスです。

以下では、私の経験も含めて、看護師が転職でスキルアップを目指す一般的なメリットをご紹介します。

より高度な医療に携われる可能性が高い

看護師としてスキルアップのために転職をすることで、より専門性の高い医療現場に身を置くことができます。

特に大学病院や専門病院では、最新の医療技術や治療法が導入されており、最前線での看護を経験することができます

例えば、総合病院の一般病棟から救急医療を扱う病院へ転職すれば、緊急対応のスキルや、重症患者への対応力を鍛えることができます。また、がん専門病院や心臓病専門病院などの施設では、特定の疾患に関する知識を深め、専門性を高めることが可能です。

これにより、将来的に認定看護師や専門看護師の資格取得を目指すことができ、より高度な医療の提供ができるようになります。

希望する診療科で経験を積める

現在の職場で希望する診療科に異動できない場合、転職を通じて新しい診療科へ挑戦することができます。

例えば、病棟勤務から手術室勤務へ、あるいはICUやNICUなどの特殊病棟へ移ることで、これまでとは異なるスキルを習得できます。特に、救急科や集中治療室では判断力や臨床推論能力が鍛えられ、より実践的な看護スキルを身につけることが可能です。

逆に、慢性期医療や訪問看護に興味がある場合は、在宅医療の現場に移ることで、患者の生活に寄り添ったケアを学ぶことができます。

このように、自分のキャリアビジョンに合った診療科で働くことで、看護師としての強みを作ることができるのです。

キャリアアップや収入アップが期待できる

スキルアップを目的とした看護師転職は、キャリアアップにも直結します。

例えば、経験を積んで管理職を目指す場合、転職によってリーダーや主任のポジションを獲得しやすくなります。また、認定看護師や専門看護師の資格を取得することで、給与が上がるケースもあります。特に、都市部の大規模病院や専門病院では、スキルの高い看護師を優遇する傾向があり、給与水準が高めに設定されていることが多いです。

さらに、夜勤手当や資格手当などが充実している職場へ転職することで、年収アップを実現できる可能性があります。収入だけでなく、よりやりがいのある仕事に就くことで、看護師としての自己成長を実感しながら働けるのも大きなメリットです。

人間関係をリセットできる

現在の職場で人間関係の問題が原因で、思い切ったスキルアップを目指せないと感じている看護師は少なくありません。例えば、出世を希望しても上が詰まっている場合や、スキルの向上が難しい環境で働いている場合、そうした状況がストレスとなり、人間関係に悩むこともあります。

そのような場合、転職は新しい環境で心機一転し、自分の能力を最大限に発揮できる良い機会となります。

看護師の仕事はチームワークが重要ですが、職場の雰囲気や人間関係が合わないと、働くこと自体が大きなストレスになり得ます。特に、上司との関係が悪い、職場の人間関係がギスギスしているといった問題を抱えている場合、新しい病院に移ることで環境をリセットし、より良い人間関係を築くことが可能です。

また、看護師はチームで動くことが多いため、職場環境や人間関係はスキルアップを目指す上で非常に重要な要素です。

看護師が転職でスキルアップを目指すデメリットとは?

看護師が転職でスキルアップを目指すデメリットとは?

転職は看護師のスキルアップに大きなメリットをもたらしますが、同時にデメリットや注意すべき点もあります。

以下では、看護師が転職でキャリアアップを目指す際の一般的なデメリットについて解説します。

新しい環境に適応するまでの負担が大きい

看護師として転職を行った場合、これまでの職場とは異なる業務フローや人間関係に適応しなければなりません。特に、電子カルテのシステムや医療機器の操作、看護計画の進め方が違うと、慣れるまでに時間がかかることがあります。

また、新しい職場ではスタッフ間の関係がすでにできあがっており、最初は馴染みにくいと感じることもあります。

新人看護師としての立場になることで、周囲の期待やプレッシャーを感じることもあり、精神的な負担が増える場合があります。さらに、急性期病院や専門病院など、より高度な医療を扱う施設に転職した場合、求められるスキルのレベルが高く、プレッシャーを感じることも少なくありません。

スキルアップが必ずしも実現できるとは限らない

転職の目的が看護師としてのスキルアップであっても、実際には思ったように成長できないこともあります

例えば、転職先で希望する診療科や業務をすぐに担当できるとは限りません。経験不足を理由に、最初は補助的な業務ばかりを任されることもあり、「思っていた仕事と違う」と感じるケースもあります。

また、教育体制が整っていない病院では、OJT(現場研修)も不十分で、十分なサポートを受けられないことがあります。特に、慢性的に人手不足の病院では、新人看護師に対する指導の時間が確保されず、「現場に入ったらすぐに即戦力として働いてほしい」と求められることもあります。

こうした環境では、学びの機会が少なく、看護師としてのスキルアップを目的とした転職が思うように実を結ばないことがあります

給与・待遇が悪化する可能性がある

看護師としての転職は収入アップのチャンスでもありますが、逆に給与が下がるリスクもあります

特に、公立病院から民間病院へ移る場合、給与体系や賞与(ボーナス)が異なるため、年収が下がることがあります。

また、給与だけでなく、福利厚生の変化にも注意が必要です。例えば、前職では家賃補助や扶養手当があったのに、転職先ではそういった手当がなくなることもあります。さらに、夜勤手当や残業代が減ることで、想定していた収入よりも低くなるケースもあるため、転職前にしっかりと給与・待遇の詳細を確認することが重要です。

転職活動自体に時間と労力がかかる

転職活動には、求人探し、応募書類の作成、面接準備、現職の退職手続きなど、多くの手間がかかります

特に、働きながら転職活動を進める場合、業務と並行して進める必要があり、大きな負担となることがあります。また、病院によっては筆記試験や技術試験を課すところもあり、準備に時間がかかることもあります。

さらに、内定をもらっても、現職の引き継ぎや退職手続きがスムーズに進まないこともあり、転職時期が思ったように調整できない場合があります。こうした点を考慮すると、転職を決める前にしっかりと計画を立てることが重要です。

看護師が転職を通じてスキルアップできる病院

看護師が転職を通じてスキルアップできる病院

看護師が転職を通じてスキルアップを目指す場合、どのような病院を選ぶかが非常に重要です。病院ごとに求められるスキルや学べる内容が異なるため、自分のキャリアプランに合った環境を見極めることが大切です。

以下では、看護師のスキルアップに最適な病院や特徴について詳しく解説します。

総合病院:幅広い症例を経験し、多様なスキルを身につける

総合病院は、複数の診療科を持ち、救急から慢性期医療まで幅広い患者を受け入れる病院です。規模が大きいほど、扱う疾患や手術の種類も多様になり、看護師としての基礎スキルを総合的に高める環境が整っています。

ただし、総合病院は急性期の患者が多く、業務量が多いというデメリットもあります。忙しい環境で働くことに抵抗がない人や、多くの症例を経験したい人には適していますが、ワークライフバランスを重視する場合は慎重に検討する必要があります。

看護師の体験事例

看護師のスキルアップを目的に総合病院への転職を検討する際は、希望する診療科に配属されることが確約されているかを事前に確認することが重要です。病院側の人員配置の都合で、希望とは異なる診療科に配属される可能性があるため、注意が必要です。
また、資格を取得してスキルアップし、それを活かして活躍したいと考えている場合は、資格取得支援制度が充実しているかを確認することが大切です。特に、認定看護師・専門看護師、その他の資格取得者が実際に活躍しているかどうかを事前にチェックし、資格取得後に十分な活躍の場がある環境かを見極めましょう。

大学病院:最先端医療と専門性を追求できる

大学病院は、医療の研究・教育機関としての役割を担い、最新の医療技術や治療法が積極的に導入されている病院です。そのため、最先端医療に関わりながら専門性を高めたい看護師にとって、最適な環境といえます。

ただし、大学病院は看護師としての業務量が多く、残業が発生しやすい点や、臨床よりも教育・研究が重視される傾向がある点には注意が必要です。

そのため、大学病院は「スキルアップを優先したい」「将来的に認定看護師や専門看護師を目指したい」と考えている看護師に向いています。プライベートよりもキャリアアップのための学びを優先したい人にとっては、理想的な職場といえるでしょう。

看護師の体験事例

大学病院では、一般病院では扱えない高度な治療や手術が行われるため、特定の診療科における専門的な知識を深めやすく、認定看護師や専門看護師を目指す人にとって最適な環境だと私は感じます。資格取得を支援する制度が充実している病院も多く、スキルアップを目指す看護師にとっては大きなメリットがあります。
ただし、転職の際に年齢制限は設けられていないものの、実際には20代~30代前半の看護師が採用されやすい傾向があり、さらに中途採用の枠は限られているため、競争が激しいという現状があります。
大学病院へ転職を目指す看護師の方は、「大学病院へ看護師の中途採用で転職する場合の注意点」も合わせて確認しておきましょう。

専門病院:特定分野のエキスパートを目指せる

専門病院とは、特定の疾患や診療科に特化した医療機関であり、がんセンター、心臓病専門病院、小児専門病院(こども病院)、精神科専門病院などが該当します。特定の分野に興味があり、その分野のエキスパートを目指したい場合には、専門病院への転職が効果的です。

例えば、がんセンターでは化学療法や放射線治療の知識を深めることができ、精神科専門病院ではメンタルケアや心理的アプローチに関するスキルを習得できます。また、特定の疾患に関する高度な専門知識や、最新の専門治療・医療機器の使用方法、患者や家族への心理的サポートのスキルなど、専門性の高い看護を実践できる環境が整っています。

看護師の体験事例

私の経験から言うと、小児専門病院やがんセンターなどの専門病院へ転職する場合、ある程度その分野での看護経験が求められることが多いです。
また、専門病院では病院内で異なる診療科へ異動する機会がほとんどないというデメリットがあり、特定の分野に特化しすぎると、他の領域への転職がしづらくなる可能性があります。そのため、キャリアプランを明確にした上で転職を決断することが大切です。

急性期病院:高度な医療技術を習得できる

急性期病院は、救急対応や高度な医療技術が求められる病院であり、特にICU(集中治療室)、HCU(高度治療室)、救急外来、オペ室(手術室)などが代表的な部署です。こうした環境では、重症患者への対応力や迅速な判断力が求められ、プレッシャーの中で確実な看護を提供する能力が養われます。

また、急性期病院では、救急対応・重症患者ケアのスキル、人工呼吸器やECMOなどの医療機器の操作技術、高度な判断力とリーダーシップスキルを習得することができます。そのため、将来的にICU看護師や救急看護認定看護師を目指す人にとっては最適な環境といえます。

看護師の体験事例

急性期病院で働いた経験がある看護師なら実感していると思いますが、急性期病院では業務量が多く、精神的・体力的な負担が大きいため、ハードな環境に適応できるかを考慮する必要があります。スキルアップを目指す看護師にとっては、貴重な経験を積むことができる場ですが、ワークライフバランスとの兼ね合いをしっかり考えた上で選択することが重要だと感じます。

慢性期・リハビリ病院:長期的な患者ケアの経験を積める

慢性期病院やリハビリ病院では、長期的な視点で患者の回復を支援する看護が求められます。主に、脳卒中後のリハビリや糖尿病・腎不全などの慢性疾患を抱える患者のケアを行い、急性期医療とは異なり、じっくりと患者に向き合う環境が特徴です。

このような環境では、患者との関係性を深めながら、生活に寄り添った看護を提供する力が身につきます。急性期のようなスピード感や緊急対応は少ないものの、その分、長期的な患者ケアのスキル、生活リハビリや栄養指導に関する知識、社会復帰をサポートする能力を習得することができます。

看護師の体験事例

慢性期病院で看護師として勤務する場合、ワークライフバランスを取りやすい点が魅力ですが、急性期のような刺激のある環境ではないため、スキルアップの方向性を明確にした上で選択することが大切です。例えば、資格取得を目指して専門分野を学ぶことを目的にするなど、明確な理由を持つことが望ましいでしょう。

訪問看護・在宅医療:自立した看護スキルが身につく

訪問看護や在宅医療は、病院ではなく患者の自宅で看護を提供する仕事であり、より自立した判断力と柔軟な対応力が求められる環境です。

病院とは異なり、医師や他の看護師が常にそばにいるわけではないため、患者の状態を的確にアセスメントし、適切なケアを提供する能力が必要になります。

この分野では、患者の自立支援や生活支援スキル、臨機応変な対応力と判断力、家族とのコミュニケーション能力などを習得することができます。

看護師の体験事例

私の経験から言うと、病院が運営する訪問看護の部署への転職はおすすめです。理由としては、学ぶ環境が整っていることや、部署異動が可能である点が挙げられます。また、訪問看護では、限られた設備の中で対応しなければならないため、臨機応変な判断が求められる場面が多く、ある程度の臨床経験を積んでからの転職が望ましいでしょう。
さらに、高齢化が進む現代において、在宅医療の需要はますます高まっており、将来的なキャリアの選択肢としても非常に有望な分野だと感じます。

看護師がスキルアップできる診療科の特徴とポイント

看護師がスキルアップできる診療科の特徴とポイント

看護師がスキルアップを目指す際に、どの診療科を選ぶかは重要なポイントです。診療科ごとに求められるスキルや習得できる知識が異なるため、自分の興味やキャリアビジョンに合った診療科を選ぶことが大切です。

以下では、各診療科の特徴と看護師のスキルアップのポイントについて詳しく解説します。

救急科(ER):判断力・迅速な対応力を養う

救急科(ER)は、重症患者や急変時の対応が求められる診療科であり、心筋梗塞、脳卒中、外傷、呼吸不全、アナフィラキシーなど、あらゆる緊急疾患に対応する能力が必要です。そのため、短時間で患者の状態を見極め、適切な処置を施すスキルが求められます。

救急科でスキルアップを目指すためには、トリアージ能力を身につけ、患者の重症度を判断し、適切な優先順位で対応する力を養うことが重要です。また、心肺蘇生(BLS・ACLS)、気道管理、点滴ルート確保などの救命処置の技術を磨き、複数の患者を同時に診るマルチタスク能力を高めることが求められます。

看護師の体験事例

救急科は、瞬時の判断力と冷静な対応力が必要な環境ですが、経験を積むことで臨床推論能力が向上し、どの診療科へ転職しても活かせるスキルを習得できるため、看護師としての成長を大きく促す診療科だと感じます。興味がある方は「救命救急センター(3次救急)・救急外来で働く看護師の仕事内容と転職注意点」を参照しておきましょう。

ICU(集中治療室):高度な医療機器の知識を習得

ICU(集中治療室)は、生命維持が必要な重症患者を管理する病棟であり、人工呼吸器、透析、ECMO(体外式膜型人工肺)などの高度な医療機器を扱う環境です。そのため、急性期の治療を学びたい看護師にとって最適な診療科といえます。

ICUでスキルアップを目指すには、人工呼吸器やモニター管理、薬剤管理などの医療機器の操作技術を習得し、患者の微細な変化を見逃さず迅速に対応できるフィジカルアセスメント能力を高めることが重要です。また、医師、理学療法士、臨床工学技士などとの密な連携が求められるため、チーム医療の連携スキルも向上します。

さらに詳しくは「ICU(集中治療室)で働く看護師の仕事内容や辛さ!未経験で転職する注意点」も合わせて確認してください。

看護師の体験事例

ICUやER、手術室、IVRなど、知識と技術の両方が求められる診療科を選ぶことで、看護師として目に見える形でスキルアップを実感できる環境といえます。これらの診療科では、高度な医療機器の操作や救急対応、術前・術後管理など、多岐にわたる専門的なスキルを習得できるため、キャリアの幅を広げるうえでも有利です。
ICUでの経験は、救急医療や術後管理など、幅広い診療科で応用可能なスキルを身につけることができる一方、精神的・肉体的な負担も大きいため、長く続けるには強いメンタルと体力が必要です。

手術室(オペ室):外科的看護スキルを身につける

手術室看護師(OPEナース)は、手術の補助や器械出し(直接介助)、外回り(間接介助)を担当し、外科手術の成功を支える重要な役割を担う診療科です。ここでは、外科手術の流れや器械・縫合技術、麻酔管理などを学ぶことができ、専門的な看護スキルを磨くことが可能です。

手術室でスキルアップを目指すには、手術器具の準備や管理、縫合補助などの外科的看護技術を習得し、無菌操作や手術室の環境管理を徹底する感染管理スキルを高めることが重要です。また、麻酔管理や術後合併症のリスク評価など、術前・術後管理の知識を深めることも求められます。

さらに詳しくは、「手術室(オペ室)看護師の仕事内容や向き不向き!転職する注意点」も合わせて確認しておきましょう。

看護師の体験事例

オペ室のみにしか勤務経験がない看護師は、他の診療科では活躍できないと思われがちですが、実際にはオペ室で培ったスキルは、手術室勤務にとどまらず、外科病棟や内視鏡室、整形外科などの領域でも十分に活かすことができます。特に、外科的処置や手術に関する専門知識を持つことは、外科看護のスペシャリストとしてのキャリアを築く上で大きな強みとなります。
さらに、オペ室での経験は美容外科や手術を伴う眼科などのクリニックでも重宝されるため、病院勤務に限らず、幅広いフィールドで活躍する可能性がある点も魅力です。

小児科:小児特有の疾患・発達看護を学ぶ

小児科は、新生児から思春期の子どもまでを対象とし、感染症、先天性疾患、発達障害などの幅広い疾患を扱う診療科です。小児看護では、子どもだけでなく家族へのケアも重要な役割となり、親への説明や心理的サポートを含めた総合的な看護が求められます。

この分野でスキルアップを目指すには、RSウイルス感染症、川崎病、先天性心疾患などの小児特有の疾患に関する知識を深め、発達段階に応じたコミュニケーションやケア方法を学ぶことが重要です。また、親への適切な説明や精神的サポートを行う家族支援スキルを高めることも不可欠です。

看護師の体験事例

私の経験からですが、緩和ケア病棟や精神科、小児科など、患者さんの対象が明確な診療科を選ぶことも、一般病棟や診療科で看護実践を積むよりも、確実にその分野の看護に対してはスキルアップできます。また、小児科での経験は、将来的にNICU(新生児集中治療室)、母子医療センター、保育園看護師などのキャリアにもつながるため、子どもと関わる仕事をしたい人には最適な診療科でしょう。

産科・婦人科:妊産婦・新生児ケアのスペシャリストへ

産科・婦人科は、妊娠・出産・女性特有の疾患に関わる診療科であり、妊産婦や新生児のケアを中心に行います。分娩介助、母乳指導、不妊治療、ホルモン治療などの専門的な知識が求められるため、女性の健康をサポートする看護を学びたい人に適した分野です。

この診療科でスキルアップを目指すには、正常分娩から緊急帝王切開までの分娩の流れを理解し、適切なサポートができるスキルを習得することが重要です。

また、授乳指導や母乳トラブルの対応、低出生体重児のケアなど、新生児の健康を支えるための知識を深めることも欠かせません。さらに、妊娠高血圧症候群や早産兆候の管理、産後うつなど、妊娠・出産に伴うリスク管理を強化し、母子ともに安心できるケアを提供する能力も求められます。

看護師の体験事例

産科・婦人科での経験は、助産師へのステップアップや、新生児集中治療室(NICU)、産後ケア施設での活躍にもつながるため、女性のライフステージ全般に関わる看護を学びたい人に最適な診療科です。

がん専門病棟・緩和ケア:終末期ケア・患者の心のサポート

がん専門病棟や緩和ケア病棟では、がん治療や終末期ケアに特化した看護を行い、患者とじっくり向き合う力が求められます。抗がん剤治療や放射線治療の管理、疼痛コントロール、精神的なケアが主な業務であり、患者のQOL(生活の質)を維持しながら、最適な医療を提供することが重要です。

この診療科でスキルアップを目指すには、化学療法、放射線治療、免疫療法などの最新医療について学び、副作用管理のスキルを向上させることが不可欠です。

また、疼痛管理や呼吸困難のケア、心理的サポートを実践し、終末期ケアに必要なスキルを習得することも重要です。さらに、遺族の悲嘆ケア(グリーフケア)やターミナルケアの実践力を養い、患者と家族の両方を支える力を身につけることが求められます。

看護師の体験事例

実際に私もそうでしたが、がん専門病棟や緩和ケア病棟での経験は、がん看護専門看護師や緩和ケア認定看護師などの資格取得にもつながり、終末期医療に関心のある看護師にとって貴重なスキルアップの機会となります。

循環器外科・内科:心疾患の専門スキルを習得し、急性期から慢性期まで幅広く対応

循環器外科・内科は、心臓や血管に関連する疾患を診断・治療する診療科であり、急性期の心筋梗塞や大動脈解離などの緊急疾患から、慢性心不全や高血圧症などの管理まで幅広い患者を対象とします。特に、カテーテル治療や心臓外科手術、ペースメーカー管理など、高度な治療技術に携わることができるため、スキルアップを目指す看護師にとって重要な分野です。

この診療科でスキルを磨くには、循環器疾患の専門知識を深め、緊急時の判断力と対応力を高めることが不可欠です。

また、心電図モニタリングや薬剤管理を徹底し、不整脈や心不全の患者の状態変化を迅速に察知する能力が求められます。さらに、カテーテル検査・治療の補助、ペースメーカーや補助循環装置(IABP、PCPS)などの医療機器の操作技術を習得することも重要です。

看護師の体験事例

循環器内科のような、患者のニーズが高い診療科を選択することも、看護師のスキルアップへの近道となると私は感じます。例えば、循環器内科では慢性心不全看護を学ぶことで、慢性心不全看護認定看護師を目指す道が開けます。また、循環器疾患の知識を深めることで、カテーテル治療や心不全管理などの専門的なスキルを習得でき、急性期から慢性期まで幅広い領域で活躍できる可能性が広がります。さらに、高齢化に伴い心疾患の患者数が増加しているため、今後も需要が高い分野であることから、キャリアの安定性という点でも大きなメリットがあります。
循環器外科・内科での経験は、急性期病棟や集中治療室(ICU)、心臓リハビリテーション、在宅医療など、幅広いキャリアの選択肢につながるため、心疾患の専門スキルを身につけ、さまざまな環境で活躍したい看護師に最適な診療科と言えるでしょう。

透析科:慢性腎不全患者の看護スキルを習得

透析科は、慢性腎不全患者の維持透析(血液透析・腹膜透析)を管理する診療科であり、患者が長期にわたって定期的な治療を受けるため、患者との関係性が深くなることが特徴です。

この診療科でスキルアップを目指すには、透析の仕組みや管理技術を学び、透析機器の操作、血流管理、シャント管理などの技術を習得することが不可欠です。また、高血圧、貧血、感染症など、透析患者特有の合併症リスクを管理し、予防・早期発見スキルを磨くことも重要です。

さらに、食事療法やセルフケア指導を通じて、透析患者のQOL向上を支援する力を養うことが求められます。

詳しくは「透析室で働く看護師の仕事内容と体験談・向いている人は?」も合わせて確認しておきましょう。

看護師の体験事例

私の経験からですが、透析科は、患者との長期的な関わりを大切にしたい人や、慢性疾患に関する専門性を高めたい人に適した診療科です。また、臨床工学技士との連携が多く、医療機器管理の知識を深めることができるため、専門的な看護スキルを磨きたい人にとって最適な環境といえるでしょう。

精神科:メンタルケア・コミュニケーションスキルを高める

精神科は、統合失調症、うつ病、認知症、不安障害などの精神疾患を抱える患者のケアを行う診療科であり、看護師には精神疾患の知識だけでなく、患者との信頼関係を築くためのコミュニケーション能力や心理的サポートスキルが求められます。

この診療科でスキルアップを目指すには、統合失調症、双極性障害、認知症などの治療法や看護技術を学び、精神疾患への理解を深めることが不可欠です。

また、カウンセリング技術や認知行動療法の基本を習得し、患者との信頼関係を築くメンタルケアのスキルを向上させることも重要です。さらに、向精神薬の作用や副作用、投薬管理を徹底し、安全な医療を提供する薬物療法の知識も必要とされます。

看護師の体験事例

私は精神科での看護経験はありませんが、一般的に精神科での看護経験は、精神科認定看護師やカウンセラーなどのキャリアアップにつながるだけでなく、患者の心に寄り添う看護を実践したい人にとって最適な分野だと感じます。

内視鏡室:消化器疾患の診断・治療をサポートし、専門スキルを磨く

内視鏡室は、胃や大腸などの消化器疾患の診断・治療を行う診療科であり、看護師は内視鏡検査の補助や患者ケア、器具の管理などを担当します。近年、早期がんの発見や低侵襲治療のニーズが高まり、内視鏡技術が急速に発展しているため、スキルアップを目指す看護師にとって重要な分野の一つとなっています。

この診療科でスキルを磨くには、内視鏡機器のセットアップや洗浄・消毒、トラブル対応などの管理技術を学び、最新の内視鏡システムの習熟を目指すことが不可欠です。

また、消化器がん、炎症性腸疾患、消化管出血などの病変を直接観察することで、疾患に対する理解を深めることができ、将来的には「消化器内視鏡技師(認定資格)」を取得し、専門職としてのキャリアアップを目指すことも可能です。

さらに詳しくは「内視鏡室で働く看護師の仕事内容!未経験で転職する注意点」も合わせて確認しておきましょう。

看護師の体験事例

内視鏡室は、周術期の看護を学びたい看護師におすすめの部署です。例えば、慢性期の看護を習得しただけでは、スキルアップの成果が視覚化しにくい側面があります。そのため、人工呼吸器の取り扱いを習得する、内視鏡を扱えるようになる、IVR(インターベンショナルラジオロジー)看護を学ぶ、救急蘇生に強くなるといった、技術と知識の両方を習得できる診療科を選択することが、スキルアップの近道になります。

看護師のスキルアップ転職におすすめの求人サイト

看護師のスキルアップ転職におすすめの求人サイト

看護師のスキルアップ転職にはメリット・デメリットがありますが、デメリットを回避し、より良い転職を実現するためには、看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)の活用がおすすめです。看護師転職サイトを利用することで、以下のようなメリットがあります。

  • スキルアップができる環境かどうか、内情を把握している場合がある
  • 給与・待遇・福利厚生などの詳細を事前に確認できる
  • 希望条件を伝えるだけで、転職活動のサポートを受けられる
  • 応募時や面接時に交渉し、希望の診療科・部署に入職しやすくなる

特に、スキルアップを目的とした看護師転職では、希望の診療科や部署への配属が重要ですが、これを実現するためには、面接時の交渉が必要となります。しかし、転職時の交渉経験がない看護師も多く、どのように希望を伝えればよいのか迷うケースも少なくありません。

そこで、看護師転職サイトを活用すれば、希望条件に合う求人を見つけやすくなり、面接時の交渉も代行してもらえるため、スムーズに希望の部署や診療科へ転職することが可能です。

以下では、交渉力が高く、スキルアップを希望する看護師向けの求人が豊富な転職サイトを紹介します。希望条件に合う職場を見つけるために、複数の看護師転職サイトに登録しながら転職活動を進めることをおすすめします。

看護師求人数No.1!レバウェル看護

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)

転職相談面接対策条件交渉退職相談
2重丸2重丸2重丸2重丸
サイト名レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
運営会社レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数141,631件(2025年3月3日時点)
非公開求人豊富
対応職種正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 雇用形態常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤
対応施設総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター
対応 診療科目内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科
対応配属先病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴・看護師の転職求人が豊富
・転職支援サービスが手厚い
・転職の相談から行える
・院内・施設内情報に強い

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、看護師転職サイトの中でも断トツに看護師求人が豊富で、ハローワークの看護師求人もカバーしています。

さらに、年間5,000件以上、病院等に対してインタビューや情報収集を行っているため、スキルアップの看護師転職時の希望部署・診療科の交渉も容易です。

また、担当者も丁寧にヒアリングを行ってくれるため、利用する看護師にも定評があり人気があります。

そのため、希望部署・希望の診療科への看護師転職を考えた場合、必ず活用しておきましょう。

公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/

病棟看護師求人が豊富!ナースではたらこ

ナースではたらこ

転職相談面接対策条件交渉退職相談
2重丸2重丸2重丸2重丸
サイト名ナースではたらこ
運営会社ディップ株式会社
公開求人数95,349件(2025年3月3日時点)
非公開求人豊富
対応職種正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 勤務形態常勤、非常勤、日勤のみ、夜勤専従
対応施設病院、クリニック、介護施設、デイサービス、訪問看護、企業その他
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴・非公開求人が豊富
・希望条件に合う求人が見つかりやすい
・希望する病院・施設へ転職可能な逆指名転職がある

ナースではたらこは、看護師のキャリアの相談から始めることが可能な転職サイトであり、レバウェル看護の次に看護師求人が豊富です。

特徴としては、病棟の看護師求人が豊富で、非公開求人(インターネット上に出ない、担当者から紹介してもらえる求人)もあります。

そのため、スキルアップの看護師転職を希望する看護師は併せて活用しておきたい転職サイトです。

公式サイト:https://iryo-de-hatarako.net/

丁寧な対応!マイナビ看護師

マイナビ看護師

転職相談面接対策条件交渉退職相談
2重丸2重丸2重丸2重丸
サイト名マイナビ看護師
運営会社株式会社マイナビ
公開求人数85,420件(2025年3月3日時点)
非公開求人とても豊富(保有求人全体の約40%非公開)
対応職種正看護師、准看護師、助産師、保健師、ケアマネジャー
対応 雇用形態正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他
対応 勤務形態常勤(二交替制)、常勤(三交替制) 、夜勤なし、夜勤専従
対応施設病院、クリニック・診療所、美容クリニック、施設、訪問看護ステーション、看護師資格・経験を活かせる一般企業、治験関連企業(CRA、CRCなど)、保育施設 、その他
対応 診療科目美容外科、小児科、産科、婦人科(レディースクリニック)、整形外科、循環器内科、心療内科、消化器外科、心臓血管外科、スポーツ整形外科、脳神経外科、眼科、形成外科、消化器内科、歯科、精神科、血液内科、外科、内科、神経内科
対応配属先病棟、外来、手術室、内視鏡室、ICU、透析、救急外来、訪問看護、管理職の仕事
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴・転職の相談から行える
・キャリアアドバイザー親切丁寧
・退職交渉も可能
・企業系のレア求人を豊富に保有

マイナビ看護師は、丁寧で親切な対応と、的確な転職のアドバイスを行ってくれることから、利用する看護師にとても人気が高い看護師転職サイトです。

また、掲載している看護師求人の40%は非公開求人(インターネット上に出ない、担当者から紹介してもらえる求人)となるため、採用側とのやり取りもとてもスムーズです。

そのため、仕事内容、職場環境など院内・施設内情報を確認することができ、看護師のスキルアップ転職には併せて活用しておきましょう。

公式サイト:https://kango.mynavi.jp/

まとめ

看護師としてスキルアップを目指すために転職を考える場合、自分の目指す看護の方向性を明確にし、適切な診療科や病院を選択することが重要です。スキルアップのためには、資格取得のプロセスや転職先の支援制度を事前に調べ、具体的な計画を立てることが求められます。

また、スキルアップを目的とした転職には、高度な医療技術を学べる環境で働ける、希望する診療科で経験を積める、収入アップが期待できるといったメリットがありますが、一方で新しい環境に適応する負担、希望の診療科に配属されない可能性、給与や待遇の変化などのデメリットもあるため、慎重な準備が必要です。

さらに、転職を成功させるためには、看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)を活用することが効果的です。看護師転職サイトを利用することで、スキルアップができる環境かどうかの情報収集、給与・待遇・福利厚生の確認、希望条件に合った求人探し、面接時の交渉代行などのサポートを受けることができます。

スキルアップは、最終的には看護師自身のモチベーション次第だと私は感じます。思うように周囲の協力が得られなくても、自分が「患者さんに何をしたいのか」「どのような看護師になりたいのか」が自分を支えます。看護師の皆様には諦めずに是非がんばっていただきたいです。

このサイトの運営者情報

運営会社株式会社peko
会社ホームページhttps://peko.co.jp/
所在地〒107-0052 東京都港区赤坂3丁目1-16 BIビル6F
代表取締役辻󠄀 昌彦
設立2015年6月
資本金14,000,000円
事業内容
  • 有料職業紹介事業
  • キャリアメディア事業
  • インターネット広告事業
  • SEOコンサルティング事業等
厚生労働大臣許認可有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-314509
(厚生労働省職業安定局: 職業紹介事業詳細
特定募集情報等提供事業:51-募-000760
連絡先03-5324-3939 (受付時間:休日、祝日を除く10:00~17:00)
お問い合わせhttps://peko.co.jp/inquiry
監修者情報著作者・監修者情報・コンテンツポリシー

参考文献等

総合監修者

キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

関連記事

最新コンテンツ

看護師の転職準備

看護師の転職準備

看護師の転職求人

看護師転職求人

看護師の転職サイト

看護師転職サイト

看護師の転職必要書類

看護師の履歴書

看護師の病院見学(転職時)

看護師の病院・施設見学

看護師の面接対策

看護師の面接対策

看護師の退職

看護師の退職

看護師の内定・入職

看護師の内定・入職

看護師の転職後

看護師転職後の悩みやトラブル

看護師の年代別転職

年代別看護師転職

看護師のライフスタイル別転職

看護師のライフスタイル別転職

看護師の勤務先別転職

勤務先別の看護師転職

看護師の診療科別転職

診療科・部署別の看護師転職

現役看護師「なるにわ」ガイド

現役看護師の「なるには」ガイド

看護師派遣

看護師の派遣

TOP

株式会社peko

法人番号:4010001168708

〒107-0052 東京都港区赤坂3丁目1-16 BIビル6F

株式会社pekoは、厚生労働大臣より有料職業紹介事業の許可うけ、人材紹介・転職支援サービス関連等を提供している企業です。

職業紹介事業者許可番号:13-ユ-314509

当サイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。