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デイサービスで働く看護師の仕事内容と転職・勤務する注意点

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デイサービスは退院後の患者や高齢者が、在宅で快適に過ごしていくためになくてはならない地域福祉サービスです。

病棟での勤務のみを行っている看護師の場合、デイサービスの仕事はあまりなじみがないかもしれません。

病院勤務に疲れた看護師、夜勤がない仕事がしたい看護師、地域に根ざした医療福祉サービスに関わりたいと思った看護師など、様々な理由でデイサービスに興味を持っているのではないでしょうか。

初めてデイサービスに正職員として転職する看護師の方や、ダブルワーク・副業、派遣、パート・アルバイトなどでデイサービス施設に初めて勤務する方に向けて、デイサービスで働く看護師の仕事内容と転職・勤務する注意点、働くメリット・デメリットを看護師の体験事例を含めながら説明していきます。

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目次

看護師が知っておきたいデイサービスの知識

看護師が知っておきたいデイサービスの知識

看護師がデイサービスで働く前に、知っておきたい知識をまとめて説明していきます。

デイサービス(通所介護)とは?

デイサービス(通所介護)とは?

デイサービス(通所介護※)とは、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活が送れるように、食事や入浴などの日常生活上の支援や、生活機能向上のための機能訓練や口腔機能向上サービスなどを日帰りで受けることができる介護保険サービスです。

※「デイサービス」は介護保険サービスの「通所介護」の通称となります。

施設の目的利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活の支援、自宅にこもりきりの利用者の孤立感の解消や心身機能の維持、家族の介護の負担軽減などが目的
サービス内容
(基本例)
  • 食事介助、入浴介助、排せつ介助などの日常生活上の支援
  • 入浴前等の健康チェック
  • 生活機能向上のための機能訓練
  • レクリエーション
  • 口腔機能向上サービス
  • 送迎
利用条件
  • 要介護1~5(要介護認定は原則65歳以上の高齢者となりますが、64歳以下でも特定疾患を抱えている場合は要介護認定を受ける場合があります。)
期間/時間
  • 1日の日帰り
  • 提供時間はサービスにより異なる(一般的に9時から17時などが多い)

利用者は要介護1~5の認定を受けた高齢者であり、要支援1~2の方は利用することが出来ません。

また、レクリエーションが充実している施設や、高齢者同士の交流が盛んな施設、認知症対応した施設など、地域に根差したサービスを展開しており、各施設によって様々な特徴があります

そのため、デイサービスで働く看護師としては、どのようなサービスを展開しているのか、働く前に確認を行っておくと良いでしょう。

参照:厚生労働省 通所介護(デイサービス)

デイサービス(通所介護)の配置基準(看護師配置基準)

デイサービス(通所介護)の配置基準は以下の通りです。

管理者
  • 人数:1名
  • 常勤の要件:原則、常勤専従
  • 必要資格:なし
生活相談員
  • 人数:事業所ごとにサービス提供時間に応じて専従で1名以上
  • 常勤の要件:常勤専従
  • 必要資格:社会福祉士、介護福祉士、介護支援専門員、社会福祉主事、精神保健福祉士のいずれかの資格
看護職員
  • 人数:単位ごと、営業日ごとに1人以上配置
  • 常勤の要件:なし
  • 必要資格:看護師、又は准看護師
  • 備考:デイサービス(通所介護)の提供時間帯を通じて専従する必要はなく、病院・診療所・訪問看護ステーション等との連携も可能
介護職員
  • 人数:単位ごと、営業日ごとにサービス提供時間数に応じた配置
    (例:利用者数15人まで常時1人以上)
  • 常勤の要件:生活相談員又は介護職員のうち1人以上常勤
  • 必要資格:看護師、准看護師を含む、介護系資格等
機能訓練指導員
  • 人数:1人以上配置が必要
  • 常勤の要件:なし
  • 必要資格:理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等

出典:厚生労働省 通所介護及び療養通所介護茨城県 通所介護の人員配置について

看護師目線で見ると、デイサービスには看護師が1名以上在籍している場合、又は病院や訪問看護ステーションと連携している場合が多く、その他、生活相談員や介護職員、機能訓練指導員と一緒に仕事を行うことになります。

2015年には看護職員の人員基準が緩和

2015年には看護職員の人員基準が緩和されました

平成27年4月の介護報酬等改定」により、看護職員の配置基準が緩和され、病院、診療所、訪問看護ステーション(病院等)との連携により、

  1. 利用定員11名以上のデイサービス(通所介護)事業所で、
  2. 病院等の看護職員が、デイサービス(通所介護)事業所の営業日ごとに利用者の健康状態の確認を行い
  3. かつ、病院等とデイサービス(通所介護)事業所が、通所介護事業所のサービス提供時間帯を通じて密接かつ適切な連携を図っている場合

デイサービス(通所介護)事業所に看護職員が確保されているものと改正されました。

参照:三重県長寿介護課

デイサービスとデイケアの違い

デイサービス(通所介護)とデイケア(通所リハビリテーション)の違いは以下の比較表の通りです。

デイサービス
(通所介護)
デイケア
(通所リハビリテーション)
目的自立生活の支援が中心
(社会的孤立の解消、心身機能の維持、家族の介護の負担軽減等)
リハビリ・身体機能の維持・回復が中心
(痴呆の軽減と日常生活の回復等)
医師配置義務はなし専任の常勤医師1名以上
リハビリ専門職機能訓練指導員1名以上PT・OT・STを利用者100人に1名以上
施設数多い少ない
運営個人運営もある医療機関が運営
緊急対応不十分な場合もある体制が整っている
重傷者の受け入れ不十分体制が整っている

デイサービス(通所介護)もデイケア(通所リハビリテーション)も利用者は日帰りで帰りますが、デイケアでは、利用者の身体機能の維持・回復を図ることを目的にしていることが違いで、医師やリハビリ専門職に配置基準が定められています。

また、看護師目線で見ると、デイケアは介護施設・医療機関等が運営しており、かつ重傷者の受け入れ体制も整っているため、医療行為は多くなることが予想されます。

デイケアについて詳しくは「デイケア(通所リハビリテーション)で働く看護師の仕事内容と転職注意点」を参照してください。

デイサービスで働く看護師の仕事内容

デイサービスで働く看護師の仕事内容

デイサービスで働く看護師は、以下のことを考えながら仕事をする必要があります。

  • 利用者全員の1日が安全に過ごせるように
  • 利用者が充実した生活を過ごせるように

そのため、看護師の大きな仕事内容としては、利用者への医療的な処置、医療的な観察を行うということが求められます。

【デイサービスで働く看護師の1日スケジュール例】

8:00~・出勤
・当日の利用者のリストを確認
・看護師の連絡帳で当日の処置や利用者の追加情報などを確認
8:30~・デイサービスの施設で利用者を迎える
9:00~・利用者のバイタルサイン測定
・利用者の持参薬確認
9:30~・開始の挨拶(施設長)
・本日の予定を発表
10:00~・入浴準備
・入浴後の軟膏処置
12:00~・昼食時の薬を配る
・服薬確認
・食事介助
13:00~14:00・看護師の昼休憩
14:00~16:00・介護スタッフによるレクリエーション
16:00~・利用者の見送り
17:00~・施設の掃除を介護スタッフと行う
17:30・勤務終了

一般的なデイサービスで働く看護師の具体的な仕事内容を以下で説明していきます。

利用者の体調管理・参加・入浴可否等の判断

利用者の体調管理・参加・入浴可否等の判断

デイサービスを利用する利用者は、食事や入浴やリハビリ、レクリエーションなどのサービスを受けるために事務所に訪れます。

しかし、利用者は高齢者の方が多く、その時々で体調の変化もあり、看護師が入浴やリハビリ、レクリエーションなどへの参加について判断をすることが必要であり、看護師の仕事の一つです。

また、デイサービスを利用する利用者の体調管理、医療的な判断は看護師の仕事となります。

具体的にバイタルサインの確認や、体調の確認、声掛けなどを行い、体調に不安がある場合や、明らかに体調が悪い場合などは、必要に応じて内容を変更することや、家族に連絡を取る等の対処をします。

 

異常の早期発見と急変時の対応

利用者の観察を行い、異常の早期発見、何か起こった際の対応もデイサービスの看護師の仕事内容です。

デイサービスに来る利用者は、認知機能の低下や四肢麻痺などがあっても状態が安定していることがほとんどです。

そのため、病院のように利用者の急変が多発するということはありませんが、高齢者であり疾患の罹患歴がある以上、急変が起こる可能性は若年者と比べれば高くなります。

 

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例利用者の入浴の可否を決めるバイタルサインの計測は、「本日は中止したほうが良いのか」「午前の入浴はしない方が良いのか」「測定値がどれぐらいなら午後に入浴できるか」など、施設によって基準は決まっていますが、微熱がある場合や血圧が高い場合など、最終的な判断は看護師に委ねられます。
思っている以上に利用者は入浴を楽しみにしており、入浴が出来ないという判断をした場合、非常にがっかりする利用者が多く、なんとも言えない気持ちになります。

簡単な医療処置

簡単な医療処置

デイサービスでの医療行為は、一般的に創傷処置が最も多く、次に、

  • 褥瘡の処置
  • 疼痛管理
  • 経管栄養処置
  • 膀胱留置カテーテル管理
  • 摘便
  • インスリン注射
  • 人工肛門のケア

以上のことを行うことが一般的です。

また、経度な褥瘡やつめきり、サービス提供中に生じた傷、入浴後のスキンケア等の軽い処置は看護師が行う場合があります。

足白癬や陥入爪の方が多く、入浴後の軟膏塗布や爪きりの依頼は多く、利用者の予防的ケアに努めます。

 

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例利用者の中にはインスリンなどを利用している方もおり、自分でできない場合は看護師がその処置を行う場合がありました。
血糖チェックは、看護師にとってそれほど難しい手技ではありませんが、インスリンの機種はいろんなタイプが出ており、一見使い方が分かりづらいものもあり大変でした。
また、経験がない場合は聞いたり、確認したりするスタッフがいないため、注意が必要だと思いました。

看護師の体験事例

看護師の体験事例私が働いていたデイサービスは、医療行為がインスリン注射と褥瘡のケアのみでした。
そのため、看護師が行うことはほとんどなく、利用者と話をして過ごしていることが多かった印象です。

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看護師の体験事例

看護師の体験事例私が勤務した先のデイサービスでは、看護師の仕事は主に利用者の健康管理が主体でした。
そのため、それほど高度な医療が要求されたわけではありません。

看護師の体験事例

看護師の体験事例私が勤務したデイサービスの施設では、利用者の病状は落ち着いていて、基本的には元気でした。
医療依存度が高い、寝たきりで処置の多い、状態が変わりやすい方は利用することが少ないといえるのではないでしょうか。

ケアマネジャーへの報告

ケアマネジャーへの報告

デイサービスの施設内で、気が付いたことや起こった出来事(バイタルの変化、食事時の嚥下、身体的変化など)を、ケアマネジャーに伝えることも看護師の重要な仕事です。

勤務するデイサービスの施設により異なりますが、連絡ノートや、電話、送迎を利用するなどを看護師が行い、確実にケアマネジャーに伝えます。

(施設により異なる場合がありますが、デイサービスで利用者の一日の様子や処置内容、家族への連絡などを記録することも看護師の仕事になります。)

また、利用者家族への報告も看護師が行う場合が多く、少しの変化でも伝え、家族に気にかけてもらうことや、信頼関係を構築していくことも大切です。

 

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例私が勤務したデイサービスの施設は、利用者の人数が40名と多く、名前を覚えるのが大変でした。
利用者に対して名札をつけることをする施設ではなかったため、特徴をメモしたり、声掛けを続けたり、スタッフに確認をとったりしながら名前を憶えていきました。
積極的にコミュニケーションをとりながら、利用者家族やケアマネジャーに報告するために、それぞれの利用者の介護についてどの程度まで必要なのかも確認していました。

看護師の体験事例

看護師の体験事例私が勤務したデイサービスの施設では、「記録ノート(看護記録のようなものでした)」を、その日のデイサービスが終了するまでに全て書かなくてはならず、大変でした。
記録ノートは、利用者の家族と看護師の交換日記のようなものとなり、家族が自宅での利用者の様子を事前に書いており、看護師とヘルパーは施設での状態を記録し、帰る時に利用者に返します。
利用者が帰るまでには記録しなくてはいけないので、私はいつも時間との戦いでした。

持参薬の管理

持参薬の管理

デイサービスの利用者は、昼食後の内服薬があるため、ほとんどの方が持参してきます。

そのため、看護師は持参薬を朝預かり、昼食時に渡し、服薬を管理することも仕事の一つです。

利用者が到着時に一旦薬を看護師が預かり確認し、「食前か食後か」などを食間等に分けて整理し、介護士・介護スタッフに依頼することが一般的です。

利用者とのコニュニケーション・レクリエーションへの参加

利用者とのコニュニケーション・レクリエーションへの参加

利用者の中には一人暮らしで、デイサービスで若い看護師や介護スタッフと話すのを楽しみにしている方もおり、情報収集以外のコミュニケーションも看護師の仕事となります。

利用者とたわいもない日常会話をすることでその人の性格や病気との向き合い方が分かり、内容にこだわらず話をすることも大切です。

また、看護師も施設が行うレクリエーション活動やリハビリに参加する場合もあります。

 

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例仲良くなった利用者が、亡くなったことを聞くことは、私にとって辛いものでした。
高齢者の方が多いので、夏の暑い時期や冬の寒い時期に訃報を聞くことが多かったです。
ただ、家庭で家族に見守られて、安らかに旅立たれたとお聞きする時は、悲しみとともに穏やかな気持ちにもなりました。

看護師の体験事例

看護師の体験事例レクレーションや集団リハビリ運動は、介護士がリードをしますが、これがかなりエンターテイメントで面白かったです。
利用者を飽きさせず、随所で笑いをとりながら、盛り上げていくので、ショータイムのような時間にもなります。
介護士のスキルの見せ所で、見守りやサポートする看護師もとても楽しいです。
つい、自分も盛り上げに一役買っていました。もちろん、血圧が上がりすぎないように、看護的視点は持ちつつ仕事をしていました。

施設により異なる、その他の仕事内容

施設により異なる、その他の仕事内容

看護師が勤務するデイサービスの施設により、違いがある仕事内容を説明していきます。

中には、看護業務以外の施設の掃除や翌日の物品の準備、レクリエーションの準備なども勤務時間内であれば介護スタッフと一緒に行う場合があります。

 

利用者への日常生活の援助

デイサービスの施設スタッフの数が少ない場合は、介護スタッフと同様に看護師も日常生活援助を頻繁に行うことも仕事内容となる場合があります。

例えば、利用者のトイレまでの歩行の援助、食事のセッティング、入浴後の更衣で靴下を履かせてあげるなど、介護スタッフが忙しい時や看護師の手が空いている時に手伝います。

看護師の体験事例

看護師の体験事例介護士はベテランから若い子達まで年齢層は様々でしたが、私の場合、特に若い介護士とはすぐに仲良くなりました。
私が転職当初は物品の場所、利用者の名前が覚えきれなくて、若いスタッフの人たちに、たっぷり助けてもらいました。
そういった介護士たちとの仕事を離れたちょっとした話は、気分転換にもつながり、またコミュニケーション円滑化への助けにもなったような気がしています。

看護師の体験事例

看護師の体験事例私が勤務した施設では、決まっている業務以外は自分が何を手伝えば良いのか分からず、大変な思いをした経験があります。
1日のスケジュールは、ヘルパーがそれぞれの利用者に合わせて細かくプログラムを考えて作られており、看護師のスケジュールは決められていませんでした。

勉強会の実施

デイサービスの施設により異なりますが、介護スタッフ向けの勉強会(感染対策や疾病に対する簡単なレクチャーなど)を看護師に依頼されることがあります。

説明が得意な方は、喜んで引き受けると思いますが、得意でない方には負担に感じられるかもしれません。

デイサービスで働く看護師のメリット

デイサービスで働く看護師のメリット

病院勤務の看護師と比較した場合、デイサービスで働く看護師の一般的なメリットを説明していきます。

看護師が行う医療処置が少ないこと

病院と比較し、デイサービスの施設は医療機関ではないため、看護師に高度な医療行為を求められないことがメリットと言えます。

また、ブランク期間が長い看護師にとっては、安心して働き始めやすい職場となります。

病気の患者と接することが辛いなどを感じている看護師には、最適な職場となるでしょう。

生活に即した援助が可能

デイサービスの施設では、食事、入浴、トイレ、睡眠と家庭での生活場面に即したサービスが多いため、各々に応じて助言し、それがすぐに家庭での生活につながるため、在宅支援をしたい看護師には充実感を満たしやすいことがメリットと言えます。

また、介護士やケアマネジャーと相談しながら個人に関わり、家庭生活を送る支援できるため、チームとして活動したい方にも、魅力を感じやすい職場となります。

明るい雰囲気の中働くことが可能

明るい雰囲気の中働くことが可能

デイサービスでは、対象者(利用者)は日常生活に支障のある高齢者が多く、病気で入院している患者と違い、生活の質を維持・向上、出来ないことを補うことを目的としているため、気持ちも意欲的であり、笑い声も多く聞かれる職場となります。

看護師も気持ちに余裕をもって接することができ、楽しみながら働くことが可能です。

 

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例デイサービスの看護師は、ゆっくりと利用者と話をしながら仕事ができるので、のんびりと働きたい人にはオススメの職場だと思います。
初めてデイサービスで看護師としてバイトを始める時にはとても緊張して職場に向かったのですが、介護スタッフやヘルパーの皆さんは優しい人が多く、精神的にも追い詰められることはほとんどありませんでした。
利用者の介護度が低く、自立している人が多い所、医療処置がほとんどないデイサービスの施設を選べば、この仕事は皆さんが思っているよりも敷居は低いと思います。
単発の派遣で募集していることも多いため、まずは一度現場を見てから考えたほうが良いと思います。

残業が少ない施設が多い

入院設備のある病院と違い、利用者が日中サービスを受けるために来られるため、勤務時間もはっきり決まっています。

そのため、利用者の急変等がない限り、残業を看護師が行う施設は少ないと言え、メリットです。

家庭を持っているママさんナースや自分の時間を大切にしたい方には、とても働きやすい環境となります。

介護士・運動指導員等から学ぶことが可能

介護士・運動指導員等から学ぶことが可能

デイサービスで働いていると、介護士、運動指導員、生活相談員など、それぞれに異なった視点や関わり方のスキルがあり、専門性があることが見てよく分かることでしょう。

病院や病棟から離れ、様々なスタッフと関わることは、看護師にとって様々なことを学ぶ機会にもなります。

 

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例私はデイサービスの施設で働くことで、介護士、運動指導員、生活相談員など見ていて「なるほど」と思うことが色々ありました。
特に看護の領域ではあまりなかった、楽しんでもらいながら機能の向上を図るレクレーションは、そのプロフェッショナルなやり方に、とても刺激を覚えました。
それぞれの領域で、しっかり仕事をしている姿を見ると、自分自身のモチベーションも上がり、自分も看護師としてしっかりとしたスキルで関わっていきたいなと身が引き締まる思いでした。
そして知識やスキルの確認、緊急時の対応の確認などは、これで良いのかと絶えず振り返りするきっかけにもつながりました。

デイサービスで働く看護師のデメリット

デイサービスで働く看護師のデメリット

デイサービスに勤務することで、病院と比較した場合、一般的なデメリットも多く存在します。

看護技術を使う場面が少ない

デイサービスの施設では医療行為が少ないため、高い看護技術を持ち、バリバリ働きたい看護師には物足りなさを感じる場合が多いと言えます。

また、看護技術の実践を積む機会がないため、看護技術の向上は望みにくいことがデメリットです。

今後、病院やクリニックに転職する際の不安要素にもつながる可能性もあります。

医療判断を任せられ責任は重い

医療判断を任せられ責任は重い

病院勤務の際は、職場にはベテラン看護師や医師が常駐しているため、相談できる体制が整っていますが、デイサービスでは施設により看護師一人で判断・行動する必要があります

もちろん、管理職や介護士に相談することは可能ですが、救急を要するときには、看護師が判断、指示する必要があります。

そのため、デイサービスでは、看護師一人体制が多く、医療判断を任せられ、責任は重いことがデメリットと言えます。

 

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例私は看護師一人体制のデイサービスで勤務していました。
そのため、振り返りと緊急時の際のシミュレーションをできるだけやっておくことが、私の中のルーティンでした。
責任は重いですが、自分の成長につながることにもなったと今では感じています。

看護師のやりがいを感じない場合がある

看護師のやりがいを感じない場合がある

看護師として医療行為が少ない、看護技術を学べない、病気の患者を看護できないことから、デイサービスの仕事内容では看護師のやりがいを感じない方もおり、デメリットと言えます。

しかし、穏やかな職場で、高齢者と過ごしながら日常生活を支援することで「やりがい」を感じる方もいます。

そのため、自分に合っている仕事内容かを見極めることが大切と言えます。

 

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例デイサービスで働き始めたばかりの時は、病棟とは違う穏やかな雰囲気と、活気あふれる高齢者と過ごす時間はとても有意義でした。
しかし、仕事に慣れた頃、看護師としての「やりがい」を失っていることに気が付きました。
看護師として得た技術や知識が生かされる場がないため、記憶から無くなって行くのが分かったことがきっかけでした。
その時に、辞めたいと考え始めました。

看護師の体験事例

看護師の体験事例デイサービスに来所される利用者には、それぞれ様々な思いを抱えています。
楽しみに来られる方、家族にすすめられてしぶしぶ通っておられる方など、その背景は様々です。
健康管理をすることは看護師の仕事として当然のことですが、いかに楽しんでもらえるか、そして心地よく過ごしていただけるかということも、私は看護師のやりがいにつながりました。
何かのちょっとした気配りや看護の仕事で、喜んでいただくことや、「ありがとう」と声をかけられると疲れも一気に吹き飛び、「また頑張ろう!」と思えました。

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看護師の体験事例

看護師の体験事例ちょっとした会話から利用者が気になっていることなどを口にされることがあります。
そして時には、看護師さんだから安心して話せると、家庭での心配事について話をしてくれることもあります。
私は、家庭での生活の質を保ちながら、より安心して過ごしていけるように、できるだけの援助を行うようにしていました。
このようなことが、私にとってデイサービスの看護師のやりがいとなっています。

看護師の体験事例

看護師の体験事例私がそれまで経験してきた病院とはまったく違う環境だったので、職場に入った当初は、とても戸惑いました。
しかし、その中で、出来るだけ自宅で過ごしたいという利用者の気持ちや、それを支える家族の介護の負担が少しでも軽減できるようにチームで力を合わせたこと、そして利用者が継続して在宅で過ごせることを少しでも援助できると感じられたのは、とてもやりがいのあることでした。
高齢者が増える今後、在宅介護をサポートするデイサービスの存在は、きっとさらに大切なものになってくると思います。
そんな中でデイサービスのことを理解し、そして力になれるナースが増えてくることは地域貢献にもつながっていくのではないでしょうか。

介護の仕事もこなさければならない

介護の仕事もこなさければならない

介護の仕事も看護の仕事も、看護師は区別なく行うことが当たり前の雰囲気がある、デイサービスの施設もあります。

特に、利用者にとっては、看護師も介護士もどちらも支援してくれる人に見えています。

そのため、介護の仕事も看護師の仕事となる場合があり、デメリットと言えます。

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例デイサービスでは介護士の人数の方が多い場合がほとんどであり、その中で看護師は大抵一人です。
私の場合、介護士とも仲良くなって仕事はやりやすかったけれど、時々「看護さんは時給がいいからいいよね~」と、冗談交じりにちょっとした嫌味を言われることもありました。
重労働を伴う介護士なのに、給与面での待遇が悪いことは知っていたので、嫌な気持ちにはなりましたが、その気持ちも理解できるものがあり、どちらかというと悪いなと思う気持ちの方が強かったです。
給与面や仕事面で介護士から不満を持たれることは、どこでも少なからずあると思うので、相手を尊重しながら、その分真摯に看護の仕事に向き合っていくと良いと思いました。

看護師の体験事例

看護師の体験事例働く施設によっても異なると思いますが、私が勤務していた施設は看護師もヘルパーと同じ業務を行う必要がありました。
例えば、「入浴介助のヘルパーと同じ仕事の手伝い」「食器洗いや洗濯」「送迎の介助として送迎車に同乗して介助」などです。
施設によっては行わなくて良いものですが、ヘルパーと同じ業務を行う場合、看護師として大変でした。

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看護師の体験事例

看護師の体験事例デイサービスでは、看護師として働くというより、介護スタッフと同じような仕事内容であることが多いのが実情だと感じます。
ブランクのある場合や、看護師の資格はあるものの臨床経験が少ないといった看護師には最適な職場だと思いますし、給与や仕事形態、仕事内容など、個々にあったデイサービスに勤めることができたら利点の多い勤務地の一つです。
初めてデイサービスで働く看護師の方は不安もあると思いますが、看護師として難しい仕事がすくない上に”やりがい”も感じることができる職場でもあります。

初めてデイサービスで働く看護師・転職する場合の注意点

初めてデイサービスで働く看護師・転職する場合の注意点

初めてデイサービスに転職や勤務を考える看護師の方に向けて、注意してほしいことを説明していきます。

デイサービスの施設規模には違いがある

デイサービスの施設規模には違いがある

デイサービスの規模は前年度の利用したひと月あたりの延べ人数によって、正確には4つの区分で「大規模事業所1」「大規模事業所2」「通常規模」「小規模」で、以下のように分類されます。

大規模事業所1
デイサービス
月間の利用者平均数が750名以上900名以内のデイサービス事業所となります。
(1日の受け入れ人数は1日25名以上となります。)
スタッフも多く、設備も充実している場合が多いと言えます。
大規模事業所2
デイサービス
月間の利用者平均数が900名以上のデイサービス事業所となります。
(1日の受け入れ人数は少なくとも1日40名以上となります。)
スタッフがとても多く、設備も充実しています。
通常規模
デイサービス
月間の利用者平均数が301名~750名のデイサービス事業所を指します。
小規模
デイサービス
月間の利用者平均数が300名以下のデイサービス事業所を指します。
(1日の利用者数は1名~10名ほどになります。)

参照:厚生労働省 通所介護及び療養通所介護

大規模デイサービスは利用者が多く、それに伴いスタッフの数が多くそれぞれの業務が分担されている特徴があると言えます。

通常規模や、特に小規模デイサービスの場合は、アットホームで少ない利用者と密に関わりたい場合にはおすすめと言えます。

他の看護スタッフや介護スタッフと働いてみたい人は、大規模デイサービスから始めてみると良いでしょう。

 

小規模デイサービスは看護師1名の可能性が高い

小規模デイサービスの場合(施設利用者が15名までの場合)、勤務する看護師は最低人数の1名となり、一人で対応する必要があります。

そのため、初めての場合は施設利用者が15名までのデイサービス施設は避けた方が良いと言えます。

(※施設利用者が15名までの場合、管理者(施設長)、介護職員、生活相談員、看護職員、機能訓練指導員はそれぞれ1名以上で構成される場合が多いと言えます。)

各デイサービスの働く看護師の福利厚生は様々

各デイサービスの働く看護師の福利厚生は様々

デイサービスの規模にもよりますが、各デイサービスで働く看護師の福利厚生は様々です。

そのため、病院・病棟に勤務していた頃に当たり前だと思っていた福利厚生がない場合もあるため、必ず交通費や休日、社会保険などの福利厚生を含め、賃金形態(給与や賞与、各種手当)などを確認しておきましょう。

 

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例私は都内でデイサービスの施設を探しましたが、看護師の給与は、21~27万円くらいが相場で、平均は23万円程でした。
やはり、看護師としての仕事内容も薄いためか、クリニック勤務と比較しても低い傾向にあります。
また、ボーナスがすべての施設であるとは限らず、「なし」ところもありました。
さらに、夜勤もないため、看護師としての収入は低くなり、他にも、手当てや福利厚生もしっかり確認しておくことが大切だと感じます。

お泊りデイを行っている施設は夜勤がある

「お泊りデイ」とは、宿泊サービスがあるデイサービスを指し、利用者基準が決められているため、行っている施設は少ないです。

しかし、お泊りデイを行っているデイサービス施設は、勤務する看護師も夜勤の仕事が発生します。

病棟のような夜勤ではありませんが、デイサービスを利用する要介護度が1~5の利用者が想定されているため、職場を探す場合には注意しておきましょう。

 

勤務時間の詳細も合わせて確認しよう

特に小規模デイサービスでは、看護師が運営時間の全てに常駐しているわけではなく、昼食が終わる13時までなど勤務時間が短い場合があります。

小さい子供がいる看護師など短時間勤務を希望している場合には好ましいシフトですが、フルタイムで働きたい看護師にとっては希望に沿わない場合があるため、デイサービスで働く前には、勤務時間の確認を忘れずに行うことも大切です。

仕事内容・業務内容の詳細を確認する

仕事内容・業務内容の詳細を確認する

デイサービスで看護師として求人を探す際には、就業時間や給与、勤務日数はもちろんですが、どのような仕事内容(業務内容)を行うのかを把握しておくことです。

漠然とではなく具体的に、看護師としての業務、看護師以外の業務をどの程度行うかなど、しっかりと確認をしておかないと就職した後にこんなことまでやるのかと失敗になることもあります。

現実、看護師不足もありますが、高齢化に伴い高齢者を対象とした施設ばかりが増え、スタッフの人数も足りていない施設も多いと言えます。

そのため、看護師の枠を大きく越えた仕事内容も含まれることもあるため注意しておきましょう。

デイサービスの利用者を理解しておく

デイサービスで看護師として働く前に、一般的なデイサービスの利用者を理解しておくことも大切です。

デイサービスを利用している利用者の特徴をまとめると以下の通りです。

  • 高齢で介護が必要だけれども、入院はしていない方(要介護1~5)
  • 入浴・食事・排泄等の身の回りに介助が必要な方
  • 自立した生活を過ごしたい、心身の機能を維持・向上させたい方
  • 他の方と交流して孤独から解消されたい方

また、デイサービスを利用することで、一時的に介護を行っている家族も休むことができます。

 

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例私がデイサービスの看護師を最初に行った時は、はじめは自分の立ち居地が分からず、不安ばかりで少々混乱しました。
しかし、利用者の特徴、看護師の仕事内容やその範囲をしっかりおさえておけば、実はそれほど難しい仕事ではありませんでした。
利用者が一日笑顔で過ごしてくださり、無事に帰って行く、空っぽになったデイサービスの事業所内は毎回感慨深いものでした。
病院勤務時代は、いくら行っても仕事が終わらない中、デイサービスでは「一日終わった」という達成感がありました。
人と接することが好きな看護師の方や、高齢者が好きな看護師の方は問題なくチャレンジ出来ると思います。

正職員の看護師求人は少ない

デイサービスの看護師求人は、パート・アルバイトや派遣などの求人が多く、正職員(正規雇用)の求人は少ない傾向にあります。

そのため、初めてデイサービスに挑戦する場合は、パート・アルバイト(又は単発バイト)から始めても良いでしょう。

また、派遣を選択することで、福利厚生は契約する派遣会社の福利厚生となるため、各デイサービスの施設の福利厚生や賃金を気にすることなく、働くことが可能です。

地域により差はありますが、正職員(正規雇用)の看護師求人はあるため、自身の条件に合う求人を根気よく探すことが大切です。

 

看護師転職サイトを活用する

正職員、パート・アルバイト、派遣のデイサービス求人を探す場合は、看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)又は、看護師専用の派遣会社を利用し、活用することがおすすめです。

デイサービスへの転職は、子育てや家庭との両立、プライベートを充実させるために転職する看護師も多く、希望条件に合う求人を探す上では活用は必須と言えます。

デイサービスの看護師求人が多い転職サイト

デイサービスの看護師求人が多い転職サイト

デイサービスの看護師求人は、すべての転職サイト(又は派遣会社)で取り扱っている訳ではありません

そのため、以下の条件になるべく合う、転職サイトを選択する必要があります。

  • デイサービスの看護師求人が多い転職会社
  • パート・アルバイトや派遣も取り扱っている転職会社
  • 正職員・パートでもしっかりとサポートしてくれる転職会社

また、パート・アルバイトや派遣などで迷っている方は、複数の看護師転職サイトを登録しながら、比較し、どちらを選択するか決めていきましょう。

求人数No.1・正職員やパートも充実!レバウェル看護

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)

転職相談面接対策条件交渉退職相談
2重丸2重丸2重丸2重丸
サイト名レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
運営会社レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数140,163件
(2024年12月2日時点)
非公開求人豊富
対応職種正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 雇用形態常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤
対応施設総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター
対応 診療科目内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科
対応配属先病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴・看護師の転職求人が豊富
・転職支援サービスが手厚い
・転職の相談から行える
・院内・施設内情報に強い

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、看護師転職サイトの中で看護師求人数が断トツに多く、利用した看護師にも人気が高いことが特徴です。

さらに、正職員、パート・アルバイト、派遣などの勤務形態に対応しており、デイサービスの看護師求人も豊富です。

そのため、デイサービスへ転職、勤務を考える方は、必ず利用しておきたい転職サイトと言えます。

公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/

介護施設にも強い!マイナビ看護師

マイナビ看護師

転職相談面接対策条件交渉退職相談
2重丸2重丸2重丸2重丸
サイト名マイナビ看護師
運営会社株式会社マイナビ
公開求人数82,343件
(2024年12月2日時点)
非公開求人とても豊富(保有求人全体の約40%非公開)
対応職種正看護師、准看護師、助産師、保健師、ケアマネジャー
対応 雇用形態正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他
対応 勤務形態常勤(二交替制)、常勤(三交替制) 、夜勤なし、夜勤専従
対応施設病院、クリニック・診療所、美容クリニック、施設、訪問看護ステーション、看護師資格・経験を活かせる一般企業、治験関連企業(CRA、CRCなど)、保育施設 、その他
対応 診療科目美容外科、小児科、産科、婦人科(レディースクリニック)、整形外科、循環器内科、心療内科、消化器外科、心臓血管外科、スポーツ整形外科、脳神経外科、眼科、形成外科、消化器内科、歯科、精神科、血液内科、外科、内科、神経内科
対応配属先病棟、外来、手術室、内視鏡室、ICU、透析、救急外来、訪問看護、管理職の仕事
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴・転職の相談から行える
・キャリアアドバイザー親切丁寧
・退職交渉も可能
・企業系のレア求人を豊富に保有

マイナビ看護師は、看護師の介護施設関連の求人が豊富で、デイサービス施設の看護師求人も地域問わず多く保有しています。

そのため、正社員、パート・アルバイト勤務を考えている看護師の方は、上記で説明した「レバウェル看護(旧 看護のお仕事)」と併用して利用しておきましょう。

公式サイト:https://kango.mynavi.jp/

多様な働き方に対応!MCナースネット

MCナースネット

転職相談面接対策条件交渉退職相談
2重丸マルマル三角
サイト名MCナースネット
運営会社株式会社メディカル・コンシェルジュ
公開求人数19,149件
(2024年12月2日時点)
非公開求人とても豊富
対応職種正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 雇用形態常勤、派遣、非常勤・パート、委託
対応施設病院、クリニック、訪問看護、デイサービス、訪問入浴、介護施設、企業、コールセンター、ツアーナース、巡回健診、学校・保育園、行政、イベント、薬局、その他
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴・全国26拠点
・派遣と常勤(正社員)求人に強い
・全国の求人が豊富
・基本的にほとんどが非公開求人

MCナースネットは、単発バイト、派遣をデイサービスで考えている看護師の方は利用しておきましょう。

また、派遣求人以外にも、正職員の求人も保有しているため、看護師のライフスタイルに合わせて、雇用形態を選択することも可能です。

公式サイト:https://mc-nurse.net/

良くある質問

勤務するデイサービスの施設によって様々だと言えるでしょう。

看護師しか行えない医療的な介入(医療行為)を行うことも、デイサービスの看護師の仕事になりますが、一概にこういった医療行為をするという決まりはなく、看護師が行う医療行為は施設によって異なります。

デイサービスでの医療行為は、一般的に創傷処置が最も多く、次に、

  • 褥瘡の処置
  • 疼痛管理
  • 経管栄養処置
  • 膀胱留置カテーテル管理
  • 摘便
  • インスリン注射
  • 人工肛門のケア

以上のことを行うことが一般的です。

パート・アルバイトでも、派遣でも初めて仕事を行う際は、どのような仕事内容か確認しておきましょう。

デイケアとデイサービスは、看護師はどちらでも働くことが出来る、要支援・要介護者が対象のサービスとなりますが、利用者の利用目的が異なります。

  • デイケア:通所リハビリテーションと呼ばれ、主治医の指示のもと医療的なリハビリを行うことが目的。医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などが常駐
  • デイサービス:通所介護と呼ばれ、入浴や食事などの日常生活援助が主な目的。スタッフは管理者、介護士が常駐し、医療者は看護師のみ

デイケアはケア(リハビリ)をする場所、デイサービスは入浴・食事などのサービスを提供する場所と覚えると良いでしょう。

デイサービスを運営する施設により様々ですが、未経験でも採用してくれる職場はあるでしょう。

しかし、少なからず医療行為があるため、臨床経験1年~2年程度あれば、十分に対応することが可能と言えます。

ただし、利用者の緊急時の対応なども求められるため、看護師が複数体制のデイサービス施設に勤務することをおすすめします。

まとめ

デイサービスは地域に密着した福祉サービスであり、看護師にとって病院やクリニックで働くこととは、また違う経験ができるでしょう。

しかし、デイサービスでは、看護師として働くというより、介護士と同じような仕事内容であることが多いのが実情と言えます。

ブランクのある看護師の方や、看護師の資格はあるものの臨床経験が少ないといった看護師には見合った職場であり、給与や仕仕事内容など、個々に合うデイサービスに勤めることができれば利点の多い勤務地の一つとなるでしょう。

デイサービスは小規模、大規模等の施設があり、福利厚生や給与、仕事内容等も様々であるケースも多いため、転職先を探す場合は詳細を確認しながら行いましょう。

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運営会社株式会社peko
会社ホームページhttps://peko.co.jp/
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設立2015年6月
資本金14,000,000円
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  • 有料職業紹介事業
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  • インターネット広告事業
  • SEOコンサルティング事業等
厚生労働大臣許認可有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-314509
(厚生労働省職業安定局: 職業紹介事業詳細
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総合監修者

キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

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