看護師データ

病院勤務の看護師の離職率!2023年発表

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看護師として病院への転職や就職を考えた場合、離職率を気にしたことはあるでしょうか。

また、看護師の離職率は高いと感じていませんか?

以下では2023年発表の日本看護協会が調査した病院勤務の看護師の離職率(2022年 病院看護・助産実態調査 報告書)のデータをもとにお話ししていきます。

さらに、厚生労働省の離職率データも含めながら説明していきます。

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2023年発表!看護師の離職率データ

2023年発表!看護師の離職率データ

2023年4月1日に発表された、日本看護協会による「2022年 病院看護・助産実態調査 報告書」では、正規雇用看護職員の全体の離職率は11.6%、新卒採用者は10.3%、既卒採用者(新卒ではない看護職経験者・中途採用者)の離職率は16.8%という結果となりました。

区分離職率
看護師(正規雇用)の離職率11.6%
新卒看護師の離職率10.3%
中途採用看護師の離職率16.8%

出典:2022年 病院看護・助産実態調査 報告書(日本看護協会)

前年の調査と比べると、全ての項目で1%ほどやや高くなっています。以下で看護師の離職率について、さらに詳しく説明していきます。

看護師の離職率データの病院数・人数等(2023年発表)

看護師の離職率データの病院数・人数等(2023年発表)

人数・割合(回答病院数)
年度はじめの看護師の職員数
(正規雇用)
410,986人
(2,659病院)
新卒看護師の採用者数29,001人
(2,659病院)
新卒看護師の退職者数2,976人
(2,657病院)
中途採用看護師数
(既卒)
17,842人
(2,659病院)
中途採用看護師の退職数2,956人
(2,629病院)
該当年度の総退職者数47,522人
(2,659病院)
定年退職の看護師数2,916人
(2,647病院)
  • 出典:2022年 病院看護・助産実態調査 報告書(日本看護協会)
  • 該当年度は2021年度となります。
  • 看護師には、保健師、助産師、准看護師も含まれます。
  • フルタイム勤務ならびに短時間勤務の正規雇用の看護師を対象としています。
  • 看護師には、看護補助者は含まれておりません。
  • 離職には定年退職、転職を含みます。
(過去2022年発表)看護師の離職率データ

過去2022年発表:看護師の離職率データ

2022年4月1日に発表された、日本看護協会による「2021年 病院看護・外来看護実態調査」では、正規雇用看護職員の離職率は10.6%、新卒採用者は8.2%、既卒採用者(新卒ではない看護職経験者・中途採用者)の離職率は14.9%という結果となっています。

区分離職率
看護師(正規雇用)の離職率10.6%
新卒看護師の離職率8.2%
中途採用看護師の離職率14.9%

出典:2021年 病院看護・外来看護実態調査(日本看護協会)

(過去2022年発表)看護師の離職率データの病院数・人数等

過去2022年発表:看護師の離職率データの病院数・人数等

人数・割合(回答病院数)
年度はじめの看護師の職員数
(正規雇用)
415,209人
(2,432病院)
新卒看護師の採用者数30,665人
(2,432病院)
新卒看護師の退職者数2,517人
(2,418病院)
中途採用看護師数
(既卒)
8,011人
(2,432病院)
中途採用看護師の退職数1,185人
(2,411病院)
該当年度の総退職者数43,643人
(2,432病院)
定年退職の看護師数3,011人
(2,421病院)

都道府県別の看護師の離職率(2023年発表)

日本看護協会が2023年4月1日に発表した都道府県別の看護師の離職率では、東京都(14.6%)、神奈川県(14.6%)、大阪府(14.3%)の順番で看護師(正規雇用)の離職率が高くなっていました。

逆に徳島県では離職率が5.9%、青森県と山形県では7.3%と都道府県別で比べてみると約2倍の差があることが分かりました。

そのため、都心部の看護師の離職率は全国的にも高い傾向にあると言えます。

一方、新卒看護師で離職率が高い都道府県は、香川県(17.1%)、栃木県」(14.3%)、長崎県(13.3%)となっており、都心部の新卒看護師の離職率は低い傾向にあります。

都道府県別看護師の離職率データ一覧(2023年発表)

都道府県別看護師の離職率データ一覧(2023年発表)

都道府県正規雇用看護職員新卒採用者既卒採用者
回答病院数離職率回答病院数離職率回答病院数離職率
全国合計265911.6%265710.3%262916.8%
北海道14811.4%1488.2%14514.8%
青森県297.3%2910.3%289.4%
岩手県387.4%3810.7%3824.0%
宮城県549.6%5412.3%549.6%
秋田県227.6%228.0%226.7%
山形県337.3%339.1%3312.4%
福島県428.9%428.0%4212.8%
茨城県5710.7%578.0%5511.2%
栃木県3110.7%3114.3%3114.7%
群馬県479.1%477.0%4716.6%
埼玉県10813.3%10812.6%10516.0%
千葉県10513.5%10510.2%10413.1%
東京都19014.6%19012.3%19020.7%
神奈川県12814.6%12811.2%12820.4%
新潟県569.3%567.6%5614.0%
富山県358.8%355.1%3512.3%
石川県289.6%286.6%2814.2%
福井県238.4%233.7%238.7%
山梨県177.4%178.6%1713.4%
長野県478.3%465.3%477.0%
岐阜県339.3%3312.8%3214.8%
静岡県6311.7%634.1%6317.9%
愛知県9312.8%928.3%9113.0%
三重県3010.8%306.6%2920.0%
滋賀県3310.9%335.8%3117.8%
京都府7112.0%719.8%7015.8%
大阪府14714.3%14712.3%14423.5%
兵庫県13312.8%13312.4%13317.7%
奈良県3312.3%337.9%3215.1%
和歌山県2610.5%2611.2%2623.1%
鳥取県227.7%2211.2%2215.8%
島根県257.5%256.6%248.1%
岡山県709.9%709.2%6814.7%
広島県9910.1%9910.3%9917.0%
山口県3610.1%3611.5%3515.6%
徳島県195.9%1911.1%1816.4%
香川県239.4%2317.1%2322.1%
愛媛県2710.8%2712.0%2712.1%
高知県299.7%299.8%2917.5%
福岡県10611.3%10610.4%10415.4%
佐賀県238.0%239.0%238.8%
長崎県4711.0%4713.3%4715.8%
熊本県8410.1%848.3%8319.5%
大分県5510.8%5511.3%5516.9%
宮崎県2310.5%2311.0%2316.9%
鹿児島県3210.0%329.1%3219.2%
沖縄県3311.3%337.7%3211.6%
無回答・不明611.8%60.0%623.1%
(過去2022年発表)都道府県別看護師の離職率データ一覧

過去2022年発表:都道府県別看護師の離職率データ一覧

過去の2022年に発表された、都道府県別の看護師の離職率では、神奈川県(14.0%)、東京都(13.4%)、埼玉県(13.0%)の順番で看護師(正規雇用)の離職率が高くなっており、逆に岩手県、山形県では離職率が6.1%と2倍以上の差があることが分かりました。

一方、新卒看護師で離職率が高い都道府県は、栃木県(15.0%)、香川県(14.5%)、兵庫県(10.7%)となっており、都心部の新卒看護師の離職率は低い傾向にあります。

都道府県看護師の離職率新卒看護師の離職率中途採用看護師の離職率
北海道10.5%5.3%14.7%
青森県6.9%6.7%18.7%
岩手県6.1%9.0%24.6%
宮城県8.6%7.1%12.9%
秋田県7.4%5.7%9.6%
山形県6.1%4.7%9.9%
福島県7.3%9.8%14.3%
茨城県10.7%7.8%21.4%
栃木県10.1%15.0%13.2%
群馬県8.3%9.0%3.8%
埼玉県13.0%8.7%20.7%
千葉県11.9%6.4%11.9%
東京都13.4%10.6%17.4%
神奈川県14.0%8.6%20.0%
新潟県8.0%8.9%10.8%
富山県8.6%2.9%13.6%
石川県10.8%5.6%28.9%
福井県7.3%5.2%8.6%
山梨県8.7%5.8%10.9%
長野県8.2%5.1%9.2%
岐阜県10.8%9.3%15.0%
静岡県8.5%6.1%8.5%
愛知県12.2%6.9%13.1%
三重県9.8%4.9%18.0%
滋賀県10.2%9.9%17.4%
京都府11.7%7.2%13.1%
大阪府12.3%9.2%16.8%
兵庫県11.7%10.7%10.0%
奈良県10.8%8.1%19.5%
和歌山県9.7%8.7%15.2%
鳥取県7.4%4.7%7.3%
島根県6.5%4.7%6.7%
岡山県10.2%7.9%23.4%
広島県8.3%7.4%13.8%
山口県9.6%10.4%15.0%
徳島県7.1%7.5%3.6%
香川県8.5%14.5%4.5%
愛媛県8.8%4.7%14.3%
高知県7.8%5.3%13.6%
福岡県10.2%8.6%12.7%
佐賀県7.2%6.3%13.6%
長崎県8.3%6.3%9.1%
熊本県9.2%9.2%11.1%
大分県9.3%5.7%22.4%
宮崎県8.1%9.0%13.0%
鹿児島県9.4%4.7%21.1%
沖縄県10.9%7.5%4.9%
10.6%8.2%14.9%

看護師の離職率の推移

看護師の離職率の推移2023年発表版

2021年度
(2023年発表)
2020年度
(2022年発表)
2019年度
(2021年発表)
2018年度
(2020年発表)
2017年度
(2019年発表)
2014年度
(2016年発表)
2011年度
(2013年発表)
2008年度
(2010年発表)
2005年度
(2027年発表)
看護師(正規雇用)※111.6%10.6%11.5%10.7%10.9%10.8%10.9%11.9%12.3%
新卒看護師10.3%8.2%8.6%7.8%7.5%7.5%7.5%8.9%9.3%
中途採用者(既卒)※216.8%14.9%16.4%17.7%16.9%18.7%20.1%20.8%19.7%

看護師(正規雇用)の離職率は、2020年度は10.6%と平年並みでしたが、2021年度は11.6%と2019年度の時と同様、高い傾向になりました。

また、前年と比較し、看護師の中途採用者(既卒)の離職率の割合は1.9%高くなり、新卒看護師の離職率の割合も2.1%高くなっています。

そのため、看護師全体の離職率では、2020年度の離職率より高くなっています。

コロナ渦で看護師の離職率は変化した?

2019年12月初旬から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が広がり、2020年にはパンデミックと言われる世界的な流行となりました。また、日本では2020年4月、全国に緊急事態宣言が発令され、未曾有の危機に直面しました。

看護師(正規雇用)の総退職者数の増減について、病院側に確認したところ、「変わらない(46.9%)」が一番多く、続いて「やや退職者は増加した(26.7%)」という結果となりました。

看護師(正規雇用)の総退職者数の増減状況(2023年発表)

看護師(正規雇用)の総退職者数の増減について、前年と比べると全体的に「とても増加した」「やや増加した」の数値が増えています。

2021年1月には2回目の緊急事態宣言が発令され、さらに2021年4月以降は蔓延防止等重点措置も発令されていました。

一部解除、エリア限定等はされていましたが、すべての宣言が解除されたのは2021年9月30日でした。なんと1年の4分の3は何かしらの制限がかかっていたことになります。そういった社会背景も看護師の離職率に影響を及ぼしていたと言えるでしょう。

参照:第105回(令和4年1月9日)新型コロナウイルス感染症対策 アドバイザリーボード(厚生労働省)
参照:令和4年版 犯罪白書(法務省)

このコロナ渦(新型コロナウイルス感染症による災難や危機的状況)に関連した看護師の退職者の調査結果は以下を参照してください。

新型コロナウイルス感染症に関連した病院看護師の退職者数(2023年発表)

新型コロナウイルス感染症に関連した病院看護師の退職者数(2023年発表)

看護師の退職者数件数割合
0人246783.2%
1~4人1495.0%
5~9人230.8%
10~14人10.0%
15~19人
20人以上40.1%
無回答・不明32010.8%
看護師(正規雇用)の総退職者数の増減状況(2023年発表)

看護師(正規雇用)の総退職者数の増減状況(2023年発表)

看護師の総退職者数の増減状況件数割合
とても増加した2368.0%
やや増加した79026.7%
変わらない139146.9%
やや減少した45015.2%
とても減少した762.6%
無回答・不明210.7%
正規雇用看護職員の総退職者数増加への新型コロナウイルス感染症の影響(2023年発表)

正規雇用看護職員の総退職者数増加への新型コロナウイルス感染症の影響(2023年発表)

退職者数増加へ影響件数割合
大いに影響している777.5%
やや影響している31330.5%
あまり影響していない37336.4%
まったく影響していない20119.6%
わからない545.3%
無回答・不明80.8%
(過去2022年発表)新型コロナウイルス感染症に関連した病院看護師の退職者数

過去2022年発表:新型コロナウイルス感染症に関連した病院看護師の退職者数

看護師の退職者数件数割合
0 人214080.2%
1~4 人2439.1%
5~9 人170.6%
10~14 人20.1%
15~19 人10.0%
20 人以上20.1%
無回答・不明2639.9%
(過去2022年発表)看護師(正規雇用)の総退職者数の増減状況

過去2022年発表:看護師(正規雇用)の総退職者数の増減状況

看護師の総退職者数の増減状況割合
とても増加した5.4%
やや増加した20.9%
変わらない52.8%
やや減少した16.5%
とても減少した2.7%
無回答・不明1.8%
(過去2022年発表)新卒看護師の採用者数の増減状況

過去2022年発表:新卒看護師の採用者数の増減状況

新卒看護師の採用者数の増減状況割合
とても増加した2.5%
やや増加した11.0%
変わらない70.1%
やや減少した10.8%
とても減少した2.3%
無回答・不明3.4%

看護師の離職率は高くない?低い?

一般労働者の離職率と看護師の離職率を比較(2023年発表)

看護師は資格職のため、転職数が多いイメージや、離職率が高いイメージがあります。しかし、厚生労働省統計の令和3年(2021年)雇用動向調査結果の概況の労働者全体の離職率(一般労働者)と比較した場合、離職率は看護師の方が2.3%低いことがわかります。

区分離職率
男性
(一般+パートタイム労働者)
12.8%
女性
(一般+パートタイム労働者)
15.3%
男女合計
(一般+パートタイム労働者)
13.9%
一般労働者11.1%
パートタイム労働者21.3%

2021年の看護師(正規雇用)の離職率は11.6%に対し、一般労働者(正規雇用)の離職率は13.9%となります。

また、一般労働者とパートタイム労働者を含めた離職率は全体で13.9%となり、女性だけで見ると15.3%の離職率となります。

一般労働者の離職率と看護師の離職率を比較

2021年度
(2023年発表)
2020年度
(2022年発表)
2019年度
(2021年発表)
2018年度
(2020年発表)
2017年度
(2019年発表)
2014年度
(2016年発表)
2011年度
(2013年発表)
2008年度
(2010年発表)
看護師(正規雇用)11.6%10.6%11.5%10.7%10.9%10.8%10.9%11.9%
一般労働者11.1%10.7%11.4%11.3%11.6%12.1%11.0%11.0%

厚生労働省と日本看護協会のデータを比較した場合、上記のような離職率の推移となり、看護師(正規雇用)と一般労働者の違いは1%を下回る差で、ほぼ同様です。

看護師の離職率は高いイメージがありますが、実際には看護師全体で考えると、一般労働者よりも離職率が低い年もあります。そのため、一概に看護師の離職率が高いとは言えません

看護師の離職率が高い病院・低い病院とは?

看護師の離職率が高い病院・低い病院とは?

日本看護協会の「2022年 病院看護・助産実態調査 報告書(日本看護協会)」の結果を元に、看護師の離職率が高い病院、低い病院を説明していきます。

病院別(設置主体別)では医療法人の看護師の離職率が高い

病院別での看護師の離職率は、以下のような結果となりました。

設置主体別正規雇用看護職員新卒採用者既卒採用者
回答病院数離職率回答病院数離職率回答病院数離職率
国立13810.7%1389.8%13712.9%
公立3998.0%3999.7%3969.1%
日本赤十字社599.4%598.7%599.6%
済生会5512.3%5510.0%5412.3%
厚生農業協同組合連合会6010.1%608.8%6011.4%
その他公的医療機関611.0%65.1%68.0%
社会保険関係団体3111.3%318.5%3113.4%
公益社団法人、公益財団法人9112.5%9110.6%9117.1%
私立学校法人5612.7%5610.0%5510.4%
医療法人147914.4%147711.9%145519.1%
社会福祉法人9412.9%9413.4%9415.7%
医療生協3512.8%359.9%3515.9%
会社159.3%159.4%158.8%
その他の法人11112.5%1119.5%11114.3%
個人1814.6%1813.8%1832.1%
無回答・不明1213.7%1212.5%1220.7%
合計265911.6%265710.3%262916.8%
  • 出典:2022年 病院看護・助産実態調査 報告書(日本看護協会)
  • 国立には、労働者健康安全機構、地域医療機能推進機構を含みます。
  • 公立には、一部事務組合、地方独立行政法人、公立大学法人を含みます。
  • 社会保険関係団体には、健康保険組合及びその連合会、共済組合及びその連合会、国民健康保険組合を含みます。
  • その他の法人には、一般社団法人、一般財団法人、宗教法人等を含みます

看護師(正規雇用)では、以下の順番で離職率が高い結果となりました。

  • 個人(離職率14.6%)
  • 医療法人(離職率14.4%)
  •  社会福祉法人(離職率12.9%)

病院別で看護師の離職率が低い病院とは?

一方、看護師(正規雇用)の離職率が低い病院は、

  • 公立病院(離職率8.0%)
  •  企業立病院(離職率9.3%)
  •  日本赤十字社(離職率9.4%)

となっており、離職率が高い病院と比較すると最大で6.6%の差があります。

(過去2022年発表):新卒看護師の採用者数の増減状況

過去2022年発表:新卒看護師の採用者数の増減状況

病院設置主体看護師(正規雇用)の離職率新卒看護師の離職率中途採用看護師の離職率
国立9.6%7.2%12.7%
公立7.5%7.5%7.7%
日本赤十字社9.6%8.2%8.0%
済生会10.8%8.0%18.3%
厚生農業協同組合連合会9.3%6.9%12.8%
その他公的医療機関13.0%4.5%0.0%
社会保険関係団体10.0%6.7%15.5%
公益社団法人、公益財団法人12.0%10.5%16.1%
私立学校法人12.1%8.2%15.0%
医療法人13.6%9.4%19.0%
社会福祉法人12.0%8.2%13.3%
医療生協10.4%4.9%10.9%
会社(企業立病院)8.3%7.6%7.1%
その他の法人11.1%11.6%13.2%
個人11.5%0.0%16.7%
無回答・不明11.9%12.9%20.4%
  • 出典:日本看護協会 2021年 病院看護・外来看護実態調査
  • 国立には、労働者健康安全機構、地域医療機能推進機構を含みます。
  • 公立には、一部事務組合、地方独立行政法人、公立大学法人を含みます。
  • 社会保険関係団体には、健康保険組合及びその連合会、共済組合及びその連合会、国民健康保険組合を含みます。
  • その他の法人には、一般社団法人、一般財団法人、宗教法人等を含みます。

病床数が少ない中小規模病院の看護師の離職率は高い

病床数別に看護師の離職率の結果は以下の通りです。

病床規模別正規雇用看護職員新卒採用者既卒採用者
回答病院数離職率回答病院数離職率回答病院数離職率
99床以下70212.1%70113.9%68920.1%
100~199床93412.8%93312.7%92718.2%
200~299床35312.2%3539.2%34818.0%
300~399床28012.0%28011.8%27915.6%
400~499床16810.7%1689.6%16610.3%
500床以上21110.8%2119.3%20912.8%
無回答・不明1110.8%1112.7%1121.2%
合計265911.6%265710.3%262916.8%

病床数が少ないほど、看護師の離職率は全体的に高くなる傾向にあります。

また、看護師(正規雇用)の離職率では、100~199床の病床規模と、400~499床の病床規模で比較した場合、2.1%の差があり、100~199床の方が離職率は高いです。

そのため、比較的病床規模が大きな病院に看護師として勤務することで、辞める看護師が少ない職場であると言えるでしょう。

(過去2022年発表):病床規模別の看護師の離職率

過去2022年発表:病床規模別の看護師の離職率

病床数看護師(正規雇用)の離職率新卒看護師の離職率中途採用看護師の離職率
99 床以下11.7%10.5%17.7%
100~199 床11.7%11.3%17.8%
200~299 床11.4%8.3%14.7%
300~399 床10.7%9.3%15.1%
400~499 床10.0%8.2%12.7%
500 床以上9.8%7.2%12.2%
無回答・不明10.0%0.0%20.0%

看護師の離職率が高い病院の理由

病院別や病床数での看護師の離職率データの結果、看護師の離職率が高い病院の理由としては、以下のことが推測されます。

  • 看護師の評価が正しく行われていない可能性がある
  • スタッフの人間関係が悪くコミュニケーションが取れない可能性がある
  • 看護師の教育体制が充実していない可能性がある
  • 看護師の労働時間が長く残業が多い可能性がある
  • 女性特有の福利厚生が充実していない可能性がある

特に病床数が少ない医療法人で、規模が小さな病院の場合、院内保育や託児所などの働きながら子育てが可能な設備を整えることが難しい場合があります。そのため、看護師に多い退職理由である「結婚・出産・育児と仕事の両立が難しい」という課題に直面してしまう可能性があります。

また、規模が小さい分、スタッフ間の人間関係のトラブルは一度起きてしまうと修復が難しいです。さらに、看護師が退職した場合、慢性的な看護師不足に陥り、看護師一人当たりの労働時間が増えてしまうことで、離職率が高くなる理由のひとつでしょう。

病院の離職率はどれぐらいで看護師転職を検討する?

病院の離職率はどれぐらいで看護師転職を検討する?

弊社独自で、病院で勤務する現役看護師の方にアンケート調査を行いました。

  • アンケート人数:182名
  • 対象者:病院で勤務する現役看護師
  • 実施日:2022年7月10日
  • 調査:弊社の独自調査(看護師資格、経歴確認済み)
  • 調査形式:選択式、フリー回答

病院の離職率はどれぐらいで看護師転職を検討する?

転職検討する割合離職率
離職率10%以上9.3%
離職率15%以上16.8%
離職率20%以上26.0%
離職率25%以上33.0%
離職率は気にしない14.3%

転職を検討する割合では、離職率25%以上の33.0%が最も多い結果となり、離職率20%以上を含めると、全体の59%となりました。

そのため、離職率20%を超えた場合、転職を考える看護師が多いことが分かります。

しかし、病院の離職率を気にしない看護師も14.3%となっており、以下の意見を確認してみてください。

病院の離職率を気にしない看護師の意見

病院の離職率を気にしない看護師の意見

看護師の意見

看護師の体験事例私が働いている病院は、看護師の離職率が高いと言われていますが、入職してすぐに退職されるか、3年以上続いているかといった具合です。
仕事として慣れてしまえば、長く働くことが可能な職場だと私も感じています。
逆に離職率の低い勤務先で、退職したいと上司に何度相談しても取り合ってくれずに、実際退職までに数年かかったという話も聞いたことがあります。
そのため、離職率は一つの目安として考えることは良いですが、決してそれだけで、看護師の転職先を決めるものではないと思います。

看護師の意見

看護師の体験事例私は、看護師が離職するということは非常にプライベートな問題であり、そこには各人さまざまな理由があるため、病院の離職率は気になりません。
そのため、自分自身の健康と生活を優先するなら、どのタイミングで離職しようとも個人の自由だと考えています。
最近の看護師はすぐに辞めてしまうと、現在の職場でも耳にしますが、15年前に私が卒後最初に入職した病院では、1年間で病棟スタッフの半分が入れ替わったことがありました。離職率に関係なく、あまりにもきつい職場の場合、無理して頑張らずに早めにリセットする勇気も必要だと感じます。

看護師の意見

看護師の体験事例私は離職率が例え50%を超えても、看護師が病院の仕事内容にマッチしてなかっただけだと思えます。
ただ、私は各世代均等に在職しているかを確認し、年代が偏ってる場合、何かしら病院や働く看護師に問題があるのではと疑うようにしています。
そのため、転職の際には離職率よりも在職している看護師の年齢層で判断することが多いです。

看護師の意見

看護師の体験事例新卒看護師や中途採用の看護師の離職率が高いということは、教育体制がしっかりしていない病院であると思います。
新卒・中途入社の1年目は、悩みを抱えてしまい、離職に繋がりやすいと思うので、中途も入りにくいというイメージがあります。
ただ、良い病院で働きやすくても、自分のやりたいことがあれば私は辞めるだろうし、離職率はそこまで気になりません。

病院の離職率を気にする看護師の意見

病院の離職率を気にする看護師の意見

看護師の意見

看護師の体験事例あまりに高い離職率の病院には、何か看護師が退職する理由があると考えてしまいます。
また、看護師の離職率が高いということは、入職後も人の出入りが激しい病院で働くことになるため、それ自体が間違いなくストレスになります。
転職時にそんなに細かな離職率を気にする必要はないと思いますが、その病院の一つの指標にできることは間違いないと思います。

看護師の意見

看護師の体験事例私の勝手なイメージと経験からですが、看護師の離職率が低い病院は、それだけ長く続けられるという事で、働きやすい、魅力的な病院ということになります。
ただ、離職率が高いからと言って、悪い病院という訳ではなく、家庭の事情や出産などで辞める人が続くと、すぐに看護師の離職率は上がると思います。
そのため、私は転職時に離職率の高さよりも、離職率の低さを注目して確認し、高くても気にしないようにしています。

看護師の意見

看護師の体験事例女性の場合、結婚や出産などのイベントを迎え、働き方を変える場合が出てくるので、病院を退職する看護師はいると思います。
ただ、在籍人数にもよりますが、病院の看護師の離職率が20%を超える場合、私は何人の看護師が退職したのかを確認するようにしています。
退職者が多ければ多いほど、院内の雰囲気や待遇、人間関係に難ありなのかなと考えてしまいます。

看護師の意見

看護師の体験事例病院でも新人や転職者の看護師には優しく接しましょうという世の中の風潮がある中、5人も6人も辞めてしまうような病院だと、新人や転職者への配慮がない職場なのかなと感じ、不安に思ってしまいます。
そのため、特に新人看護師と中途採用の看護師の離職率が高い病院はなるべく転職しないようにしています。
また、どの病院でも1年間で辞める人が1、2人出てしまうのは、看護師それぞれの性格や私情もあるので仕方ないかなと思います。

離職率を考えて転職するには看護師求人サイトを活用する!

離職率を考えて転職するには看護師求人サイトを活用する!

病院への転職時に看護師の離職率や定着率などが気になる場合、看護師の離職率はもちろんのこと、以下のような情報取集を行うことがおすすめです。

  • 中途採用の看護師の教育体制
  • 福利厚生の詳細
  • 院内設備の見学
  • 看護師の人間関係の情報
  • 働く看護師の年齢層やバランスの確認

以上のような情報収集は必ず行い、転職前に病院見学は必ず行っておきましょう。

以下でご紹介する看護師求人サイト(看護師専用の転職エージェント)は、希望条件に合わせた病院求人をピックアップしてもらうことができ、上記の情報収集も希望に応じて行ってくれます。

また、院内見学や面接のアポイント設定も行ってくれるため、看護師転職時には必ず、2社~3社程度を利用しておきましょう。

院内情報に強い!レバウェル看護

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)

転職相談面接対策条件交渉退職相談
2重丸2重丸2重丸2重丸
サイト名レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
運営会社レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数158,398件
(2024年11月1日時点)
非公開求人豊富
対応職種正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 雇用形態常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤、夜勤専従パート、非常勤、派遣、紹介予定派遣
対応施設総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター
対応 診療科目内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科
対応配属先病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴・看護師の転職求人が豊富
・転職支援サービスが手厚い
・転職の相談から行える
・院内・施設内情報に強い

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、年間5000を超える病院・施設へのインタビューを実施しているため、院内情報に強く、看護師の離職率の情報から人間関係まで把握している可能性が高い求人サイトです。

さらに、看護師の病院求人は断トツでどの看護師求人サイトよりも多く、病院転職を考える場合は希望の求人が見つかりやすいと言えるでしょう。

そのため、看護師転職時には必ず利用しておきましょう。

公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/

丁寧で的確なアドバイス!マイナビ看護師

マイナビ看護師

転職相談面接対策条件交渉退職相談
2重丸2重丸2重丸2重丸
サイト名マイナビ看護師
運営会社株式会社マイナビ
公開求人数81,585件
(2024年11月1日時点)
非公開求人とても豊富(保有求人全体の約40%非公開)
対応職種正看護師、准看護師、助産師、保健師、ケアマネジャー
対応 雇用形態正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他
対応 勤務形態常勤(二交替制)、常勤(三交替制) 、夜勤なし、夜勤専従
対応施設病院、クリニック・診療所、美容クリニック、施設、訪問看護ステーション、看護師資格・経験を活かせる一般企業、治験関連企業(CRA、CRCなど)、保育施設 、その他
対応 診療科目美容外科、小児科、産科、婦人科(レディースクリニック)、整形外科、循環器内科、心療内科、消化器外科、心臓血管外科、スポーツ整形外科、脳神経外科、眼科、形成外科、消化器内科、歯科、精神科、血液内科、外科、内科、神経内科
対応配属先病棟、外来、手術室、内視鏡室、ICU、透析、救急外来、訪問看護、管理職の仕事
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴・転職の相談から行える
・キャリアアドバイザー親切丁寧
・退職交渉も可能
・企業系のレア求人を豊富に保有

マイナビ看護師は、大手マイナビグループが運営しているため、規模が大きな病院の看護師求人や、非公開求人(条件が良いインターネット上に出ない、担当者から紹介される求人)がとても豊富です。

そのため、看護師にとっては離職率が低い病院が見つかりやすいと言えます。

また、担当者も丁寧で的確なアドバイスをもらえると看護師に定評があり、併せて利用しておきたい求人サイトです。

公式サイト:https://kango.mynavi.jp/

キャリアの相談から可能!ナースではたらこ

ナースではたらこ

転職相談面接対策条件交渉退職相談
まる2重丸2重丸三角
サイト名ナースではたらこ
運営会社ディップ株式会社
公開求人数95,585件
(2024年11月1日時点)
非公開求人豊富
対応職種正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 勤務形態常勤、非常勤、日勤のみ、夜勤専従
対応施設病院、クリニック、介護施設、デイサービス、訪問看護、企業その他
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴・非公開求人が豊富
・希望条件に合う求人が見つかりやすい
・希望する病院・施設へ転職可能な逆指名転職がある

ナースではたらこは、看護師のキャリアの相談から行える求人サイトであり、求人の情報収集も含め、登録を行い、担当者に相談することが可能です。

また、プロのアドバイザーが担当となるため、病院への転職に悩んでいる看護師の方や、転職希望は少しあるけど、実行するか悩んでいる方にはおすすめです。

公式サイト:https://iryo-de-hatarako.net/

まとめ

2023年発表の病院に勤務する看護師の離職率(11.6%)は、2020年の離職率(10.6%)よりも上回る結果となりました。この結果は、コロナウイルス感染症や緊急事態宣言の影響によるものだと考えられます。

また、中途採用の看護師(既卒)の離職率は、16.8%と高い結果となっていました。看護師の中途採用者の離職率においては、一般労働者の離職率(11.1%)より高い結果となっています。

また、看護師の離職率に関する計算方法に関しては、以下の詳細を確認してください。

補足:看護師の離職率の計算方法

日本看護協会による「2022 年 病院看護・助産実態調査 報告書」では、看護師の離職率の計算方法については以下の通りです。

看護師(正規雇用)の離職率の計算方法

看護師(正規雇用)の離職率の計算方法

看護師(正規雇用)の離職率の計算方法は「該当年度の総退職者数 ÷ 該当年度の平均職員数 × 100」で計算されます。

例えば、平均で100人の看護師が働いており、退職者が10人出た場合、離職率の計算方法は「10÷100×100=離職率10%」となります。

また、該当年度の平均職員数は、「(年度はじめの正規雇用看護師数 + 年度末の在籍職員数) ÷ 2」で計算され、年度末の在籍職員数は「年度はじめの正規雇用看護師数 +年度はじめの新卒看護師採用者数 + 中途採用看護師(既卒)の採用者数-該当年度の総退職者数」となります。

そのため、看護師(正規雇用)の離職率は、(新卒・中途採用を問わず)正規雇用で勤務している保健師・助産師・看護師・准看護師を合計した離職率となります。

注意点としては、「定年退職した看護師」「看護補助者」は離職率の計算に含まれません。

新卒看護師の離職率の計算方法

新卒看護師の離職率の計算方法

新卒看護師の離職率の計算方法は、「該当年度の新卒看護師採用者の中での退職数 ÷ 該当年度の新卒看護師採用者数 × 100」で計算されます。

そのため、新卒看護師の退職者数を採用者数で割った割合が純粋に離職率となります。

中途採用看護師(既卒)の離職率の計算方法

中途採用看護師(既卒)の離職率の計算方法

中途採用看護師(既卒)の離職率の計算方法は、「該当年度の中途採用看護師の中での退職数 ÷ 該当年度の中途採用看護師の採用者数 × 100」で計算されます。

こちらも新卒看護師と同様で、中途採用看護師の退職者数を採用人数で割った割合が離職率となります。

離職率のデータ元

このサイトの運営者情報

運営会社株式会社peko
会社ホームページhttps://peko.co.jp/
所在地〒107-0052 東京都港区赤坂3丁目1-16 BIビル6F
代表取締役辻󠄀 昌彦
設立2015年6月
資本金14,000,000円
事業内容
  • 有料職業紹介事業
  • キャリアメディア事業
  • インターネット広告事業
  • SEOコンサルティング事業等
厚生労働大臣許認可有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-314509
(厚生労働省職業安定局: 職業紹介事業詳細
特定募集情報等提供事業:51-募-000760
連絡先03-5324-3939 (受付時間:休日、祝日を除く10:00~17:00)
お問い合わせhttps://peko.co.jp/inquiry
監修者情報著作者・監修者情報・コンテンツポリシー

参考文献等

総合監修者

キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

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