看護師になった理由やきっかけをアンケート調査
看護師資格を保有している方212名に対して「看護師になった理由は何ですか?」、また「いつから看護師を目指そうと思っていましたか?」というアンケート調査を弊社で実施しました。
- 対象数:212名
- 回答数:210名
- 対象者:看護師の免許保有者
- 実施日:2022年12月22日
- 調査:独自調査(看護師資格、経歴確認済み)
- 調査形式:フリー回答可、複数選択可
当サイトを運営する株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。国家資格であるキャリアコンサルタント資格も取得。
アンケート調査結果
「看護師になった理由は何ですか?」、「いつから看護師を目指そうと思っていましたか?」の2つのアンケート調査結果を以下でお伝えします。
問1:いつから看護師を目指そうと思っていましたか?
高校生のとき | 57% |
---|---|
社会人になってから | 16% |
中学生のとき | 15% |
子供のときから | 12% |
問2:看護師になった理由は何ですか?
看護が好き・人の役に立ちたい | 18% |
---|---|
自立したかったため | 18% |
働く看護師を実際に見て憧れた (体験や見学を含む) | 16% |
家族や知人・友人に勧められたため | 10% |
将来や安定を考えて | 10% |
テレビやドラマ・映画・本などの影響 | 9% |
自分・家族・知人の病気がきっかけ | 9% |
家族や知人が看護師だったため | 7% |
看護師の皆さんが看護師という職業と向き合って仕事を選んでいることが分かりました。また、1つの理由だけではなく、複数の理由で看護師になった方が多くいました。
その看護師たちの意見を確認していきましょう。
看護師になった理由の詳細・回答
看護師になった理由の看護師の回答を一部ご紹介していきます。
看護が好き・人の役に立ちたい(18%)
一生やりがいを持って働ける仕事だと思った(東京都/31歳)
「人の役に立つ仕事がしたいと思い、自分で看護師を調べてみると、一生やりがいを持って働ける仕事で、収入的にも十分自立が可能なことから魅力を感じ、看護師になることを決断しました。」
「高校を卒業後、フリーターとして飲食店でアルバイトをしていました。人と接することが好きなので飲食店で働いていましたが、様々な人と接する中でもっと人の役に立つ仕事がしたいと考えるようになりました。
また、フリーターのままだと経済的自立が困難で、しっかり収入が得られる仕事に就きたいと思うようになりました。そんな時に看護学校に通っている友人が、看護師の仕事のやりがいや、将来働いた場合の収入の安定を教えてくれました。
このことをきっかけに看護師の仕事に興味を持つようになりました。」
実習を行って人の看護をする楽しさが分かったから(東京都/37歳)
「看護の専門学校に入ったものの、なかなか看護という仕事に興味が湧かなかったです。しかし、実習を行うのにつれて、実際に患者と関わり、体調がよくなって退院していく姿を見ていき、人を看護する楽しさをだんだん感じるようになりました。」
「元々、私は体育の先生になりたかったのですが、家庭の事情で大学に行くことができず、部活の先輩が行っていた看護学校を推薦で受けて受かりました。
看護師という仕事に正直興味がなかったので、専門学校1年、2年生はまともに学校に行っていませんでした。
3年生になってくると、ほとんどが実習になり、様々な実習を行っていくにつれて、看護の魅力を感じました。
それから、一所懸命に勉強し、みんなのレベルにまで到達し、国家試験を受け、見事合格を果たしました。今考えると、看護師になって良かったと思っています。」
お年寄りと関わることが好きだった(栃木県/27歳/男性)
「私は、お年寄りと関わることが好きでした。そして高齢者介護をしていた友人の影響もあり看護助手という職種で病院に勤務していました。
1年後に病棟師長から将来的にも看護師免許を取得した方が経済的にも身分の安定性も保証してくれるという話があり、看護学校に入学しました。
当時は社会福祉士にも興味がありましたが、結果的には看護師になって良かったと思いました。」
スポーツ選手のケアにやりがいを感じた(東京都/26歳)
「私は三姉妹の長女で、小さい頃から妹たちの面倒をみるのが当たり前の生活だったので、小学生くらいのときは人の世話をする仕事が向いているのかなと、漠然と思っていました。
高校に入って、部活でマネージャーをすることになり、スポーツ医学を学ぶことや、選手のケアを行う中でやりがいを感じて、将来は看護師になりたいなと思うようになり、結果看護師になりました。」
人の手助けを行う仕事がしたい(大阪府/22歳)
「進路を決定する際に、どんな仕事に就きたいか考えたとき、困っている人、苦しんでいる人、痛みを持つ人達に対して、目を背けることや遠ざかることなく、そっと手を差し伸べ、その人の必要としている手助けを行うことのできる人間になりたい。と、感じました。
このことを具体化していくために、看護師という仕事であれば、職業において体現することができると考え、看護師を志し、そして働くようになりました。」
看護師に興味があった(33歳・新潟県)
「様々な理由から総合的に看護師が浮かび上がってきました。その中でも一番大きな動機は、人間という存在そのものに強く興味があったことです。
心身の両面から人間そのものに向き合えるような仕事につきたいと考えていました。
健康に関わる職業につけば家族の役にもたつ可能性があること、両親の反対がなかったこと、経済的に早くから自立して生活しやすいことが看護師を選んだ主な理由です。」
「看護師を目指してみようと決めたのは、高校生のとき、大学入試の前です。
受験のために専攻学部を決めなければならず、将来進む方向性について考える機会がありました。それまでの人生で看護師になるための何か劇的な出来事があったわけではなく、トータル的に看護師を選びました。」
まとめ・コメント
自分の人生の中で、看護に興味を持った方もいれば、実際に実習に参加したり、患者さんと関わったりしてやりがいを感じた看護師の方も多くいるようです。
自立したかったため(18%)
「自分を変えたい」「自立したい」「病気について詳しくなりたい」(群馬県/35歳)
『私が看護師を目指そうとしたのは、結婚して子供を出産した後でした。子どもは身体が弱く病院にお世話になることが多かったことがきっかけになりました。また、夫に養われていることが後ろめたく、言いたいことも我慢している自分にも気が付きました。
「自分を変えたい」「自信を付けたい」「自立したい」「病気について詳しくなりたい」など理由を挙げればキリがありませんが、こうした思いが行動力に変わり、子育てをしながら准看護師学校へ2年、看護学校へ2年通い看護師の資格を取得しました。』
看護師になる人が少ないなら私がなろう(岩手県/42歳)
「当時、女性看護師がいる幼稚園に通っていました。その時に白衣の看護師さんがとても優しく、憧れていました。中学生になってもその思いは変わりませんでした。しかし、世間では、看護師不足と言われていました。命に関わる大変な仕事だけれど、看護師になる人がいなくて困っているなら私がなろうと思いました。」
「高校生になって、進路を決める時に他の職業も考えました。薬剤師や検査技師、リハビリの先生など、他の医療系の職業も考えました。しかし、一番患者さんの身近に感じて仕事ができ、ずっと新たな医療を追い求めて勉強、成長出来ること、給料面、自分の学力、家族の経済状況を考えて、改めて看護師を志望しました。」
どこに行っても食べていける職業だと思った(神奈川県/40歳)
「私が、看護師になった理由、一番は「手に職をつける」ためです。女性に出来る、日本全国どの地域に行っても、自立でき食べていける「職業」だと思ったからです。
また、当時、国立の看護専門学校だと、年間授業料が数万円とお財布にもやさしいところが魅力的でした。」
「私は、兄弟が多く、上の方でした。そのため、両親への「経済的」な負担が少なく、「手に職をつける」職業というのはとても大事な条件でした。
もう1つ、看護師という職業に惹かれたのは、高校生の頃の入院経験からです。身近に医療関係者がいなかったので、こんな職業もあるのかとカルチャーショックを受けました。
仕事を知るきっかけがあったこと、女性で自立できる職業であることが、私が看護師になろうと思った理由です。」
手に職をつけたかったため(神奈川県・30歳)
「看護師になる前は、大学を卒業し、飲食業の店長をしていました。体力仕事で、当時は休みも十分に無く、若いうちしかできない仕事だと思うようになり、在職中に看護学校を受験し、3年間働いた会社を辞め、25歳の時に看護学校に入りました。手に職をつけたいと考えた末に、選んだ仕事が看護師でした。」
「両親が福祉関係の仕事をしていたこともあり、医療福祉というものが比較的身近にありました。
どんな状況にあっても、女性である自分が今後一人になっても食べていけ、やりがいをもって一生働き続けられる仕事と考えた際に、25歳からもチャレンジできる看護師が第一選択になりました。」
専門職で働きたかった(46歳・埼玉県)
「私が看護師を志した理由は、手に職をつけた専門職として働きたいと思ったからです。
看護師は国家資格なので、1度免許を取得して経験を積んでいけば、年齢を重ねてからも自分で職場を選べる職業だと考えました。
両親にも、夜勤があり大変だから保健師はどうかと勧められましたが、当時は保健師の仕事にあまり興味が持てなかったため、あまり深く考えずに看護学校を受験しました。」
家庭のため、早く自立したかった(大阪府/26歳)
「母子家庭で育ち、弟もいたため少しでも早く自立したいという思いでした。
また、弟は当時中学生だったため、家族に迷惑をかけたくありませんでした。
そこで少しでも早く自立したいと考えた私は、手に職を付けることを考えましたが、当時の私には『看護師』しか思い浮かばなかったからです。」
まとめ・コメント
また、ご家族に負担をかけたくない、家族のために早く稼げるようにならなければという使命感をお持ちの方もいらっしゃいました。
働く看護師を実際に見て憧れた(16%)
看護師さんが優しく声をかけてくれた(神奈川県/36歳)
「弟がマイコプラズマ肺炎で入院した時に、看護師という職業を目の当たりにしました。無知だった私は弟が心配で病室の外で泣いていると、優しく声を掛けてくれた看護師さんに心救われたことがきっかけで看護師になりました。」
「小・中学生の頃、怪我をして困った時や体調が悪いときに、保健室の先生を見て、私も人に安心感を与える仕事がしたいと思い、保健室の先生になることを目指して、専門学科のある大学付属の高校に進学していました。
しかし、私が高校3年生の春に、弟がマイコプラズマ肺炎で入院をしました。その時、私は保健室の先生ではなく、看護師になろうと決めました。
保健室の先生には、できることは限られているけれど、看護師だったらば、心身ともに人を救うことができると気付きました。
それから、すぐに進路をかえ、まわりの反対を押し切りながら、看護師を目指しました。」
職業体験で赤ちゃんに関わっている助産師を見たから(大阪府/38歳/現在助産師)
「高校のときに、ずっと働き続けられる職業に看護師があることを知り、職業体験などで病院見学に行く中、赤ちゃんに関われる看護師を見て、「助産師という仕事がある」ということが分かりました。そのまま、助産師になりたいと強く思い、看護師資格を取得し、今(助産師)に至ります。」
「小さい時から、お母さんはいつも仕事で働いているのが当たり前だと思う環境で育ってきました。
周りの環境も、保育所に通っていたので、友だちのお母さんも、みんな働いていており、そんな中、小学生の頃から私もお母さんになってもずっと働くのだろうなあと漠然と思い描いていました。
しかし、中学生になり、誰もがお母さんになっても働き続けられるのではないことを知りました。
その時、「手に職がないと就職は大変なのだ」と近くにいる大人をみて考えるようになっていました。
高校生になり、ずっと働き続けられる職業に看護師があることを知り、職業体験などで病院見学に行く中、赤ちゃんに関われる助産師という仕事があることも分かりました。
それからは、赤ちゃんに関わりながらずっと働き続けることができる助産師という仕事を目指し、今に至ります。」
小さいころから医療が近くに合った(東京都/34歳)
「私は、小さい頃から身体が弱く、月に1度は入院をするような子供でした。
そのため、友達はおらず、自分と関わりがあるのは医療職のスタッフくらいでした。入院していたため、小さい頃から医療は常に自分の側にあり、自然と医療職を志すようになっていました。看護大学に入学し、看護師になることを決めました。」
働く自立した女性に憧れて(茨木県/28歳)
「看護師志望の友人に誘われて、病院見学と看護師体験へ行き、とても綺麗で生き生きと働いている姿を見ました。白衣のせいもあるかも知れませんが、とても素敵で「働く自立した女性」という印象を持ったことを覚えています。私は看護師の外見に憧れ、看護師になりたいと思いました。」
「私が看護師になった理由は2つあります。
まず1つ目は、高校で仲の良かった友達が看護師を目指していたからです。
高校時代、特に将来の夢もなく大学へ進学しようと思っていたのですが、看護師志望の友達に誘われて病院見学と看護師体験へ行き、白衣を着て写真を撮ってもらい、なんとなくその気になってしまったのです。」
「2つ目は、別の病院に見学へ行った際にそこで働いていた看護師が、とても綺麗で生き生きとしていたからです。
どちらも今となっては恥ずかしいのですが、きっかけは何であれ、今では看護師になって良かったと思っています。」
看護師は「かっこいいな」と感じたため(東京都/33歳)
『中学生の頃、看護師として働く幼馴染の母を見て、なんとなく「かっこいいな」と感じたことがきっかけです。そこで、看護学校への進学が見込める高校へ進学し一日看護師体験やオープンキャンパスなどに参加、意志は変わらず看護学校へ進学しました。』
「看護学校は3年で社会人になれるからラッキーと思い看護学校にしましたが、ゆとりのないカリキュラムがとても大変でした。
専門学校時代は寝る暇もないほど忙しく、ゆとりのある大学を選択しキャンパスライフを楽しむべきだったことを、何度も後悔しましたが、あの3年間でできた友人は今でも仲良く私の宝物の一つになりました。」
まとめ・コメント
家族や知人・友人に勧められたため(10%)
母の夢を叶えるために(神奈川県/42歳)
『ある時母に、「お母さんは、看護婦(看護師)さんになるのが夢だったけど、なれなかったからあなたに夢を叶えて欲しい」と言われたのが、本格的に看護師を目指すきっかけとなりました。』
『私が看護師になりたいと思ったのは、中学生の時でした。
その頃は、「白衣の天使24時」というテレビ番組があり、よく母が観ていたので私も一緒に観ていました。
テレビの中の看護師さんは、とてもキラキラしていて、いつしかナースキャップに憧れを抱き初めていました。その時、母に勧められたのがきっかけでした。
ただ、私は勉強が好きではなかったので、受験勉強はとても苦労しました。
それでも、夢を叶えるべく高校時代は必死に勉強し、推薦入学を勝ち取ることができました。母の敷いたレールに乗っかったことで、看護師という職を手にすることが出来、母には感謝しています。』
両親に看護師はどうかと勧められた(埼玉県/45歳/がん専門看護師)
『私が看護師になった理由は、家庭の事情で進学を希望していた大学を諦めた後、何をしようか考えていた時に「看護師はどうか?」と両親に勧められたことがきっかけでした。看護師に対するイメージは何も持っていなかったことが結果的に良かったのか、経験を重ねることで看護の良さを実感することになりました。』
「そんな時(今から思えば父の策略なのですが)父は元気のない私をドライブに連れ出し、病院巡りに連れて行きました。
車からいくつかの病院の建物を見ていた時、「あ、この建物に勤めてみたい」と心ときめく建物がありました。それは、レンガ造りの素敵な建物で、周囲に緑も多く、私の好きな風景だったのです。
この建物で働いてみたくなったことが、看護師を目指したきっかけとなり、その病院での実習を通して更に、「この病院に勤めたい」と強く思うようになりました。」
高校時代の担任教師に勧められたため(奈良県/34歳)
『デスクワークではなく、人と関わる仕事をしたいと思っていました。自分自身がスポーツをしていたということもあり、理学療法士になりたいと最初は考えていました。
高校時代の担任教師から、「君は看護師の方が向いている。人の心に寄り添える力を持っている」と、看護師になることを強く進められました。
それから看護師の仕事内容について具体的に調べてみると、どんどん興味が湧いてきました。担任教師のその一言をきっかけに、看護師を志そうと決めました。』
友達からの提案と将来の安定性(千葉県/29歳)
『私は、社会人経験から看護師になりました。看護師になる前の職場では、男性職員が多く孤立感を感じることが多々ありました。
高校生の頃に、親にも看護師として働くことを提案されましたが、その時は全くなりたいと思ってはいませんでした。
その職場で働き続けていくことに悩みはじめていた時、看護師として働く友達から、「看護師として働いてみれば?」と提案されました。
その時友達からかけられた言葉には看護師の魅力を知るきっかけにもなり、私にとって影響力のあるものでした。また、他にも給与の面からも安定性があることを知り、看護師になろうと決心しました。』
母が進めてくれた(大阪府/32歳)
『小さい頃から何故か病院が好きだった私に近所に看護師になるために進学した人がいたのを知った母が、「私もその学校へ進学してはどうか?」と勧めてくれたことで進学を決めました。』
家族の勧めで人の役に立つ仕事に(千葉県/27歳)
『私は物心着いたときから両親に「将来は看護師になるように」と家族に言われてきました。そのため私は看護師になるのが当たり前のように思っていました。』
『高校生になり将来について考えた時、自分は何になりたいのかもう一度考え直しました。
他の職業になることも考えましたが、「人の役に立つ職業に就きたい」「人の身体面だけでなく、精神面でのサポートができるのは看護師しかいない」と思い看護師の道へ進むことにしました。
私は患者さんから信頼され、何でも気軽に話かけてもらえるような看護師になりたいと思いました。』
まとめ・コメント
自分の性格や考えを分かってくれている身近な人に勧められることで、看護師の興味を持つきっかけになるようです。
将来や安定を考えて(10%)
将来はオーストラリアで働きたい(長野県/27歳)
「女性でも給料が多く、苦手なデスクワークではない仕事を探したとき、やはり看護師が良いのではないかと思いました。さらに、将来(海外が好きなため)オーストラリアに行くことも考え、看護師になりました。」
「20代の頃、海外でバックパッカーやワーキングホリデーを行っており、オーストラリアの友人が看護師として働いました。
看護師が高待遇だということや、日本で取った看護師の資格があればオーストラリアでも働けることを知り看護師の資格に魅力を感じていました。」
将来は海外活躍できる医療人になりたい(27歳/沖縄県)
「青年海外協力隊や国境なき医師団の存在を知り、発展途上国や紛争地では医療的物資や人材が不足しており、限られた範囲で活動をすることを強いられます。その厳しい中にありながらも懸命に活動する医療人の姿に感動し、将来は海外活躍できる医療人、特に発展途上国や紛争地で活動したいと考え、看護師になりました。」
「私が看護師を志すようになったのは、高校生の時でした。
高校は国際文科に在籍していたため、外国語の授業や異文化に触れる機会が多かったです。
特に異文化の授業では、国際問題や発展途上国・紛争地での人々の生活や状況を学び、自分の生活との違いに衝撃を受け、その状況下でも彼らを支援する団体として、青年海外協力隊や国境なき医師団の存在を知りました。
このことで私は看護師を目指すことになりました。」
一生食べていける仕事だから(香川県・42歳)
「お恥ずかしい話ですが、けっして立派な志があって看護師になったわけではありません。高校卒業後、自分の進路について、なんら目標を見出せないでいた私に母が「看護師なら仕事がたくさんあるし一生食べていける」と強く勧めたことが、私が看護師になった理由です。」
「そんな私でしたから、看護学校に入学して、すぐに自分の浅はかさを後悔したものです。私が母に勧められるまま入学した看護学校は、とても厳しい学校で、しかも全寮制でした。
毎日のように先生や先輩に叱られ、実習でも失敗ばかり・・・看護師になるのを辞めようと何度も思いました。
そんな私が、もう20年以上も看護師を続けており、しかも、今では、この仕事の魅力にどっぷりとハマっています。」
まとめ・コメント
そのため看護師資格をもっていれば、海外で働くことも視野にいれることができます。
とりあえず、看護師資格をとっていればやりたいことが今すぐ見つからなくても、将来的にやりがいが持てる可能性があるため、看護師資格を取っている方もいるようです。
テレビやドラマ・映画・本などの影響(9%)
幼少期に流行っていたアニメの影響(東京都/39歳)
『幼少期に流行って、大好きだったアニメ「キャンディキャンディ」の主人公が看護師になったので、看護師に憧れる様になったのがきっかけです。
また、私も小学生の頃、何度も入院しましたが、看護師さんの親身な看護を受け、自分も人の為に何かしたいと思っていたのと、何よりナースキャップと白衣が、当時はとても素敵に見えていて、自分も着たいなと思っていました。』
ナイチンゲールの伝記がきっかけ(神奈川県/30歳)
「私は幼い頃に祖母から偉人の伝記を読んでもらい、ナイチンゲールの伝記が特に印象に残りました。中学生の頃にはナイチンゲールのように患者思いで優しく、人の役に立てる看護師になりたいと思いました。その後も看護や医療の本を読むようになり、1日看護体験に参加をしたことをきっかけに看護学校に進学することを決めました。」
「母も女性が自立して働くことができる看護師になることに賛成してくれました。
さらに小児科医の著作を読んで、病気と闘っている子どもたちのことを知り、小児科で働く看護師に憧れました。
看護学校では勉強が大変で小児科で働く夢は遠のきましたが、介護助手として働いた経験から、高齢者の看護が好きになり、卒業後、地域の総合病院の看護師になりました。」
まとめ・コメント
小さい頃に見た主人公に憧れて、看護師を目指すきっかけになった方もいるのではないでしょうか。
自分・家族・知人の病気がきっかけ(9%)
技術があれば家族の助けになれる(37歳/神奈川県)
「私が看護師になりたいと思ったのは高校生の頃、祖父母が同時に病気になって入院したのがきっかけです。自分に専門的な知識や技術があれば家族の助けになれるのにと、看護師になれたら良いなと思っていました。その後、社会人経験を経て、看護師になりました。」
「母は祖父母2人の看護のために2つの病院を行き来していました。
家族と離れて田舎で1人、奮闘する忙しそうな姿を見て何か手助けしたかったのですが、気遣うことや労うことしかできず、自分自身が辛い思いをしました。
その後、私は一度違う職業に就いたのですが仕事にやりがいを感じられず、自分の本当にやりたいと思う仕事をしようと考えました。そのときに、高校生の頃に思っていた看護師になりたいという気持ちを思い出して、看護学校を受験し転職をしました。」
エステティシャンには限界があったため(東京都/35歳)
「10代の頃からアトピー性皮膚炎に悩みスキンケアに興味を持ったことをきっかけにエステティシャンを経て美容クリニックの看護師になりました。看護師になろうと決めたきっかけは、エステティックサロンの業務内容に限界を感じたからです。」
「エステサロンのチーフとして、お客様の悩みを解決するという志しを持ち仕事に臨んでいましたが、真剣に自分が行なっている施術を勉強すればするほどエステサロンで行われていることは根拠がないものが多く疑問を感じました。
今後も仕事をしていく中で、根拠のない施術を提供し続けることは出来ないと思い、退職し看護学校受験を決めました。
卒後は看護師として基本的な技術知識を得るため総合病院に勤務し、3年後に美容医療の道に進みました。」
まとめ・コメント
家族や知人が看護師だったため(7%)
母の白衣とナースキャップのかっこよさ(栃木県/33歳)
『私の母が結婚するまで看護師をしていました。結婚後は専業主婦、看護師として働いていたなんて全然知らなかったのですが、物心ついた時に母が看護師の時の写真をみて、白衣とナースキャップの格好の良さに「私もなりたい!!」と感じました。
そこからずっと夢みて高校の衛生看護科に入学し准看護師を取得、進学して正看護師を取得しました。』
医療に興味もあったが母親の強制(東京都/29歳)
『元々、母が看護師として経験があり子育てが落ち着いた頃に仕事に復帰し働いていました。姉もそんな母や、こどもの入院した際に接してもらった看護師の姿をみて姉も看護師を目指していました。私が看護師になった理由は、医療に興味があったのと、あとは母の強制です。』
『看護師と関わることもなく看護師に対して「安定した仕事」のイメージしかありませんでした。
元々他のデザインや洋服、心理学にも興味がありましたが、将来を考えていく際にそれらについて学びたいことを言うと大反対を受け、「看護師になったら自分の好きな生き方をさせてもらう」という約束のもと、看護科の高校に通い看護師の資格を取りました。
現在もなんだかんだ看護師を続けています。』
母と同じ、人のためになる仕事に(愛知県/27歳)
「私が看護師になった理由は母親も看護師だったことが一番大きいです。母親から看護師という仕事の良いことも悪いことも聞いていましたが、それでも人のためになる仕事と印象が強く、やりがいのある仕事だと感じました。」
「また、母方の叔母も看護師で災害派遣を中心に活躍し、結婚後はケアマネージャーの資格を取得するなど積極的に活躍していたので、自分も看護師になって叔母のように人の役に立ちたいと思ったからです。
大学に入ってからは、助産師や保健師の道もありましたが、実習で患者と関わることの楽しさを感じ、担当患者から学生の身でありながらも感謝され嬉しかったことから、最終的に看護師を選びました。」
祖母が看護師だったため(26歳/千葉県)
『私が看護師になった理由は、よくある話ですが祖母が看護師だったからです。幼い頃から祖母より「看護師は良い仕事だよ」「ぜひなってみたら?あっていると思うよ」と言われ続けていたため、中学生で進路を決めるときにはすでに「将来は看護師になる」と両親へ伝えていたほどです。』
まとめ・コメント
ご家族に看護師の方がいると、小さい頃から看護師になることも自然な流れなのかもしれません。
まとめ
もし、看護師を目指そうか悩まれている方がいれば、今からでも遅くはないのではないでしょうか。
1度違う仕事を経験した方、社会人経験がある方も看護師を目指している方が多くいらっしゃいます。
また、現役看護師の方は、一度自分が看護師になった理由を思い出すことで、今後の進む道がまた一つ見えるかもしれませんね。
最後までご確認ありがとうございました。ご回答いただいた看護師の方、ありがとうございました。
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対応配属先 | 病棟、外来、手術室、内視鏡室、ICU、透析、救急外来、訪問看護、管理職の仕事 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
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このサイトの運営者情報
運営会社 | 株式会社peko |
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会社ホームページ | https://peko.co.jp/ |
所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂3丁目1-16 BIビル6F |
代表取締役 | 辻󠄀 昌彦 |
設立 | 2015年6月 |
資本金 | 14,000,000円 |
事業内容 |
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厚生労働大臣許認可 | 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-314509 (厚生労働省職業安定局: 職業紹介事業詳細) 特定募集情報等提供事業:51-募-000760 |
連絡先 | 03-5324-3939 (受付時間:休日、祝日を除く10:00~17:00) |
お問い合わせ | https://peko.co.jp/inquiry |
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