退院調整看護師の役割と仕事内容の体験談
最近多くの病院が積極的に行なうようになってきた退院支援・退院調整ですが、まだ周知されていない部分もあります。
患者と家族が安心して、安全に望む場所で療養していくため、退院支援・退院調整は今後も需要が高まっていきます。そのため、退院調整看護師(地域連携看護師)に興味を持っている看護師も沢山いるのではないでしょうか。
退院支援・退院調整の必要性が高まっている理由としては、「超高齢化社会(65歳以上の人口の割合が全人口の28.4%:内閣府より)」に突入しているためです。
日本は超高齢化社会となり、本当に治療が必要な急性期の患者が適切な治療を受けられるよう、療養の場を在宅にしていこうという国の方針(厚生労働省 在宅医療の推進についてより)があるからです。
私は退院調整看護師として、4年間病院で勤務した経験があります。
以下では、退院調整看護師として働いている私の経験を元に、退院調整看護師の流れと役割・仕事内容等を説明していきます。
執筆・監修看護師- エリア:東京都在住
- 保有資格:看護師
- 経歴:総合病院(急性期)、こども病院 、療養型病院 、クリニック、デイサービス
- 経験がある診療科:外来、小児科、脳神経外科、眼科、救急外来、歯科、退院調整室
高校卒業後、大学に進学したものの将来の方向性に悩み中途退学。その後、学生時代から勤めていたアルバイト先で看護師という仕事に魅力を感じ、社会人経験を経て看護師になりました。どんなときも患者さんを思った優しさのあるケアができる看護師になることを目指していきます。
退院調整看護師とは?
退院調整看護師とは、退院する患者とその家族が望む生活の場で、退院した後も安心・安全に生活できるよう情報提供や支援を行います。さらに、退院後も社会保障制度や人的サービスの調整等、必要な環境を整えるマネジメントを行う仕事です。
そのため、一般的に退院調整看護師は患者の退院支援・退院調整のみに専従で関わります。
働く職場としては、病院に勤務し、退院調整室、地域医療連携室、在宅支援外来、地域包括ケア病棟などの部門で活躍します。また、地域連携室等で働く看護師を「地域連携看護師」と呼ぶ場合もあります。
退院調整看護師が働く部門では、看護師の他に社会福祉士や医療ソーシャルワーカー(MSW)が働いており、デスクワークが主となります。
退院支援と退院調整の違い
退院支援と退院調整は言葉がとても似ていて間違いやすいですが、以下のような違いがあります。
退院支援 | 退院後も患者やその家族が療養生活を自分で選ぶことができるように、必要な情報を提供や考え方・思いを引き出しながら、自己決定するための支援 |
---|---|
退院調整 | 退院後も療養に関わる具体的な調整や療養を継続していくために、社会保障制度や人的サービスの調整等、必要な環境を整えるマネジメント |
退院調整看護師は、退院支援と退院調整を兼ねる場合もあれば、退院支援は病棟の看護師と連携、又は退院支援の看護師が在籍している場合など、様々なため注意しましょう。
退院調整看護師とMSWの違い
医療ソーシャルワーカー(MSW)は、社会福祉に関わる仕事を行い、患者やその家族に対し、受診や受療の援助を行います。
具体的には、地域の公的窓口や医療・福祉機関を紹介し、必要なサービスを受けられるよう助言します。
退院調整看護師と医療ソーシャルワーカー(MSW)の違いとしては、どちらも患者の退院調整や退院支援を行っていくことに変わりはありません。
ただし、退院調整看護師と医療ソーシャルワーカー(MSW)では、以下のような患者へのアプローチ方法が違います。
退院調整看護師 | 患者の身体状況から退院調整や退院支援を判断し、行っていく (患者の状態をアセスメントしながら支援する) |
---|---|
医療ソーシャルワーカー (MSW) | 患者やその家族の関係性や問題点から退院調整や退院支援を判断し、行っていく |
退院調整室、地域医療連携室などでは、医療ソーシャルワーカー(MSW)と退院調整看護師が協業することも多いですが、看護師は、患者の状態をアセスメントしながら支援することに対し、医療ソーシャルワーカー(MSW)は、家族の関係性や問題点から支援します。
退院調整看護師として働くメリット・デメリットとは?
退院調整看護師として働く、一般的なメリット・デメリットを体験事例も含めてご紹介します。
退院調整看護師として働くメリット
退院調整看護師の最大のメリットとしては、日中に連絡を取ったりカンファレンスに参加したりするため、基本的には夜勤業務がないということです。(勤務する病院によって異なります。)
その他、想定外の時間外勤務がない、地域医療について詳しくなる、退院が難しい患者ほど患者本人や家族に感謝の言葉を貰えるため、やりがいを感じられる方が多いです。
看護師の体験事例
病棟で勤務しているときは、病棟に出入りしているスタッフ、その診療科に関係のある部署以外との交流はほとんどなく、顔も名前も知らない方ばかりでした。
自分の中で知っている人と思えることで、声を掛けやすくなり以前より今の職場の居心地がよくなりました。
退院調整看護師として働くデメリット
退院調整看護師は、患者が在宅に帰るためにさまざまな支援、調整を行うことが主な仕事のため、患者に対して直接的な看護がしたいという看護師にとってはデメリットとなります。
退院調整看護師は病棟の看護師のように清潔ケア、排泄ケア、患者への退院指導など直接患者と関わる機会は少なくなります。そのため、医療行為を行う機会もなくなり、知識や技術に関しては他の看護師と大きな差ができてしまい引け目を感じることもあるでしょう。
看護師の体験事例
そのような看護師らしい仕事から離れてしまうことはデメリットに感じる方もいると思います。
退院調整看護師の流れと役割・仕事内容
退院調整をおこなう病院によって、それぞれ実施しなければならない期日が定められています。
例えば、急性期病院と療養型病院のどちらも退院調整加算を算定することができますが、それぞれ何日以内に実施するのかという違いがあります。
退院調整看護師の役割と共に流れを確認していきましょう。
(看護師の仕事内容の体験事例は「療養型病院」での退院調整看護師の仕事内容となります。)
入院後から、以下のような流れで退院支援看護師が働きかけ、患者と家族が在宅に退院する日を迎えることができます。
(1)患者の入院時からゴールを見据えた関わりをする
看護師が担当する退院調整は入院した、まさにそのときから始まっています。
一般的に入院したばかりの患者と家族は、これからどうなるのかという漠然とした不安があり、だからこそ、看護師は患者の状態を瞬時にアセスメントし、何がどうなったら退院できるのかを明確にして、患者と家族と同じ目標を目指せるようにします。
そうすることにより、退院のために問題になることの抽出がスムーズになります。
看護師の役割:どうしたら希望を叶えられるのかを一緒に考える
病院は医療関係者が働いているため、患者にとって安心できる場所となりますが、住み慣れた自宅で療養し最期まで過ごしたいと希望する患者も多くいます。
患者と家族の自宅に帰りたいという希望を退院調整看護師が汲み取り、どうしたらその希望を叶えられるのかを一緒に考えていくことも大切な役割です。
仕事内容の体験事例
私の勤務した病院では、患者が入院すると3日以内に退院支援の必要性があるのかをアセスメントしていました。
そして何らかの理由により退院困難と考えられる患者を抽出していきます。
これは、退院調整看護師だけでなく病棟に配属されている退院支援担当者が実施することもありました。
(2)スクリーニング:退院のため問題になることを抽出する
退院調整看護師は、入院早期に患者が退院するために問題になることを抽出します。これをスクリーニングと言います。
例えば、
- 排泄が自分でできない
- 内服が自分でできない
- 歩行ができない
など、患者の在宅退院が困難になる要因をピックアップし、どのような支援が必要なのかを考えていきます。
看護師の役割:患者の意思決定の支援をする
退院後に関して意思が定まっていない患者、その家族の意思決定を退院調整看護師が支援します。
自宅に帰りたいと入院時から決めている患者やその家族であれば比較的スムーズに行く場合が多いと言えるでしょう。
一方で、どこに退院したらいいのかわからない、これから先どう生活したらいいのかわからないというように入院後しばらく悩んでいる場合もあります。
すると、退院時期を逃してしまうことや、結果的に退院できなくなってしまう患者も実際にいます。
そのため退院調整看護師は、日々のコミュニケーションを通して、必要な情報を伝授し話を傾聴しながら患者とその家族が自ら今後のことについて決められるよう支援していくことが役割となります。
(3)共同カンファレンスの開催
スクリーニングで出た問題点を看護師、医師、理学療法士、作業療法士、栄養士など多職種との多職種間で共有し、さらに患者や家族の希望を合わせて退院時の目標を立てます。
仕事内容の体験事例
私の勤務した病院では、入院日を除く入院日から7日以内に、多職種共同カンファレンスを実施します。
主に医師、退院調整看護師、病棟看護師、リハビリスタッフなど患者に関わる医療従事者で集まり今後の方向性について検討していました。
自宅退院は難しいと思われる患者と家族の意思を尊重して、院内だけでなく退院後に利用する地域の医療関係事業者と何度もカンファレンスを行い、何とか安全な環境を整えて自宅退院できることになった患者と家族の笑顔を見れたとき、またそのような関わりを通して学んでいけることは、退院調整看護師の醍醐味だと思います。
(4)患者、その家族との面談を実施
退院調整看護師は、患者と家族の意思を確認すると共に、立てた目標の意図や計画などを説明し、患者とその家族も同じ目標に向けて入院生活を送れるよう目標を共有します。
さらに、退院後の生活を見据えて必要になる支援などの話し合い、患者や家族の不安や困りごとがあれば、その都度話し合いをして解決していきます。
医療処置など患者とその家族への指導をする
患者と家族の意思が固まったら、今度はそこに向けて必要な指導を退院調整看護師が行ないます。
例えば、自己導尿をおこなわなければならない患者やインスリン接種をしなければならない患者には、一からその方法を指導し、時には患者が行いやすい方法を一緒に探しながら患者が一人でできるようになるまで退院調整看護師が指導をおこないます。
また、患者ができない部分は、患者の家族が代わりにできるように指導していきます。
このとき、私たち医療従事者が環境と設備の整った環境でおこなう方法ではなく、患者とその家族が生活する環境でもできるよう、方法を考えて指導していきます。
仕事内容の体験事例
私の勤務した病院では、多職種共同カンファレンスの内容を踏まえ、入院日を除く入院日から14日以内に退院調整看護師は患者、患者家族と面談を行なっていました。
この患者・家族面談では、入院前の生活の状況や家屋の状況、利用していたサービスの他、患者本人や家族の退院先や退院後に利用するサービスなどの意向を確認していました。
(5)患者、家族への指導と在宅サービスの調整
退院調整看護師は、目標に向かって必要な患者、家族指導をおこないながら、同時進行で、退院後に患者と家族が利用する在宅サービスを依頼、決定し、情報共有をおこないます。
看護師の役割:在宅医療、サービス、福祉などにつなぐ
退院後は病院を離れ、地域の医療やサービスなどを使って生活していく場合が多いため、各担当者との情報共有、利用開始の準備を退院調整看護師が行います。
そのためには、患者とその家族にどのよう支援が必要なのかを入院時からよくアセスメントしておき、何気ない会話の中での気づきを各担当者に伝達することが退院調整看護師の大切な役割です。
仕事内容の体験事例
私の勤務した病院では、入院中の状況、日常生活動作の状況をその都度院内外の多職種で共有しながら、患者と家族の希望に添えるよう退院に向けた支援、調整をしていきます。
例えば、退院後に必要となる医療処置の指導に関しては病棟看護師やリハビリスタッフを中心に行い、福祉サービスや地域の医療関係職種との調整や情報共有は退院調整看護師が行なっていました。
また、担当のケアマネジャーと共同して患者や家族に対して福祉サービスの提案も行ないます。
(6)退院前のカンファレンス開催
退院調整看護師は、決定した在宅サービス担当者と患者、家族、入院中に関わった医療者等で最終的なカンファレンスを行い、実際に退院するまでに解決しなければならない問題点などを話し合います。
看護師の役割:退院前までに関係各所とのカンファレンスを開催する
退院調整看護師は、患者の入院中の病状や退院時の状態、家族の様子や思いなどを在宅医療やサービスの担当者と実際にあって情報共有する退院前カンファレンスを開催することが役割となります。
基本的には患者と家族に必要な各種サービスが整ってからおこないます。
ただし、既に各種サービスを利用している患者の場合、実際に在宅でどのように生活していたのかを退院調整看護師が確認し、そこに向けて入院時から支援ができるように、入院早期に入院時カンファレンスを開催することもあります。
仕事内容の体験事例
私の勤務した病院では、退院の目処が立ったら、退院調整看護師が患者と家族、患者に関わる院内の医療従事者、退院後に患者に関わる地域の医療関係職種との日程を調整し、退院前のカンファレンスを開催していました。
ここでは、患者の入院中をよく知る院内の医療従事者から退院後に利用する地域の医療関係事業者への申し送り、患者や家族が退院にあたり不安に感じていること、問題となることなどを提示して話し合っていました。
(7)退院日の決定、各在宅サービス担当者に連絡
退院調整看護師は、見えてきた問題点を解決し、退院日を決定します。
それに合わせて在宅サービスがすぐに患者と家族に介入できるよう連絡をします。
看護師の役割:地域の医療や介護と連携を図ること
まだ症状が残る患者は目の前の不安が非常に大きい状態である場合が多く、中には病院を追い出されてしまうと感じる患者もいます。
看護師はそのような不安を傾聴し、寄り添い、安心を取り戻せるように関わるのが退院調整です。
そして、実際に安全に退院できるように在宅の環境を整えるため、地域の医療や介護と連携を図ることも重要な役割です。
仕事内容の体験事例
私の勤務した病院では、退院前カンファレンスを終えると、退院調整看護師は在宅療養のための最終的な調整を行ないます。
この調整が整い、患者が退院できる状態になると退院日を迎え、その後は地域の医療関係事業者へバトンタッチしていました。
退院調整看護師になるには?
退院調整看護師になるには、退院支援加算を算定するため、病院内に退院調整部門を設置している病院に勤務し、その部門に配属されることが条件となります。
(病院専従の退院調整看護師になるには、退院調整部門が設置されている、または今後設置する予定の病院に勤める必要があります。)
そのため、病院内に退院調整部門が設置されていない場合は、どんなに頑張っても従事することはできないため、看護師として転職が必要になります。
退院調整部門は、病院によって様々な部門があり、以下の外来、病棟、部門等の求人を探すと良いでしょう。
- 退院調整室
- 地域医療連携室
- 在宅支援外来
- 地域包括ケア病棟
条件も含めると、自分ではとても探しにくいため以下で説明している「看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)」を活用しましょう。
退院調整看護師になるために必要な心構え
退院調整看護師として、最も大切なことは誰よりも患者と家族の意思に寄り添うことです。
患者や家族の状況、家庭環境、家屋状況によっては、在宅退院がどうしても困難な場合もあり、医師が医療的な視点から退院困難だと決め付けてしまうことが実際にあります。
そのどちらの場合であっても、退院調整看護師は最後まで患者と家族の意思に少しでも近づけるよう努力をしなければなりません。
また、退院調整・退院支援はいつも思い通りには進みません。
そのため、常に状況に合わせて臨機応変に対応しなければならず、どのような状況になっても機転を利かせられるよう心構えが必要です。
回復期や療養・慢性期病棟のある病院がおすすめ
退院調整部門を持つ病院は増えていますが、退院調整に力を入れている病院とそうでない病院の差は大きいです。
また、寄り添った退院調整がおこないたい場合、入院期間が短い急性期病院では時間が少ないため難しい場合が多くなります。
そのため、回復期や療養・慢性期病棟などがあり、退院調整部門を持つ病院がおすすめです。そちらの方が時間をかけながら支援ができるため、退院調整看護師としても達成感を感じやすいと言えるでしょう。
スキルアップするためには部署に配属され多くのケースに関わる必要がある
退院調整看護師として、よりスキルアップを考えた場合には、より多くのケースに関わることが必要となるため、覚えておきましょう。
最初は誰でも介護保険や障害者制度について詳しくはありませんが、多くの患者と関わることで、同じような状態で在宅退院を目指す患者が抱く不安や問題点に気づくことができるようになるためです。
また、医療だけでなく介護、福祉に関する知識を深めるために、研修や情報交換会などに参加することでも、知識の幅を広げることができるでしょう。
退院調整看護師におすすめの資格
以下でご紹介する資格を取ったからといって退院調整看護師の部門に異動や転職が有利になるとは限りませんが、おすすめの資格をご紹介します。
退院調整看護師は、患者や家族の気持ちに寄り添って進めていく必要があり以下の資格取得がおすすめできます。
- 臨床心理カウンセラー
- 家族支援専門看護師
また、病院の環境ではなく実際に在宅でどのような生活が可能なのかという視点で考えることも必要のため、
- 訪問看護認定看護師
- 介護支援専門員(ケアマネジャー)
等の資格取得もおすすめです。
退院調整看護師の求人は転職サイトを活用する
退院調整看護師の求人は、病棟などと比較してとても少ないですが募集が出ている場合もあります。
また、非公開求人(担当者から紹介されるインターネット上に掲載されていない求人)で募集がある場合もあり、看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)を活用して、希望条件も含めて求人をまずは見つけましょう。
以下でご紹介する看護師転職サイトは、支援サービスも充実しており、退院調整室、地域医療連携室、在宅支援外来、地域包括ケア病棟等の退院調整看護師の求人も保有している転職会社です。
転職する地域によって求人数に差があるため、以下2社には無料登録を行い、求人を探してもらいましょう。
ハローワーク求人もカバー!レバウェル看護
転職相談 | 面接対策 | 条件交渉 | 退職相談 |
---|---|---|---|
サイト名 | レバウェル看護(旧:看護のお仕事) |
---|---|
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
公開求人数 | 158,398件 (2024年11月1日時点) |
非公開求人 | 豊富 |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師 |
対応 雇用形態 | 常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤、夜勤専従パート、非常勤、派遣、紹介予定派遣 |
対応施設 | 総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター |
対応 診療科目 | 内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科 |
対応配属先 | 病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・看護師の転職求人が豊富 ・転職支援サービスが手厚い ・転職の相談から行える ・院内・施設内情報に強い |
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、看護師転職サイトの中で断トツに看護師求人が豊富で、さらにハロ―ワーク求人もカバーしているため、看護師の希望条件に合わせた求人が見つかりやすいと言えます。
また、退院調整看護師の求人である退院調整室、地域医療連携室、在宅支援外来、地域包括ケア病棟等の看護師求人も保有しているため、担当者に確認を行いましょう。
院内情報を良く把握している担当者が多いため、転職する場合は必ず活用しておきましょう。
公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/
非公開求人も豊富!マイナビ看護師
転職相談 | 面接対策 | 条件交渉 | 退職相談 |
---|---|---|---|
サイト名 | マイナビ看護師 |
---|---|
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 81,585件 (2024年11月1日時点) |
非公開求人 | とても豊富(保有求人全体の約40%非公開) |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師、ケアマネジャー |
対応 雇用形態 | 正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他 |
対応 勤務形態 | 常勤(二交替制)、常勤(三交替制) 、夜勤なし、夜勤専従 |
対応施設 | 病院、クリニック・診療所、美容クリニック、施設、訪問看護ステーション、看護師資格・経験を活かせる一般企業、治験関連企業(CRA、CRCなど)、保育施設 、その他 |
対応 診療科目 | 美容外科、小児科、産科、婦人科(レディースクリニック)、整形外科、循環器内科、心療内科、消化器外科、心臓血管外科、スポーツ整形外科、脳神経外科、眼科、形成外科、消化器内科、歯科、精神科、血液内科、外科、内科、神経内科 |
対応配属先 | 病棟、外来、手術室、内視鏡室、ICU、透析、救急外来、訪問看護、管理職の仕事 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・転職の相談から行える ・キャリアアドバイザー親切丁寧 ・退職交渉も可能 ・企業系のレア求人を豊富に保有 |
マイナビ看護師は、非公開求人が豊富で保有求人の約40%が非公開となります。
そのため、条件の良い退院調整看護師の求人を保有している可能性があり、登録後に担当者に確認しましょう。
担当者が丁寧で親切、的確なアドバイス等を貰えることから、利用する看護師に定評があります。合わせて利用しておきましょう。
公式サイト:https://kango.mynavi.jp/
まとめ
- 参考
厚生労働省 在宅医療の推進について
内閣府 高齢化の現状と将来像
退院調整看護師は、今までどおりの看護をしながらおこなう必要があり、最初のうちはゆとりがなく大変さを感じることもあると思います。
しかし、私は退院調整看護師として働く中で、患者や家族と共に退院後の生活を想定し夢のある話ができることにやりがいを感じます。
ある患者は、退院支援を開始したときは寝たきり状態でした。しかし、妻との共通の趣味である登山がしたいという夢を持っていました。その夢をかなえるための第一歩が自宅への退院です。
医師、病棟看護師、リハビリスタッフなど、チームで協力してその患者の支援をしていきました。
退院時には車椅子を自走できるまで回復し、自宅内でも車椅子で生活できるよう環境を整え、介護保険を使ったサービスの調整が整ったため退院となりました。
その患者は退院後しばらくして車椅子でロープウェイなどを利用しながら登山ができたようです。
そのような一つひとつ患者によって異なる退院支援、退院調整をチームで共同して進めていくことは何よりもの楽しさであり、私のやりがいでもあります。
医療従事者ではなく、患者、その家族にとってよい形で希望する場所に退院できるよう支援していきましょう。
このサイトの運営者情報
運営会社 | 株式会社peko |
---|---|
会社ホームページ | https://peko.co.jp/ |
所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂3丁目1-16 BIビル6F |
代表取締役 | 辻󠄀 昌彦 |
設立 | 2015年6月 |
資本金 | 14,000,000円 |
事業内容 |
|
厚生労働大臣許認可 | 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-314509 (厚生労働省職業安定局: 職業紹介事業詳細) 特定募集情報等提供事業:51-募-000760 |
連絡先 | 03-5324-3939 (受付時間:休日、祝日を除く10:00~17:00) |
お問い合わせ | https://peko.co.jp/inquiry |
監修者情報 | 著作者・監修者情報・コンテンツポリシー |