現在、急性期病院へ勤務していますが、子育てとの両立も考えて慢性期病院へ転職しようと考えています。急性期から慢性期での看護師転職で、デメリットがあれば教えてください。(32歳/看護師)
メリット・デメリットは看護師個人の考え方等もあり、人それぞれですが、一般的に言われる急性期から慢性期へ転職した場合のデメリットは以下の通りです。
- 医療処置や実践する看護技術が少ない
- 仕事に物足りなさを感じる看護師もいる
- 介護業務が多く、介護士と連携が必要
- 患者の在院日数が長い
- 急変対応に慣れなくなる
- 決して楽な仕事ではない
一般的に看護技術が好きな方は急性期が向いており、仕事とプライベートを両立したい看護師の多くが、慢性期病院を選択する傾向にあります。
それぞれの病院で異なる役割がありため、自分のライフステージなどにあわせて選択していければ良いでしょう。
また、以下で詳細の説明と看護師の体験事例をご紹介しているので、確認しておきましょう。
目次
急性期と慢性期の看護師から見た違い
急性期と慢性期を看護師目線で見た際の一般的な違いは以下の通りです。
慢性期病院 (の看護師) | 急性期病院 (の看護師) | |
---|---|---|
看護師層 | 30代以上の看護師が多い (1病棟20名以下程度) | 20代~50代の看護師が多い (1病棟20名~30名程度) |
患者・関わり | 高齢者が多い 長い入院歴がある患者が多い | 患者年齢は幅広い 2週間前後で退院あるいは転院する患者が多い |
業務内容 | ルーチン業務が多い | 1日ごとに指示がコロコロ変わる |
夜勤 | 看護師1.5名程度の人数 (ナースコールはほとんどない) | 看護師2~3名程度の人数 (ナースコールが多い) |
残業 | 少ない傾向にある | 多い場合がほとんど |
※勤務する急性期病院、慢性期病院により、違いがあるため注意してください。
急性期から慢性期へ転職した看護師の体験事例
看護師の体験事例
私が急性期から慢性期で働いた際に、違いの感じたことは夜勤です。
看護師は1.5人と介護士が1人の夜勤でした。
仮眠時間はステルベンがなければ1.5時間交代でとっており、緊急入院はないため仮眠時間が取れないことは稀でした。
また、夜勤帯にナースコールもほとんどなく、患者さんの多くが寝たきりで自分で動けない人なので落ち着いている印象でした。
看護師の体験事例
慢性期で感じた違いは、介護士の多さです。
私が勤務した慢性期病院では、介護士は主におむつ交換、体位変換、食事介助を担当してくれ、看護師と同等数くらい働いていました。
スタッフ間で協力するというよりは、決められた仕事をそれぞれ行っている感じでした。
看護師の体験事例
慢性期は患者層が急性期と全く違いました。
慢性期は、特に縛りが無く長い入院歴があるまたは、頻回に入退院を繰り返し、いわば常連と言われる患者が多い印象でした。
また、患者へのお見舞客は圧倒的に急性期と比較して少なく、土日に家族がお見舞いに来る程度でした。
看護師の体験事例
私が勤務していた慢性期病院では、自己にてトイレにいくことができない患者がほとんどであるため、看護師が必然的に陰部洗浄・オムツ交換を数多くこなすことになります。
事前に患者の排便状況を確認し、排便がない場合は陰部洗浄時に摘便も行っていました。
オムツ使用の患者が多かったため、この時間帯は体力と時間の勝負でした。オムツ交換に追われて他の業務がおしてしまうことも多々あるため、その後の時間配分が難しいこともありました。
看護師の体験事例
私が勤務していた慢性期病院では、食事介助が必要な患者が多い場合は看護者側の人数が足りず、看護師1人で1部屋食事介助することもありました。
誤嚥の可能性もあるため、目を離すことができません。
そのため、患者の食事の際は時間に追われました。
急性期病院では考えられないことでした。
看護師が慢性期病院へ転職するデメリット
看護師が急性期から慢性期へ転職する場合、一般的に感じるデメリットを看護師の体験事例も含め、説明していきます。
医療処置や実践する看護技術が少ない
慢性期は急性期ではないため、高度な医療や専門的な治療は行われず、患者の状態が安定している中での医療提供となります。
看護師が行う医療処置の数は圧倒的に急性期と比較して少なく、行う処置も毎日同じようなものになり、医療処置、実践する看護技術が少ないことがデメリットといえます。
看護師の体験事例
看護師の体験事例
慢性期病院では患者自身ほとんど変化がなく、オムツ交換や入浴介助食事介助が中心となってしまったため、医療的処置を行う機会がほとんどありませんでした。
褥瘡処置やPEGのケアなど身に付けることはできましたが、身に付けることができる医療的処置が限定されていました。
そのため、私は慢性期病院で働いた後、他一般病院に転職した際に苦労した経験があります。
仕事に物足りなさを感じる看護師もいる
看護師が急性期で働いていたことを考えた場合、医療処置が少なく、時間に追われるような目まぐるしさがありません。
しかし、刻一刻と患者の容態が変化する急性期と比べると、慢性期の患者は変化が少なく、看護として物足りなさを感じる可能性があります。
急性期病院等で看護師業務にやりがいを感じていた方にはデメリットと言えるでしょう。
看護師の体験事例
看護師の体験事例
慢性期病院では、曜日により業務内容は異なるものの大まかな流れは毎日変わらず、流れを覚えてしまえばルーチン業務でした。
ルーチン業務が苦手な看護師には向かない職場だと感じました。
逆に慢性期病院に入院している患者は急性期を脱した後であるため、比較的状態が安定しており、変化もほとんどありませんでした。
そのため、緊急の入院やトランスもないため、残業につながる業務自体がなく定時上がりが可能でした。
「急性期病院を離れてゆっくり働きたい」「自分の時間を確保したい」と考えている看護師や育児など家庭の事情で残業が難しい看護師にはぴったりな職場だと思います。
看護師の体験事例
私が勤務した療養型病院(慢性期)の場合、患者が治癒して退院するという喜びは余り無く、どちらかと言えば、食事形態がおちた、ADLが低下したという場面をみることも多いです。
また、自宅には帰れず、他の病院へ転院することや、施設が決まるまでの療養入院という患者が入院していることも特徴的です。
そのため、日々の変化は本当に少なく、医療や処置という面から言えば刺激は少ないです。
介護業務が多く、介護士と連携が必要
慢性期では、寝たきりや、車いすに乗るにも介助が必要な患者も多く、介護的な業務も多いです。
そのため、看護師と介護士の人員配置を半々にしている病院も多く、夜勤は看護師1名と介護士1名ということも普通です。
それぞれの立場から対等な関係で連携をとる必要があり、介護士との連携がとれないと、日々の業務を行うことが難しくなることがあります。
急性期病院では、圧倒的に看護師数が多く、看護師がメインで働く職場という考え方でしたが、慢性期では介護士も多くなるため介護施設までとは言いませんが、連携が必須となります。
患者の在院日数が長い
例えば、急性期では合わない患者が入院していても、1ヶ月もすれば退院していきます。
しかし、慢性期では数ヶ月、場合によっては年単位の患者との関わりになることもあります。
そのため、合わない患者がいる場合には看護師にとって、とても長い期間に感じられます。
患者の病気に対する不安などの抱えているものに対する精神的ケアも慢性期で働く看護師の役割であり、関わりよって関係が改善していくこともあります。
看護師の体験事例
看護師の体験事例
慢性期病院は一般病院(一般病棟)よりも看護師1人に割り当てられる患者数が多く介助業務も多いため、看護師ひとりひとりの負担が大きかった印象です。
そのため、体力面で厳しく、勤務する病院やその日のメンバーによっては激務になることもありました。
慢性期病院で急変が少ないからといって、必ずしもゆっくり働ける環境にあるわけではありませんでした。
急変対応に慣れなくなる
慢性期の患者は、あまり急変がありません。
そのため、慢性期に看護師が慣れてしまうと、患者に急変が起こった場合、必要以上に緊張し、うまく動くことができない場合があります。
そのため、患者の急変対応が出来なくなることがデメリットと言えます。
また、慢性期から急性期に改めて転職する場合も苦労する可能性があります。
決して楽な仕事ではない
急性期に比べると、残業は少ない場合が多く、流れる時間もゆっくりとしたものではありますが、楽に働けると思っていると、考えていた以上に大変だと感じる可能性があります。
患者は高齢者が多く、介護度が高いことや、認知症症状のある患者も多いため、医療処置は少なくても、少ない看護師人数で、IVH管理、人工呼吸器管理、経管栄養、点滴処置等を行う必要があるからです。
また、勤務する慢性期病院によっては、看護師が病棟に1人しかいない時間帯もあります。
そのため、患者に急変など、なにかあった時には、大変だと感じることもあります。
看護師が慢性期病院へ転職するメリット
急性期病院と比較して、慢性期病院へ看護師転職するメリットを説明していきます。
患者一人一人と向き合え、じっくりと看護を展開できる
慢性期の患者は、状態が安定しているものの、医療処置が必要であり、病状の観察や指導が必要な患者が多く入院している傾向にあります。
また、在院日数も長い場合が多く、1年を超えて入院している患者もいるぐらいです。
そのため、看護師は急性期のように時間に追われる処置ではなく、リハビリ、介護、社会福祉士などと連携をとりながら、患者の今後を見据えたじっくりとした看護を行っていく必要があります。
急性期の時に感じた、
- こんな状態で自宅に帰して良かったのか
- あれもすればよかったと日々悩む
以上のこと無く、その人に合わせた必要な看護を展開する時間があることがメリットと言えます。
看護師の体験事例
看護師の体験事例
急性期病院のように患者の回転が早いわけではなく、同患者が1年以上入院していることがよくありました。
また、施設へ退院後に発熱等何かしらの理由で再入院することも少なくありませんでした。
そのため、患者と長期に渡りじっくり関わりを持ちながら経過を見守ることもできました。
これにより看護計画も各患者としっかり向き合った上で、患者にあったプランを組むことも可能で、ひとりひとりと向き合うことで観察能力も向上するので、急性期とはまた違った方法で自分の観察能力を伸ばすことへつながりました。
時間に追われずに仕事ができる
慢性期病院等で働く看護師は、もちろん暇で楽な仕事ではありませんが、急性期のような、分刻みの時間に追われるような働き方では無くなる場合が多くなることがメリットです。
慢性期の患者は、以下のような状態が多いと言えます。
- 患者が自宅へ帰るためのADLを維持向上
- 次の施設が決まるまでの療養入院
- 病院での看取りを希望された場合の最期の時を過ごす期間
看護師の仕事としては経管栄養や、点滴といった医療処置は多くありますが、点滴内容が日々変化するといったことは珍しく、決まった内容を同じ時間に行うことが多いと言えるでしょう。
家庭やプライベートと仕事が両立できる
慢性期の患者は急変が少なく、緊急で行う手術や処置もほとんどない場合が多いため、委員会などの業務がなければ、定時退社できることが可能です。
(勤務する慢性期病院によって違うため注意しましょう。)
働いている看護師も、小さい子供がいる人も多く在籍している傾向にあるため、子供や家庭に対する理解も得られやすいことがメリットです。
看護師の体験事例
看護師の体験事例
私が勤務している慢性期病院では、入院している患者は病状が比較的落ち着いている人が多く、職場の雰囲気も比較的穏やかでゆったりしていました。
既婚者であることや育児中でなかなか夜勤や残業ができない、という看護師にはぴったりだと感じました。
仕事を続けたくても家庭の事情があり、夜勤や残業が難しくなってくると看護師という仕事は続けづらいことも多いです。
そのため、家庭と仕事の両立をしやすい、という意味では慢性期病院は良い転職先ではないでしょうか。
今までの経験を生かして働ける
慢性期病院とは言っても病院であり、医療処置はその時にいる患者によって様々行う必要があり、患者の急変もあります。
そのため、様々な科の経験が豊富であると重宝されます。
看護師の体験事例
看護師の体験事例
慢性期病院では急性期病院のように目まぐるしい変化はなく、仕事内容はほぼ毎日同じでルーチン業務です。
そのため、一度急性期病院を経験している私は即戦力として重宝されました。
ある程度の経験があれば新しく覚える仕事内容も少ないため、業務の流れを覚えると即戦力としてバリバリ働くことができるのではないでしょうか。
覚えやすい仕事内容であるため、指導をしっかりしてもらえる病院であれば、新人看護師でも働きやすい職場だと感じます。
ブランクのある看護師も働きやすい
看護師として働いた経験があれば、その後看護師の仕事を何年か休んでいた場合でも、医療処置もゆっくりと思い出していける仕事です。
そのため、ブランクがある看護師でも急性期病院よりも働きやすいといえます。
また、業務に慣れてしまうとマンネリ化してしまいがちな分野ですが、褥瘡や皮膚・排泄ケアに関してスキルアップを目指せる職場でもあり、患者ひとりひとりと長期的に向き合いながら、経過をじっくり見つつ看護計画を立案していくことも可能です。
慢性期病院の求人が豊富な看護師転職サイト
慢性期病院では看護師中途採用を積極的に行っており、中途の看護師にとっては働きやすい環境が整っているところが多いと言えます。
しかし、
- 具体的に看護師はどういった仕事・業務を行っているのか
- 看護師の教育体制はどうなっているのか
- 職場の人間関係
などは、必ず確認した方が良いと言えます。
慢性期病院ごとに看護師が普段行っている業務は大きく異なっている場合があり、さらに中途だからと何も教えてくれない慢性期病院もあるためです。
そのため、看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)を利用して、病院の情報収集も含めて活用しておきましょう。
無料登録後に希望条件を伝えるだけで、求人を紹介してくれますが、紹介される求人数に限りもあるため、3サイト利用して比較することがコツです。
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対応 診療科目 | 内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科 |
対応配属先 | 病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡 |
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サイト名 | マイナビ看護師 |
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運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 58,927件 (2022年5月12日時点) |
非公開求人 | とても豊富(保有求人全体の約40%非公開) |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師、ケアマネジャー |
対応 雇用形態 | 正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他 |
対応 勤務形態 | 常勤(二交替制)、常勤(三交替制) 、夜勤なし、夜勤専従 |
対応施設 | 病院、クリニック・診療所、美容クリニック、施設、訪問看護ステーション、看護師資格・経験を活かせる一般企業、治験関連企業(CRA、CRCなど)、保育施設 、その他 |
対応 診療科目 | 美容外科、小児科、産科、婦人科(レディースクリニック)、整形外科、循環器内科、心療内科、消化器外科、心臓血管外科、スポーツ整形外科、脳神経外科、眼科、形成外科、消化器内科、歯科、精神科、血液内科、外科、内科、神経内科 |
対応配属先 | 病棟、外来、手術室、内視鏡室、ICU、透析、救急外来、訪問看護、管理職の仕事 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
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運営会社 | ディップ株式会社 |
公開求人数 | 94,324件 (2022年5月12日時点) |
非公開求人 | 豊富 |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師 |
対応 勤務形態 | 常勤、非常勤、日勤のみ、夜勤専従 |
対応施設 | 病院、クリニック、介護施設、デイサービス、訪問看護、企業その他 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
特徴 | ・非公開求人が豊富 ・希望条件に合う求人が見つかりやすい ・希望する病院 ・施設へ転職可能な逆指名転職がある |
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特に希望する慢性期病院への転職時には、必ず利用しておきましょう。
公式サイト:https://iryo-de-hatarako.net/
まとめ
慢性期病院は療養病床がある病院を指し、療養型病院とも呼ばれます。
「慢性期病院で働いている」と聞くと、ゆったり仕事をしている場面を想像する看護師が多いのではないでしょうか。
入院期間が短く、最長でも1か月前後の急性期患者がいる一般病床とは異なり、慢性期病院では入院期間が1年以上に渡ることも珍しくありません。
慢性期病院にいる患者は、急性期を脱した後病状が安定傾向にあるものの、在宅復帰が困難な状態であることから、長期にわたり経過観察や加療・治療が必要である患者になります。
患者層としては高齢者が多くみられます。
そのため、慢性期病院は独特の空気と時間が流れており、看護師の方によっては、向き・不向きがあるでしょう。
急性期病院で働いていると、目まぐるしい忙しさに、ふと疲れを感じ、もっと自分の時間が欲しいと思うことや、家庭と仕事の両立はできているのだろうかと考えてしまうことがあるかもしれません。
また、毎日処置に追われて患者と関わりを持てているのだろうか、自分が目指す看護の方向性はこれで良いのだろうかと思うこともあるでしょう。
忙しくないと言われる慢性期へ転職するほうが、自分らしく働けるのではと考える看護師も多いと思います。
性格の向き不向きもあれば、ライフステージの中で「仕事を第一におく時期」と「家庭を大事にしたい時期」にどのような働き方が向いているのか、ということもあり、看護師の働き方を考えて転職すると良いでしょう。