看護師転職の志望動機例文集

小児科へ転職する看護師の志望動機例文!ポイントも解説します

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看護師で子どもが好きな方は、一度は小児科クリニックや、小児科病棟がある病院、小児専門病院(こども病院)へ転職したいと思ったことがあると思います。

また、一度小児科を経験している看護師は、成人看護との違いから転職時も小児科を選択する場合も多いです。

以下では、小児科へ転職を考える看護師の方に向けて、他の診療科から転職する場合や小児科から小児専門病院へ転職する場合の志望動機例文とポイントを説明していきます。

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執筆・監修看護師
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他の診療科からの転職の場合

他の診療科から病院の小児科へ転職する場合の看護師の志望動機例文とポイントを以下で説明していきます。

看護経験が浅い場合の志望動機例文

【志望動機例文】

看護師資格取得後から整形外科に勤務しており、整形外科疾患のために入院する患児の看護に触れる機会がありました。

しかし、思うように患児に心を開いてもらうことはできず、小児看護の難しさと共に小児看護の必要性と魅力を感じました。

貴院には多くの診療科があり、日常的に小児科医だけでなくさまざまな診療科の医師が患児の治療に携わっていると伺いました。

貴院で小児看護を学ばせていただきながら、整形外科疾患を抱える患児の看護で、今までの経験も生かせると思い、志望いたしました。

ポイントを解説

小児科が未経験の場合、特に希望しなければ、転職で看護師が不足している病棟に配属されてしまう可能性もあります。

そのため、どうしても小児科でなければならない理由をしっかり伝えます(記載します)。

例えば、

  • いずれスキルアップを考えている
  • 有名な医師が在籍している
  • 在籍している小児科のスペシャリストに学びたい

など、面接官が納得するような理由をアピールしましょう。

看護歴10年以上の場合の志望動機例文

【志望動機例文】

現在は内科病棟に勤務しておりますが、過去には小児科外来の看護師をしていたことがあります。

しかし、1年前に娘が病気のため小児科に入院した際、私自身も看護師であり小児科の経験もありながら小児科の看護師に救われた経験があります。

成人と同じ内科疾患であっても、小児というだけで治療法や看護師の対応が違うことに対して看護の難しさを痛感いたしました。

また、外来では知り得なかった病棟での小児看護に興味を持つようになりました。

今後は、自らの看護師としての経験と知識の幅を広め、子どもを育てる親としてぜひ小児看護に貢献していきたく、貴院を志望いたしました。

ポイントを解説

看護歴が長ければ長いほど、経験を求められます。

そのため、小児看護に貢献したいことをアピールする必要があります。小児科の特徴を知った上で「だからこそ選んだ」というポイントを説明すると良いでしょう。

看護師転職キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザー

小児科に携わることが少しでもある場合は具体的なエピソードとして志望動機に入れることを心がけましょう。

キャリアアップの場合の志望動機例文

【志望動機例文】

私は将来助産師になりたいという夢があります。しかし、看護専門学校を卒業後は、実習先でもある付属の総合病院に就職し、慣れた恵まれた環境の中で5年間内科疾患の看護を学んでまいりました。

その中で、小さなお子さんのいるお母さんやお父さんの看護を担当させていただく機会もあり、その度に母性・小児看護を学びたいという思いが強くなっていきました。現在の勤務先には小児科や産婦人科がなく、悩んでいたところ貴院の母子周産期医療センターの存在を知りました。

周産期の看護は未経験であり、そこには辛さや厳しさもあると思いますが、貴院で学びながら、自分の力で新生児とその両親に心から寄り添える助産師を目指したいと思っております。長い道のりになるかもしれませんが、いずれは助産師になり貴院の周産期看護に貢献したく、志望させていただきました。

ポイント解説

  1. 自分自身が病院を選んだ理由
  2. 今までの看護師としての経歴やエピソード
  3. 自身が転職する理由(退職する理由)
  4. 貴院に転職を希望する理由

上記のように、説明する順番を整理すると、より相手に伝わりやすい内容になるでしょう。

退職理由は、転職したいと思った前向きな理由に変えることで、ネガティブな要因を消すことが可能です。

看護師転職キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザー

「なぜ今の職場では駄目なのか」「なぜ転職を希望する病院なら良いのか」など、面接官に分かるように記載する必要があります。

また、エピソードが一つでも入れば、志望動機として納得感があるものに仕上がります。

小児科から小児専門病院への転職の場合

以下では病院の小児科から小児専門病院へ転職する場合の看護師の志望動機例文とポイントを説明していきます。

病院の小児科から他の病院の小児科へ転職する方も是非参考にしておきましょう。

看護歴が浅い場合の志望動機例文

【志望動機例文】

私は、幼い頃事故に遭い救急搬送され長期間入院した経験から、将来は小児救急看護認定看護師の資格を取得したいと考えています。

しかし、卒業後に就職した病院には小児科がなく、少しでも小児救急看護認定看護師に近づくために、外科病棟で3年間学んできました。

小児看護に触れるのは実習以来ですが、外科看護で学んだ迅速、的確に判断する力と急性期看護、そして自らが幼い頃に経験した苦しさや不安な気持ちを今後活かしたいと思っております。

そして、小児救急看護のスキルを磨き、いずれは小児救急看護認定看護師として貴院に貢献したいと思い、志望いたしました。

ポイントを解説

幼い頃の自分自身や兄弟の病気の経験、エピソードとして入れることで、話に具体性が出ます。

また、経験が浅い場合は、将来は小児科でスキルアップしたいことをアピールするようにしましょう。

小児科でスキルアップするとしたら、例えば、

  • 助産師
  • 小児看護専門看護師
  • 小児救急看護認定看護師
  • などがあります。

そのような分野でスキルアップを目指すためには経験が必要です。その経験を積むために小児科の看護師として働きたいことをアピールするとよいでしょう。

看護師転職キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザー

スキルアップを目指していると言うことは簡単ですが、実現できるように「どうプランを立てているのか」「現在、目標達成のために何をしているのか」を具体的に示すことが重要です。

面接でも確認される可能性があるので、自分の言葉できちんと説明できるように準備しておきましょう。

子育てを行ったことがある場合の志望動機例文

【志望動機例文】

総合病院の小児科に10年間勤務し小児看護のスキルを磨いてまいりました。

小さな身体でつらい治療を乗り越え、数年後に立派に成長した姿を見せてくれる子どもたちに、私の方が元気や勇気をもらいました。

そして、自らも親となり子どもを通して大切なものと命の尊さを実感しております。

今後は、専門性の高い貴院にて、磨いてきた小児看護のスキルと子育ての経験を活かし、より患児や子を大切に思う親の気持ちに寄り添った看護を提供していきたいと思い、志望させていただきました。

ポイントを解説

子育てを経験したことで、子育ての大変さや親から子どもへの思い、子育てのノウハウなどを知っていることは、小児科看護に活かすことができるためアピールしていきましょう。

小児科は患児だけでなく患児の親と関わることがたくさんあります。

そのような場面でも親として子どもを思う気持ちがわかるからこそ、患児の親に寄り添った関わり方ができます。

履歴書・職務経歴書に強い転職サイト

>履歴書・職務経歴書に強い転職サイト

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「何から手を付けて良いか分からない、職務経歴書は必要?」と感じた場合は、是非利用しておきましょう。

添削やアドバイスとして、以下のことを看護師の転職が完了するまで完全無料で行ってくれます。

  • 履歴書や職務経歴書に誤りがないかチェック
  • 書類選考を通過するためのアドバイス・修正
  • 志望動機や退職理由など施設の方向性に合っているかチェック
  • 書き方のアドバイス
  • 職務経歴書のひな形・マニュアル提供等
  • 看護師の転職相談
  • 履歴書に基づく面接対策
  • 職務経歴書に基づく面接対策

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対応施設総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター
対応 診療科目内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科
対応配属先病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
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マイナビ看護師「丁寧なアドバイス!」

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対応職種正看護師、准看護師、助産師、保健師、ケアマネージャー
対応 雇用形態正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他
対応 勤務形態常勤(二交替制)、常勤(三交替制) 、夜勤なし、夜勤専従
対応施設病院、クリニック・診療所、美容クリニック、施設、訪問看護ステーション、看護師資格・経験を活かせる一般企業、治験関連企業(CRA、CRCなど)、保育施設 、その他
対応 診療科目美容外科、小児科、産科、婦人科(レディースクリニック)、整形外科、循環器内科、心療内科、消化器外科、心臓血管外科、スポーツ整形外科、脳神経外科、眼科、形成外科、消化器内科、歯科、精神科、血液内科、外科、内科、神経内科
対応配属先病棟、外来、手術室、内視鏡室、ICU、透析、救急外来、訪問看護、管理職の仕事
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
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関連リンク

看護師転職の応募書類
履歴書職務経歴書
職場別:志望動機例文集
クリニック検診(健診)センター
デイサービス訪問看護ステーション
介護老人保健施設
診療科別:志望動機例文集
整形外科小児科
精神科ICU(集中治療室)
救急病棟美容皮膚科
眼科手術室(オペ室)

志望動機例文集一覧へ

まとめ

地域によって多少異なりますが、小児科で働きたいという看護師は、他の診療科より多い傾向があります。

また、自宅の近くの病院では小児科の希望が通らず、わざわざ遠くまで通うことや、小児科が有名な病院の近くに引っ越ししたりする看護師もいます。

そのため、面接や履歴書で、他の看護師と差をつける必要があります。特に、「志望動機」は履歴書でも面接でも聞かれる重要な項目です。そのため、実のある内容になっているかどうか、具体的に説明できるように準備しておかなければなりません。

さらに人気のある小児科の病院は、なかなか看護師の求人が出ません。やっと求人が出たとしても、とても倍率が高いということが珍しくありません。そのため、小児科を希望しながらも、長い間他の診療科で働いている看護師も実在します。

小児科に転職を考える場合、看護師としての経歴も確かに必要かもしれませんが、それだけで採用の可否を決めるわけではありません。

小児科の看護師として働きたい思いをアピールできるのは面接と志望動機となり、だからこそ、強い思いを表せるようじっくり考えて書くようにしましょう。

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キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

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